団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老年期と思春期の一体どこに違いがあるのだろうか?

2023年10月05日 | 老後の生き方

若い頃は老いるにしたがって人は色んなことが楽になるに違い

ないと思ってた、のどかな春の日の午後、公園のベンチにす

り、ぼんやりと遠くを眺めている老人は皆、人生を超越し、

観しているのだろうと信じていた、これは作家小池真理子氏

最近のエッセイで語った言葉である。

 

そして感情が和らぎ、物静かなあきらめが心身を解放し、人生

は総じて優しい夕暮れの光のようなヴェールに包まれているの

ろうと、だがそれは、とんでもない誤解であった、老年期と

春期の一体どこに違いがあるのだろうか?という言葉が興味

い、なぜなら私自身もそう思ってるからだ。

 

老年期の落ち着きはほとんどの場合、みせかけのものにすぎず、

たいていの人は心の中で思春期だったころと変わらぬどうにも

しかたない感受性と日々闘って生きていると結んでるが同世代

として共感できる。