他人から全く理解されなくても自分ひとりで熱中できてひとりで
楽しむことができるものを持ってることは心強い、いわゆる自分
だけの世界、自分だけの価値観を持っことは安心感につながる。
私が若い頃はいつでも本や音楽が身辺にあった、私に影響を与え
た本や音楽、それが出発点だった、いまだに自分にとってのより
どころである、ささやかな自分だけの世界、半世紀たっても変わ
らない宝物である。
読みたくなる本と聴きたくなる曲があるだけで日々の景色が大き
く変わるものである、自分だけの世界を持てたときの安心感があ
ってはじめて自分を取り戻し、人間らしくなれると信じている。