団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ブログのつながりを感じる瞬間②

2022年08月21日 | ブログ

リアルな世界で本音をぶつけ合う、例えば人生について真面目

に議論したりできる友人がどれだけいるだろうか?ふと考える

ことがある、ブログで生き方や人間関係について書いてるけれ

どリアルな世界で話せる人間はこの齢になるとほとんどいない。

 

そう考えると私がブログで書いたものにアクセスしてくれる人

たちが一日約2600人いることは貴重なことだ、リアルな世

界では考えられない、そして価値観や生き方に一人でも共感し

てくれる人がいてくれたらこんなうれしいことはないし、ブロ

グを続けてる意味があると思っている

 

実際7月16日から何度か書いた盗用記事の件、私の憤りや失

望感に共感、そして応援してくれた人たちがいたことは励みに

なり、そんな時こそブログのつながりを感じた瞬間であったこ

とは間違いない、これからも「同じ感覚を持ってる人とつなが

りたい」そのことにこだわりを持ってブログを続けていきたい。


65歳男性にとって屈辱的な出来事

2022年08月20日 | 定年後の生活

新聞の投稿欄に掲載された65歳男性の記事に注目した、3年

前に定年退職になり会社のOB会に参加したときのことである、

初めて参加したOB会、自己紹介と近況報告で「今は妻のアッシ

ーで買い物、家事も手伝いますがいつも怒られてます、今では

妻が私の上司です」といったところ、かつての上司が「情けな

い男だな、昔とちっとも変わらないな、家事なんか女房に任せ

とけばいいんだ」と見下すようなことを満座の前いわ悔しい

いをしたことを書かれてた、そしてその上司が会を切る人

だっただけにその後退会したという。

 

すでにリタイヤしてるのに日本の縦社会の悪いところである、

かつての上司が元部下にえらそうにしてる、本来ならば仕事上

の序列にすぎないものがなぜか人間そのものの序列になってい

る、中には人との関係が上下しかありえないと思っているラン

ク主義者がいる現実、会社を辞めてまで不愉快な思いをするこ

とはない、彼が退会したことは正解だったと思う。

 

なかには楽しいOB会もあるだろう、近況、情報交換、しかし

定年後も序列を構築しようとする人がいることも確かである、

人間としてあくまで対等で互いに認め合っている、それこそ

が本来の姿だろう、だから私は最初からOB会には参加しな

かった。


コロナ禍の閉塞感から解放されたい

2022年08月19日 | 新型コロナ

人はそれぞれ違うもの、育ちも違い、好みも違う、だから同じ

ことをしても楽しいと言う人もいれば楽しくないと言う人がい

るのは当然のことかもしれない。

 

ただ遊びの多くは複数で一緒ににするほうが楽しいというのが

一般的である、ゴルフやカラオケ、親しい仲間で遊ぶのは楽し

いもの、上達して褒められればたとえ多少のお世辞であっても

悪い気はしない、子供だけでなく大人だって褒められればうれ

しいものである。

 

しかし今はコロナ禍で激変、すでに3年目である、みんなで一

に楽しむというより個人で楽しむことを考えないといけない

の中である、いわゆる変化に対応した楽しさを探さないとい

ない、こんな状況だらこそ自分と向き合あい、自分の中か

湧き出る楽しさを見つけてコロナ禍の閉塞感から解放され

ものである。

 

 

 


理屈ではない好き嫌いの感情

2022年08月18日 | 生き方

好きな人嫌いな人というのは第一印象はあまりあてにならない、

理的に嫌いというのもあるけれど人間の考え方や性格という

のは実際に話してみないとわからないものだ。

 

好きな人嫌いな人との判定はなかなか難しい、ある視点からい

ば嫌いだけど違う視点から見ると好きだとそういう面を人間

ず持っている、一方で同じ行動をしても好きな人であれば

せる、嫌いな人は許せない、極端な話が一度嫌われると本人

いくら努力しても好かれるということがないということがあ

る。

 

