婦人公論の特集で家庭における「定年」主婦業に定年は必要?つ
くるなら何歳?について読者アンケートをとったところ約半数の
53%の主婦が必要という回答があった、そしてそれぞれの声を
集めてみた。
■まるで夫や子供のお手伝いさん、洗濯物の数のハンパなさは嫌
がらせかと思うほど(50歳・主婦)
■共稼ぎなのに家事負担は私が多い(56歳・販売正社員)
■きれいにしたトイレをすぐ汚され、やってもやってもキリがな
いように思える(50歳・主婦)
■家事、仕事、性生活、すべて夫に合わせているようでおもしろ
くない、「ありがとう」の一言があれば頑張れるのに。
(54歳・製造パート)
■在職中、日中は男性と同等の仕事、帰宅して家事と二人分の仕
事をしていると舅に愚痴ったら「女の宿命だ」と言われた。
(71歳・無職)
■母親業は一生続くけど、主婦業は夫の定年時に卒業でいいと思
う(50歳・ガス検針員)
定年後の夫婦は一緒にいる時間が多い、今までどうりの夫婦間の
役割分担では妻に不満がでるのは明白である、実際夫婦のどちら
かが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害してしまうものであ
る。
やはり根底ではささえあい、役割分担の見直しが必要になる、家
事の分担、掃除、洗濯、料理、買い物、いわゆる協同作業が夫婦
間の風通しがよくなることは間違いない。
そして互いの行動に干渉せず、束縛せず、またされず、価値観を
押し付けず、相手の存在を共に生活する伴侶と認める、難しいけ
れど老後は特に大切なことだと思う。