団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢世帯の平均貯蓄額の実態は

2024年05月23日 | 老後の生き方

現在高齢者の人口は3623万人、就業数は912万人、就業率

25.1%と過去最高の就業率である、年々働く高齢者が増えて

るのが実態である。

 

そして高齢世帯の平均貯蓄額は約2000万円、一方3割の世帯

が貯蓄額0である、中央値(貯蓄額の低い世帯から高い世帯へ順

番に並べたときに丁度中央に位置する世帯の値)を調べてみると

1100万円であった。

 

貯蓄は現在高い貯蓄額の高い世帯によって引き上げられる、ひと

握りの富裕層が全体の数字をおしあげている、だから信憑性があ

るのは平均よりも中央値と言えるが実態はもっと低いのではと思

う、世帯の収入分布や貯蓄は不平等であり、パレードの法則(8

0対20の法則で全体の20%の人が80%のお金を持っている

ということ)に従っている、貧富の差の拡大、格差社会と叫ばれ

る今日この頃、このままだと金持ちはますます金持ち貧乏人はま

すます貧乏人になりやすいといえる。