おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

母親が病気です……グズグズ。

2007年11月28日 01時00分57秒 | ニュース・報告
 以前にも書いたでしょうか。僕の母親は、膠原病という病気にかかっています。もう病んでから10年経つ。
 最近は、飲み続けているプレドミンという薬の副作用で骨が骨粗鬆症(こつそそうしょう)になり、潰れて重い腰痛に悩まされています。
 本当に、悲痛な声で「痛い、痛い」と訴え、「もう我慢できない」と泣きます。
 加えて、神経症のような病気も抱えているようで、それがイライラを更につのらせているようです。
 もう、どうにもなりません。
 僕は、なるべく母の傍にいて、話をするようにしています。イライラのはけ口になるようにと思っています。
 なので、最近あまり皆さんのブログとかに顔を出せません。ごめんなさい。本当は皆さんの書く文章をたくさん読んで、言葉を交わしたいのです。けれどもそれができない。蝶子さんとかご無沙汰です。mukamukaさんも。よくコメントを寄せてくれるヴァッキーさんとおさかさんには、なんとかコメントつないでますが、本当はもっといろいろ書きたいし、読みたいのです。
 おさかさんがWAに投稿した短編(?)はいつになったら読めることやら…気長に待っていてくださいね。……というところでコメントつけました(WA参)。ヴァッキーさんのも、コマンタさんのも、ぎんなんさんのも、よっぱさんのも、いつか読みたいです。時間が許す限り。

 ただ、ちょっと昨日は時間があったので旨いものにコメントできる限りつけました。盛り上げたいし、本音は自分のにもコメントをつけて欲しい(笑)。また昼休みとか、のぞきに行きます。

   * * *

 父は仕事があるので、あまり母の面倒を遅くまでみれません。もともと言葉とか、不器用な人ですし。
 母はそれをわかっています。でもどこかで父に(自分を)気遣って欲しいと思っているような気がします。今日、「あんな言い方しなくても」みたいなことをちらりと漏らしました。泣きながら。
 本当は僕がやっている事を、父がやって欲しいと思っています。でも性格なんでしょうね。合理主義者?どうにもならないことには手をつけない、みたいな気持ちが見え隠れします。

 なので僕が代わりに母に付き添います。見てられない、聞いていられないから。何もせずにはおれないのです。なんで父は無視できるのか、あんなに騒いでいるのに。でも父にも父なりの葛藤があるのだと思っています。母が許すというのだから、僕も許します。それ以上僕には何もできません。父がいなければ、毎朝早く、会社に行かなければ、僕たち家族は生活することもできないのですから。

 僕も明日は、本当は6時起床です。こんなことをしていないで、早く寝るべきなのですが、どうしても記しておきたいという欲求が勝って、いまこの文章を書いています。
 答えが欲しいのではありません。今を生きたいのです。交わりたいのです。濃く、強く。

 おやすみなさい。もう寝ます。明日は朝風呂。こーひーすすりながらラジオ聴きながら、ゆったりと入ります。
 もちろん、6時に本当に起きれればの話ですが。では。

…サンキュ。

2007年11月26日 22時29分57秒 | 文章塾
 この文章は、第20回心のダンス文章塾、特別企画「旨いもの賞」によせたものを、800字の制限を設けずに書き直したものです。といっても、最後の部分に少し加筆しただけですが。

 オリジナルはこちらをどうぞ。



 やっぱりな
 私はそう思いながら、Tさんに握手の手を差し出した。
 その時の Tさんの手のしわが記憶に残った

 私は、某商社のシステム部で働いている派遣社員の1年生。
 同じ部署の先輩に、TさんとKさんがいる。
 2人とも40歳くらい
 いつもこのお2人に優しく面倒を見てもらってる私。
 Kさんは女性
 丁寧な言葉遣い 優しい物腰 明るい、みんなを元気にさせてくれるその声。
 女の私にも、彼女の魅力はよくわかる。
 男性Tさん
 話しかけてくる人には誰でも優しく応対
 でも
 自分から話しかけることはほとんどしない。
 ところが、K女史だけには なにかと明るく声を掛ける
 不器用なひと。
 私は
 その意味をわかってるつもり。
 付き合ったりしないのだろうか?
 2人とも独身だと聞いている
 枯れかけた花に水はやらないのだろうか
 もう うんざりなのか

