団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

仕事と人間関係について思うこと

2022年06月20日 | 人間関係

仕事というのは生活の手段、そういうふうに割り切って考える人

もいるだろうし、仕事そのものが生きがいという人もいるだろう、

一度しかない人生だから、できるだけ自分にふさわしい仕事を選

びたいと誰もが思っている。

 

ただ企業の目標は利益の追求である、その目的のために十人十色

の人間が集まる集団、時間的に制約も多い、中には相性の悪い人

間もいる、そういう時は生活のためと割り切り付き合うしかない

場合もある。

 

それでも仕事の達成感が支えになるときがある、そして職場とい

うのは仕事だけでなく人間関係を学ぶ場所でもある、なぜかとい

うと職場での悩みの多くは私の経験では人間関係だと言ってもい

い、それだけ仕事のなかで人間関係は大切だと思っている。

 

 

 


ただ人がいる場所にいたいと思うとき

2022年06月18日 | 人間関係

齢を重ねるにしたがって人との関わりが増えていくものである、

そんな人の中に会うと元気になる、気分が上がる、無理に話そ

うとしなくても場がもつ、いわゆるウマがあう人がいる。

 

その人といると気がつかなかった自分の感情、願望が引き出さ

れる居心地のいい友人、それでも人との関係は流動的でいつの

まにか疎遠になってしまった、今はコロナ禍もあり、ほとんど

人と会うこともなくなった

 

それでも時々人とつながっていたいと思うときがある、魂にふ

れあいたい、誰かと話したいというわけではない、雑踏の中で

耳にする人々のさりげない会話をきくだけでもいい、ただ人が

る場所にいたい、そんなことを思う時がある。


みんな仲良くという幻想は捨てたほうがいい

2022年04月27日 | 人間関係

多くの人は身近な人との親しいつながりが大事だと思っている、

だから友人や同僚との関係を壊さないように神経が磨り減るく

らい人づきあいに気を使う、その結果大事なはずの相手との関

係を重苦しく感じるという矛盾した意識が生まれる。

 

これは社会学者の菅野仁氏(1960~2016)の著書「友

だち幻想」のなかの言葉である、いわゆる同調圧力である、そ

の原点が小学校に上がる頃に誰もが耳にした「一年生になった

ら友だち百人できるかな」という歌で、友だちをたくさんつく

ることが望ましいと刷り込まれた人は多いはず、学校はみんな

仲良く、みんなでひとつだという友だち幻想が強調される場所

になってる。

 

しかし菅野氏が指摘するようにみんな仲良くの重圧から解放さ

れない限り、60代、70代の高齢者になっても人付き合いの

悩みは続くものである、そう考えると友人や同僚に誘われても

気がすすまなければ断る勇気も必要だし、みんな仲良くという

幻想は捨てたほうがいい。

 


人間関係における言葉は大切

2022年03月03日 | 人間関係

人間同士が親しくなるには学校、職場、サークル、近所、色ん

な場面がある、そこで好感の持てる人、好感の持てない人がい

るものだが、第一印象が悪いと当然好感はもてない、逆に第一

印象がよければ相手とすぐに打ち解ける、この感覚は容貌、雰

囲気もあるだろうが、やはり言葉だと思う。

 

はじめは全く知らない同士、それがつきあいが深くなると一身

同体のようになる、これは言葉を使ってお互い理解を深めた結

果だろう、人間は唯一言葉を使う動物である、そこが犬や猫等

他の動物と違うところである。

 

人間関係は言葉を通しての関係、親しくなるには言葉が大切、

ちょっとしたひと言で人間関係が深まりひとりの人生を変える

ことがある一方ちょっとしたひと言で友情が一瞬で壊れること

だってある、それだけ人間関係は難しいだけに言葉を大切にし

たいものである。


相手の身になって考えるということ

2022年03月01日 | 人間関係

相手の身になって考える、日常生活の中で、人生の色んな局面

で遭遇する問題である、相手の身になって考えるということは

長い人生のなかで誰もが経験することかもしれない。

 

その時に大切なことは想像力、他人の心を想像する力があるか、

相手が寂しいのか、悲しいのか、それに気づくのがその人の想

像力、人を理解するのは会話が必要だが会話があってもわから

ないことがある、そんなときこそ想像することで理解するしか

ない。

 

人から悩みを打ち明けられとき、もし自分が相手の立場だった

らどう感じてどう対応するか、他人の苦しみを自分のものとし

て想像すること、それが相手の身になって考えることだと思っ

ている。


人とのつながりは変化した!?

