団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人の心は深くて複雑なもの

2021年08月21日 | 生き方

人の心の中はわからない、自分の心の中でさえわからない時が

あるくらいだから人の心なんてそう簡単にわかるはずがない、

実際どんなに長く一緒にいてもお互いすべてわかりあえるこ

などない、だから人間関係はむつかしくもあり楽しくもある

のかもしれない。

 

例えば酒を飲んで酔って自分を見失う、同席した人に絡んで暴

言を吐いたりした人が翌日全く覚えてない、普段はおとなしく

紳士的な人なのにということはよくある話である、しかし

人の心の中は紳士的な面も酔って暴言を吐いたのもその人

のもの、もしかしたら酔った状態が本質かもしれない。

 

人の心はそんな簡単にわかるものでないことが酒の席だけでな

人生の色んな局面で遭遇することがあるものだ、もっと深く

て複雑なものだと思う。


楽な人生などないと思う時

2021年08月20日 | 生き方

ひとつの悩みが消えて荷が少し軽くなったと思ったとたん、さら

重い荷物が肩にのしかかることがある、順風満帆の人生などな

いと痛感する。

 

疲労困媒し、厭世的になり、このまま消えてしまいたいと思う瞬

間が、長い人生のなかで誰にでもあるような気がする。

 

んなとき「楽な人生などない」人間生きることが仕事、いいこ

ってあるさ、つらいこともそんなに続くものではないという

思いで私は今まで生きてきたしこれからも生きていくだろう。

 


人間は誰でも嫉妬するけれど

2021年08月19日 | 生き方

なんであの人が自分より評価されるのか、自分のほうが優れてる

のになぜ?いわゆる嫉妬心、人間誰でも嫉妬する、こどもから老

人までみんな嫉妬する、嫉妬心を少しも持たず、友人の成功を喜

ぶ強い性格の持ち主は皆無かもしれない。

 

私たちが経験する嫉妬心は不特定多数の他者でなく身近な人間に

してである、学生であれば同級生、サークルの人間、サラリー

マンであれば同僚、同期、主婦であればママ友などである。

 

嫉妬は感情であり、自然に湧き上がってくるものなので頭でやめ

ようと考えても抑えられないのが嫉妬、なぜ嫉妬するかというと

他人と比較するから、人と比較するのをやめると生きるのが楽に

なるといわれるけどそう簡単なことではない。

 

もし誰かに嫉妬したらその場を離れる、その人とできるだけ離れ

る、離れることができなくてもいずれ時間が解決してくれること

間違いないと思っている。


厚生年金未加入者200万人

2021年08月18日 | 年金

会社員、勤め人の老後の生活を支える厚生年金、株式会社などす

ての法人事業所、または従業員が常時5人以上いる個人事業所

+本人が週30時間以上働いてることが条件であるが厚生年金未

加入者が200万人もいる(20代→71万人、30代→50万

人、40代→44万人、50代→35万人)

 

 

年金事務所300ヵ所では加入逃れの疑いのある全国約79万事

所を調査し加入指導を重点的にする方向になっている、例えば

男性サラリーマンで年収514万円の場合、本人が負担する保険

料は厚生年金で月3万9千円(業所負担も3万9千円)未加入な

給与から天引きされない。

 

 

国民年金だと自分で加入した場合、現在月16,610円、

保険料の差を従業員に厚生年金に入らないことを正当化る事

業主がいるという、しかし、先ほどの男性サラリーマンの合、

将来厚生年金を15万6千円受給できるが、厚生年金未加で国

民年金みだと40年間納めて6万5千円である。

 

 

厚生年金未加入の40代、50代で79万人、目前に迫ってる老

を考えると非常に厳しい現実が待ってることになる、また事業

所も保険料負担の重さで存続を危ぶまれる会社が出ることも懸念

されてるだけに、大きな問題であることは確かである。

  


他人にはわかりにくい痛みの程度

2021年08月17日 | 健康

持病の腸の病気で年に数回、激痛に悩まされる、この痛みを医師

に伝えるとき、キリキリ、ガンガン、ジンジンなど痛みを形容す

る言葉はあるけれどうまく伝えにくいものだ、ましてや他人には

わかりにくい。家族でさえ、またいつものことだと位にしか思っ

てないものだ。

 

けれど他人の痛みを本当に理解し、また自分の痛みを的確に人に

伝えることができるだろうか?たしかに痛みの感覚や言葉の理解

には個人差が大きいので痛みによって共通の尺度を立てることは

難しい。

 

 

例えば地震の強度のように震度1と震度4では違う、また介護認

定のように、要支援1と要介護3ではかなり違う、このように痛

みも客観的に指標を持つことができれば痛みもわかりやすいかも

しれない。

 

