団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

世間に生きているということは

2022年07月08日 | 生き方

世間というのは自分と現在、または将来関係のある人たち、具

体的には学校のクラスメートや地域のサークルの人、職場の同

僚や上司、親しい近所の人たちである、社会となると自分と現

在、または将来何の関係もない人たち、例えば道ですれちがっ

た人たちである。

 

劇作家で演出家の鴻上尚史氏は日本は世間と社会のふたつの世

界によって成立しているという、日本人は基本的に世間に生き

ている、世間に生きている人とは普通に話す、でも知らない人

にはあまり声をかけられない、それは社会に生きている人たち

だから、それが平均的な日本人、ところが外国には世間はない、

社会しかない、自分が知ってる人たちと知らない人たちを分け

ない。

 

世間に生きることは安心することだが同時に色んなルールに縛

られる、そう意味では私などは会社がたったひとつの世間だっ

たかもしれない、定年退職して世間が大きく減少した、今では

住んでるマンションの住民の一部、病院、床屋、よく行くラン

チの店の人等限定されてる、しかしたとえ世間が狭くなったと

しても世間に生きていることには変わりはない。