2022年02月27日 | 人間関係

私が今のマンションに住んで18年、言葉を交わす人はいるけ

れどほとんどが挨拶程度である、マンションの大規模修繕のと

きに理事会の役員を3年ほど務めた、その時は7名が毎月会合

があったけどそれぞれの職業や家族構成もわからないまま終わ

った、希薄かもしれないが、そこがマンション住まいのいいと

ころかもしれない。

 

私が小学生の頃は近所でも井戸端会議が盛んで母親たちが集ま

ってワイワイ賑やかで、それぞれの家庭の状況もオープンだっ

た、醤油が足りなければ隣に借りにいったり、冠婚葬祭があれ

ば手伝いにいったり、つながりは今より強固なものだった、た

だなかには同調圧力が鬱陶しいと思ってた人もいたかもしれな

いが懐かしい昭和の時代であった。

 

今はSNSやメールが人とのつながりや個人の考えや欲望も明ら

かに変えてしまった、知らないことがあれば人に聞かなくても

ネットで検索すれば十分、また昔は日記を書いてたがそれはあ

くまでも自分のためだった、ツイッターやブログはネッ上の

日記であるが書いた途端に拡散し誰かの目にとまる、とまるこ

とを想定して書いている、今はリアルな世界とは別なつながり

があり、昔とはだいぶ変化したといえるかもしれない


誰もが多くの顔を持って生きている

2022年02月09日 | 人間関係

誰もが多くの顔を持っている、友人と会う時の顔、職場での顔、

家庭での顔、それぞれ違うものである、利害関係が絡めばさら

誰もが違った顔を見せる、それは自分の存在を認めてもらい

たい、注目して欲しい、さまざまな思惑が働く。

 

時には心にもない言動でそれぞれの場所で不愉快な妥協をした

り、なにかを犠牲にしたりしながら生きる術を身につけていく

のが大人の社会である。

 

世間では、あの人はうらおもてのない人と賞賛するがうらおも

のない人間なんているのだろうか、人間関係の距離感が近く

なればなるほど気がつくことがあるものだ、やさしい人にも残

酷な一面があり、上品な人にも世俗的な顔が隠れてたりと心に

闇を少なからず抱えてるのが人間である。

 

弱さ、狡さ、愚かさ、怖さ等多面性を抱えて生きている、人間

の本質とはそういうものである、それだけ人間関係はむつかし

い、だからこそ適度な距離間が大切だと私は思っている。

 


人間交際術の真実

2022年01月24日 | 人間関係

「人にあまり親切にするのも考えもの、たった一度要求を断っ

なら、たちまちそれまで受けた数えきれない恩を忘れてしま

ものだ、また人にものを頼んだり人の世話になったりする機

はできるだけ少なくしておきなさい、お返しを要求しない超

とした人など、ほとんどお目にかかれません、遅かれ早かれ

大きな見返りを要求されます」

 

さらに「個人的なもめごとに人を巻き込んではいけません、誰

と敵対関係にある時、知り合いに自分の味方をして欲しいと

むのはよしましょう、絶えず人の立場になって想像力を働か

もし自分がこんな要求をされたらこんな扱いを受けたら、

んな面倒を押し付けられたらということを考えましょう、も

ごとは自分で解決するべきです」

 

これはアドルフ・F.V.ク二ッゲの「人間交際術」の一文である、

ずっと助けてきたのに一度断っただけで極端な話、態度を豹変

する、人間というのは世話になったことはすぐに忘れるが、世

話したことや何かを断られたら一生覚えてる、そういう意味で

は人間は身勝手な一面を持ってるといえるのかもしれない、そ

していい人願望を捨てないとなかなか断ることも難しいし、だ

から間関係は適度な距離感が必要、人間交際術のポイントと

いえることである。


友だちはいたほうがいいけれど

2022年01月06日 | 人間関係

この1年間はほとんど人と会っていない、かといって人が恋しく

なることもなかった、自宅には家族がいるので日常の会話は普通

だったし、決して鬱になることもなく過ごしてきた、だから誰か

に会いたいと思ったことはなかった。

 

決して人間嫌いになったわけではないが、人と会わなくてもよい

というこの状態が快適というほどではないが居心地がいいことは

確かである、今は便利な世の中でパソコンやTVなどひとりで楽し

めるものがあるので人と会わなくても退屈することはない。

 

日々、人間関係は変化するもの、永続的に保証された友人関係な

どないものである、確かに友だちはいたほうがいい、かといって

いなくても生きて行ける、心理的負担になるような友だちならい

らないと思っている。

 

 


人間関係はいつの時代も難しい

2021年12月15日 | 人間関係

私たちは家庭や学校、会社、地域社会などで自分以外の個性と

協調しながら生きていかなければならない、しかしこの他人と

協調して生きるということは、なかなか難しい。

 

その社会の中で必ず嫌な人間がいるものである、自分の歯車と

噛み合わない、ぶつかることもある、努力しようとするが人間

関係は努力だけではよくならない、長い人生のなかで対立、疎

遠は日常どこにでもあることである。

 

努力しても無駄だとわかったときは怒りを相手にぶつける、い

わゆる喧嘩である、もしくは喧嘩してもしょうがないなら我慢

する、もしくは相手から離れる、人それぞれである、怒りのな

かには困惑、驚き、失望、いろんな感情が渦巻いてる、さらに

利害関係が絡めばややこしい、人間関係はいつの時代も難しい

ものである。