 昼休み 思い切ってTさんを誘ってみた。
 珈琲が美味しいと評判の喫茶店
 木製の看板に彫ってある店の名前
 Tさんが先に入る 扉を開けるとカランとベルが鳴る
 ここは、Tさんお気に入りのお店
 ここの珈琲飲んでみなよと、私に薦めてくれた。
 いつもファーストフードか、チェーンの珈琲ショップでお昼をすます私。
 注文し、出てきたランチを食べる
 パスタおいしい
 食べたあと
 テーブルの上に残っているもの
 Tさんはアメリカンをブラックで。
 わたしはアイスカフェオレ。
 もう子供じゃないんだから
 私は、Tさんのことが好き。
 歳は20も離れてるけれど、うらびれた感じ、背中の哀愁がたまらない。
 私は告げた

私「つきあってもらえませんか?」

 刹那 空気が固まる
 指1本動かせない
 私はTさんの顔を見られなかった
 でも
 無理して一瞬だけ
 チラッと見た。
 空虚な表情に見えた
 あの哀愁が漂っていた

Tさん「ごめん」
私「えっ」
Tさん「……」
私「……」
Tさん「私は、……何ていうか……」

 その先の言葉を私は知っている。

私「もう、いいです」
Tさん「ごめんな、付き合えない」
私「いいですってば」

 やっぱり。私は泣いていた。
 でも、涙を拭いて、
 悲しくなりたくないから、
 私は立ち上がって左手を差し出した。

私「…サンキュウ…です」

 サンキュ。先輩! 先輩も頑張んな!

こころのダンス文章塾第20回特別企画お題:「旨いもの」投稿作品『ねえ、マスター♪』

2007年11月25日 15時19分21秒 | 文章塾
 今日は、マスターの喫茶店が開いてから四半世紀が経つ記念日だ。
 私は開店当時からこの店に通い続けている。
「お前は高校生だってのにここに入り浸ってな」
 私は笑う。ここで出逢った少女と、私は結婚した。そして娘が生まれた。
 まさかその娘がマスターの息子に盗られるとは思わなかったが。
 今度はマスターが笑った。今、2人で昔を語り合っている。
 そういえばマスターの息子さん、インターハイで3位になったこともあったな。
 マスターはハンドルを回し、コーヒー豆を挽いている。今時手動である。
『機械に任せてたら人間駄目になっちまう』
 いつだったかマスターがそう呟いていた。よく覚えている。
 確かに人間は、色々なことが便利になった為に、見失っているものも多いのかも知れない。
 マスターに、この旨いコーヒーを淹れる秘訣を訊いたことがある。
『伸一の奴も昔一度そんなことを訊いたな…』
 マスターはそんな事を言い、はぐらかしてキチンとした答を教えてくれなかった。
 今日、再チャレンジをしてみた。
「…自分の手を汚さなきゃいかんのだよ。今はやれパソコンだ、マシンだと自分の頭と体を使わない。それじゃ元気にやっていけんのだよ」
 私は笑った。思い当たる節があったのだ。いや、今の人なら皆私と同じ感想を持つのではないか。
「御宅の娘がホームページ?にうちの店の宣伝をするって。ワシは断ったよ。伸一も同じ意見だったね。あいつは根っこでワシの気持ちが分かってる」
 私はまた笑った。
「地道に、人の手でやるのが一番なのだよ」
 そういえば娘夫婦は?
「今日は夕方に顔を出すって。そろそろ来るだろ」
「こんちゃ」
「今日は…あれお父さん来てたんだ」
 噂をすれば。
「ウチの大常連」
 マスターが笑う。今日来ないわけがない。
「お義父さん、プレゼント」
「え?」
「この携帯の画面見て下さい。お店のホームページ作ったんですよ」
「だから美樹さん…」
「俺も今日知ったんだよ」

