団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

2024年・去年今年貫き棒の如きもの

2024年12月31日 | 老後の生き方

     去年今年貫き棒の如きもの

 

これは明治大正昭和の3代にわたる俳人、作家の高浜虚子の俳句

である、去年今年(こぞことし)とは大晦日の夜を境に去年と今

年が入れ替わっていくことを表すと言われてる。

 

この句の解釈は時の流れに区切りを付けて人は生きている、しか

し時というものは過去現在未来を通して貫く一本の棒のように連

続してるものだ、だから新年になるとすべてが変わり好転すると

いうわけではない、人生はそんなに甘くないよと言ってる感じが

する。

 

誰もが悩みを抱えているが人それぞれ違う、難病を抱え苦しんで

る人、事業の先行きに不安を抱えてる人、人間関係の悩みを抱え

てる人、親の介護で日々つらい思いをしてる人、人生は甘くない

かもしれない、それでも未来はわからない、時の流れを大切に明

日に希望を持って歩きたいものだ。