団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人生には何ひとつ無駄なものはないと思いたい

2020年01月25日 | 生き方

「感謝の気持ちでいっぱい」昨年2月17日に退院を明らかにし

池江璃花子さん、公式サイトに掲載したメッセージ「応援して

ださった方々や関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちで

っぱいです、オリンピックを目前に大好きなプールを離れ失っ

ものが多いのではと思った方もいらっしゃると思いますが、私

病気になったからこそわかること、考えさせられること、学ん

ことが本当にたくさんありました」

 

オリンピックを目指し、日本中の期待を背負って練習に励んでた

充実の日々から一転、病魔が襲い、失意の日々、今まで当然のよ

うに過ごした生活、どんなに幸福の象徴のようにみえたことでし

ょう。

 

 

病室のなかで自分とむきあい、あらためて人生について悩み、

がん剤治療で苦しんだ時「大丈夫、大丈夫、いつか終わる」と自

分を励まし続けたという、メッセージの全文を読むと闘病生活で

苦しんだ作家の遠藤周作氏の「人生には何ひとつ無駄なものはな

い」と言うフレーズに、なぜか重なるものを感じた。