 けれど、マスターは笑顔だった。



 第20回文章塾特別企画、お題「「旨いもの」で思い浮かぶ文章」への投稿作品です。
 この作品に対する、文章塾塾生の皆さんからのコメント、僕のそれに対する返信のコメントは、こちらから。

第20回文章塾投稿作品『俺は挽いたコーヒー豆の上に尻餅をついた』

2007年11月24日 17時57分17秒 | 文章塾
 コーヒーの巧い淹れ方なんて口で言ってもわからないよ。
 俺は事ある毎に口に出して唱えたね。

「俺は美味いコーヒーを客に出す」

 ってね。


「ふーん」
「なんで今そんなこと聞くんだよ?ほら練習だろ?とっとと行ってこい」
「わかってるよ」
 気が乗らない。幾ら練習しても記録が伸びないから。掴みかけた「コツ」がどっかいっちゃった。

「伸!遅せーぞ!遅刻だぞ!」
「うるせーな、わかってるよ!――痛アッ!美樹、何すんだよ!」
「わかってるなら走って来い」
「うっせーな、わかってるよ」
「それ口癖?」
「どこが?」
「…あんた陸上部一のホープなんだから自覚しなさい」
「えっ?あー……」
「本気にしてやんの!あんたなんかビリがお似合ーい。ぺっぺっ」
「うっせ!殴るぞ!」
「こわ~」
「仲の良いこったな」
「わっビックリした。部長!」
「伸一、早く準備しろ。今日から特訓だって言ったろ」
「ハイ、スミマセン」

 だから来たくなかったんだ。特訓?そんな事したって俺の記録は伸びないよ。

 もう限界なのかも知れない。

『…パンパン!』

 両の頬っぺたを叩いた。陸上を始めて4年、幅跳びになって1年、腐っちゃ情けないだろ。

(でも、どうしたら今以上力がつくのか?)

 わからねえ。そういえば親父の言葉、

(俺は事ある毎に口に出して唱えたね)

 思い出しちまった。
 俺、なんであんなこと親父に訊いたんだろう。
 口に出して唱える――

『俺はあと少しでも遠くへ跳びたい』

 その言葉を呟きながら、3週間、俺は特訓を受けた。


「今日で結果が出なかったら、お前をレギュラーから降ろす」
 ――わかってるよ。
 確信ではない。俺の中で何かが変わった気がする。自信か?今もベクトルは向っている。
 その答えはもうすぐ出るだろう。

 走り出す。あっ…ほら、もう何かが違う。
 踏切までが長く感じる。スピードに乗る風に乗る。
 跳んだ。
 景色が流れる。美樹の姿も――
 そして茶色い粉を飛び散らして着地する。

 一瞬、鼻先を親父の香りが掠めた気がした。



 第20回文章塾――お題「「珈琲の香り」で思い浮かぶ文章」――への投稿作品です。
 この作品に対する、文章塾塾生の皆さんからのコメント、僕のそれに対する返信のコメントは、こちらから。

久しぶりの投稿なのに風邪です。。。グズグズ

2007年11月09日 14時37分00秒 | 日々つれづれ
 会社を早退しました。
 寒気がする。
 午前中、寒気くらい何か腹に入れれば治るさっ、と思い、親子丼を食べたら、吐き気をもよおしました。無理はするもんじゃない。
 流行りのインフルエンザじゃなきゃいいけど……

 葛根湯を飲み、寝る準備。葛根湯って食間の服用だったのね、昼食べちゃったよ、さらにたこ焼きひとパックも。それでも飲んだ、葛根湯。

 せっかく時間がとれたので、布団にくるまりながら、文章塾のコメントを書こう。まだ10作品くらい付けてない。

 そうしよう。