言葉というのは人間同士がむすびつくための素晴らしい工夫と
いわれてる、そして言葉はどんな局面でどんな思いで使うのか
それがすべてである。
丁寧な言葉遣いがかえって空々しく響くことがあるし、乱暴な
言葉が迫力となって相手の胸に迫ることがあるものである、そ
う考えると言葉には人の心を動かす力があるといえる。
映画のワンシーンのセリフ、新聞のコラムや本のワンフレーズ、
ブログの中の何気ない一言が心に響くことがある、そのことが
暮らしの中にささやかな喜びや充実をもたらす、時には生きる
力、生きる支えになる、そういう瞬間こそ私にとって言葉は宝
物と思う時である