婦人公論の特集「女の悩みの処方箋」のなかの読者アンケートで
平均年齢64歳のシニア女性を対象にした「いまあなたが悩んで
いることを教えて」という興味深い記事が掲載されていた、1位
から5位までの悩みと具体例をみると妻、母、子、嫁などさまざ
まな立場で悩みを抱えており、悩みがひとつではない、まさにシ
ニア女性の心の叫びを感じる内容である。
そして悩みの相談相手は友人、夫、子供、気分転換は友人とのお
しゃべり(愚痴)、読書、美味しいものを食べるという回答の順
になってるのもわかるような気がする。
1位 自分の体調
2位 介護
3位 気持ちの落ち込み
4位 夫婦の関係
5位 家族の体に不調
■ 義父と母を立て続けに見送り肩の荷が下りた矢先、今度は自分
の体調がすぐれず病院通いの日々、ようやく自由になれたと思っ
たのに(71歳主婦)
■ 2年以上家庭内別居中の夫がいまだ毎日のように私にいやがら
せをしてくる、娘は私たち夫婦の不和が原因で精神的に病んでし
まいこのままでは私もうつ病になりそう(62歳パート)
■ 夫が認知症、介護施設に預けているが月平均23万円もかかり
出費がかさんで大変!(84歳主婦)
そしてこんな質問が最後にありました
「願いが叶う絵馬があるとしたら何を書きますか?」
■ポックリ寺があるなら参拝したい、嫁の世話には絶対なりたくない
ので
(69歳無職)
■ 夫の病気がうそであってほしい、ずっと一緒にいさせてください
(66歳主婦)
■ すぐにでもおひとりさまになれる経済力がほしい
(58歳主婦)