人間はさまざまな痛みや苦しみの中で生きている、しかし人は痛

みの前ではたじろぎ、打ちひしがれ、謙虚になる、そして他人に

はわからない多様な痛みがあることは確かである。

 


あきらめることは恥ずかしいことではない

2021年08月16日 | 生き方

齢を重ねると若い時ほど執着心はなくなる、そもそも人間の悩み

のもとは執着心、人間関係でも物欲でも、その何かを手放すと気

が楽になることがある。

 

このへんでいいや、これ以上は無理というあきらめ、このことに

迷わないことが大切、自分らしさ、自分の分というもを知ること

で平穏を得ることができる。

 

だから執着心を少しでも捨てる、あきらめる、そして人でも物で

も、初めからなかったんだと一瞬でも思えるようなら、目の前が

開けるような気がする、だからあきらめることは決して恥ずかし

いことではないと私は思っている。

 


幸せな年金生活とは

2021年08月15日 | 年金生活

今の日本で年金生活をしている4000万人のうち老齢基礎年金

けで暮らしている人は1000万人以上、老齢基礎年金は満額

でも月約6万5千円、下流老人と言われる人が600万人から70

0万人、今後益々増加する見通しである、そこでお金をかけずに

生を楽しむ工夫が要求される。

 

 

少ない年金生活でも幸せに暮らすにはどうしたらいいか、まずは

康であること、家計への貢献を考えたら健康の維持が一番、病

院通いとなると医療費だけでなくいろいろかかる、治療より予防

である。

 

 

また年金生活を楽しんでる人の中には食料の自給率の高さが目立

つ、庭や市民農園も含めて何らかの形で野菜や果物を育ててる、

畑を耕し種をまきその後に訪れる収穫の喜び、そうして畑仕事を

楽しんでる人は結構いるものだ。

 

 

そう考えるととお金の多寡よりも日常のなかに小さな楽しみや幸

せを見つけることが上手な人ほど豊かな年金生活を送れるのかも

しれない。


私にとってなつかしい人たち

2021年08月14日 | 人間関係

そばにいても疲れない空気のような存在、話さなくても間が持

てるような人、若い頃はいっぱいいたような気がするが今は本

当に少なくなった、ほんの数人しかいない、それでも私にとっ

てはなつかしい大切な人たちである。

 

時々思い出すのはいつも断片的で映画のワンシーンのように、

その時の情景が蘇ってくることがある、相手の表情、会話の中

身、楽しかったこと、悲しかったこと、自分と向き合う時間が

多くなった今、なつかしい人たちを思い出すひとときがある。

 

そんななつかしい人たちと会うことはないが年に数回近況報告

含め電話で話すことがある、やはり話をしてて疲れない、時が

流れても変わらないことになぜか心がやすらぐ、長い空白の時

間があっても変わらないものだ、あの頃の屈託のない笑顔を今

は見ることはできないが、コロナ禍が落ち着いたら会いたいと

思っている。


働く高齢者が増えているのはなぜ?

2021年08月13日 | 老後の生き方

65歳以上の高齢者の約7割が働くことを希望しているという、

の理由は健康を維持したい、収入を得たい、経験を活かした

い、きがい、社会参加のため、時間に余裕があるから等であ

る。

 

以前放送されたNHKのクローズアップ現代では高齢者3600

人のうち906万人、実に25%の人が働いており年々増加

ている、のなかで65歳~69歳の就率にいたっては男

59%、女性38%といずれも前年より増加ており男性は

が働いてるのが実態である。

 

なぜ増加してるかというと一番の要因は年金生活だけでは家計

しい、平均で年間60万円の赤字といわれてるだけに働か

ざるを得ないのが実情だろう。

 

また趣味のための小遣い稼ぎ、孫にかかる費用、旅行資金、預貯

を減らしたくない、健康のため、社会とのつながり等それぞれ

理由は違うかもしれない。

 

そして人生の後半期の3つの不安、健康、お金、孤独の不安を一

に解消するのが「働くこと」というメディアからの論調も後押

しになってるのも否めないと思う。

 


ひとりで楽しめるものがあったほうがいい

2021年08月12日 | 生き方

今思えば仕事をしてるときは職場での仲間意識があり、それな

りに面白かったというより楽しいこともあった、同じ目標に向

かっていくなかで達成感もあり刺激があった。

 

退職すると当然のように人間関係は希薄になり、メリハリのな

い生活になることは確かである、だから一人で楽しめるものが

あったほうがいい、それが音楽でも映画でも読書でも料理でも

ペットでも多いに越したことはない。

 

特に今はコロナ禍、現役時代飲み会を生きがいにしてる人にと

っては辛い、またゴルフにしてもカラオケにしても相手が必要

、人生の後半は特に生きる希望となるのは面白さ、そのために

もひとりで楽しめるものがあったほうがいいと思っている。