周りがいくら何を言っても 僕はこの方角へ進んでいく
それは正しいと たしかにあのとき確信できたから
他人(ひと)の言うことなんてあてにならない
自分の心に感じられたことこそ 真に信頼のおける唯一のものだ
そんなことばかばかしくて誰もやらない?
リスクが大きすぎる?
だからやるのだ。
多くの人が通り きちんと舗装された道もある
だけど 今ある常識を壊したところには
思いもよらない新しい考え方がある
そこにあるものたちを見てみたい
それから改めてもう一度 自分が今まで生きてきた世間を見渡してみたい
何がどのように見えるのか 今は想像もつかない だから楽しい
人生の先輩達がこのようなことを聞いたなら
若い時分は・・・ とか
現実を知っていけば・・・ といった例の言葉を返してくれる人もいれば
何も言わずに見守ろうとしてくれる人もいるだろう
しかしどちらにしろ 僕に大した期待はかけられていない
僕が未来に持っている望みに比べると それは思ったよりも小さいことに気づく
そして僕は必ずかなえてみせると叫ぶ
しかし大人達は絶対という言葉には決して肯定できない
今まで様々な場所でいく億と繰り返されてきた
大きな二つの言葉の塊の傷つけあう音
そのどちらが正しいかなんて議論をする気はもちろんない
どちらも真実だ なんてことを言うのも少し恥ずかしくなってきた
とにかく僕はまだ何も経験していない
だから何も判断できない
自分も この世の中も まだ何も見えていない
まして自分をはめる枠なんてどうして作れると言うのか
世間はこんなものと悟るなんて 死んでもできないに違いない
貪欲にいこう
まだ見ぬものを自分から探しにいこう
全ての流れに逆らわず そこにあるものを吸収し続ける
自分のすることをいちいち周りに言い訳するために
虚像の人間を形作るのは 今の僕にとってあまり意味を持たない
これからとっていく一つ一つの行動の結果として
いつしか僕という人物が作り上げられていくことになる
こだわりなく真実だけを見つめて ほんとの自分のまま生きてゆければ
この信念は 自然に目に見える形となって現われてくるはずなんだ