団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人生の疲労は年齢に関係ない

2021年08月31日 | 生き方

会社というこれまでの人生の大部分を占めていたものから離れて

社会との接点がなくなると喪失感を覚える、私自身定年退職で失

ったものとして仕事、給料、ボーナス、肩書、達成感、連帯感な

どがある。

 

その反面定年後は誰にも縛られず一日24時間好きなように使え

る、気の向かない人と無理してつきあわなくていい、混まない平

日に好きなところに行けるという利点がある、しかし自分自身の

選択が要求されるのも定年後である、だから時間をいかに使うか

によって快適か不快かの分かれ道になることも確かである。

 

 

定年後の喪失感や孤独感は未知の体験だけに自分のペースをつか

むまで結構時間はかかるものである、私の場合4年の年月を要し

たような気がする、やはり生きている限りすべての悩みから解放

されることはない、悩みは生きている証であると自分に言い聞か

せている。

 

 

いまだに孤独感を時々感じることはあるがこれは現役世代でも同

じこと、それでも孤独感を振り払うには好奇心を持つこと、これ

が生きるエネルギーになる。人生の疲労は年齢に関係ないという

言葉があるように好奇心と向上心を大切に生きていきたい。