誰もが嫌われるよりは好かれたい、それは老若男女変わらない、

それが人の世の原理である、それでも誰にも嫌われない人など

人もいないはず、全員に好かれようとしなければ気が楽なは

ずだ、実際人間にとって好き嫌いの感情は理屈ではないと私は

思っている


ふたつよいことないものよ

2022年08月17日 | 言葉

「ふたつよいことないものよ」今は亡き臨床心理士の河合隼雄

の著書「心の処方箋」に書かれてる名言である、ひとつよい

ことがあると、とつ悪いことがある、自分にとって幸福が誰

かにとって不幸ということもある、いいことずくめの人生など

ないということである。

 

家庭や学校や職場で問題を抱えてるときにこと言葉に出会い支

えられた人は多い、例えば学校でいい成績をとった、会社で仕

を評価された、いいことなんだけど仲間から妬まれ人間関係

がぎくしゃくしたとか、ひとついいこと起きたのにひとつ悪い

が起きたとかよくある話である。

 

人間の一生は晴れもあり嵐もある、どんなに苦しい悲惨な状況

でも永久に続くことはない、逆に生れてから死ぬまで幸福の連

続ということもない、浮かぶ日もあるし沈む日もある、だから

悲観も楽観もしない、そういう姿勢でこの「ふたつよいことさ

てないものよ」とつぶやくと不思議と気持ちが楽になるような

気がする。


老後に友人と呼べる人は

2022年08月16日 | 人間関係

ある雑誌の「シニアの生活意識調査」によると友人の数の平均

60代で15人、70代で18人、会社時代の同僚との付き

合いは激減したかわりに地域に友人ができたという声が多かっ

た。

 

どれだけ実態を反映してるかは定かではないが、私からみると、

予想以上に数が多いのに驚いた、地域に友人ができたというけ

ど、現実問題として簡単なことではない。

 

友人はいたほうがいい、かといっていなくても生きていける、

理的負担になるような友人ならいらない、日々人間関係は変

化するものだし永続的に保証された友人関係はないものだと私

は思っている。

 

さらに今はネットの時代、わからないことがあればネットで検

索、情報源にアプローチでき解決することが多い、逆にネット

がなかったら、きっと友人を求めもっと濃密な交流ができたの

かもしれない。

 

確かにリアルな世界でのふれあいも大切であるが今は便利な

の中、ひとりで楽しめるものが多い、だからこそ煩わしい交

あれば、あえて友人にこだわる必要などないというのが7

歳の実である。

 


残りの人生前向きに生きたいものだ

2022年08月15日 | 老後の生き方

いくつになってもこの世にはわかってないことがある、わかって

いることはほんの一握りでしかない、知ってると思っていること

も間違った理解の仕方をしていることだってある。

 

自分はもう知っていると考えないようにしよう、まだ知らないこ

とがあるはずだ、老後は自分が興味があったり社会的に問題に

ってることを深く知り考える絶好の機会である。

 

学ぶだけの時間的な余裕もある、知りたいことを積極的に学ぶ向

上心を失わず、残りの人生前向きに生きたいものだ。 

 


70代夫婦年金生活での介護とお金の問題

2022年08月14日 | 年金生活

雑誌プレジデントで特集「介護とお金の問題」で70代夫婦の

年金生活について掲載された、夫の年金25万円、妻の年金6

万円、合計31万円と年金生活者として最も恵まれた層といえ

る、定年退職後は悠々自適に暮らしていた。

 

しかし3年前にご主人が脳梗塞を患い、現在は要介護3に認定

されて在宅介護を受けている、持ち家のほか預金が2千万円あ

るが家計の支出は月33万円と2万円の赤字である、中味を見

ると公的介護の自己負担が2万7千円、通院時のタクシー代や

夜間のおむつの取り換え等ヘルパーを介護保険外で頼んでるた

め7万1千円と大きい、さらに食費が6万円と外食もあり多い。

 

こう見ると年金が十分、預金も2千万円と恵まれてるが脳梗塞

になり介護状態になったことで生活が一変、不足分は預金から

充当してるものの在宅介護ができなくなったら有料老人ホーム

の入居を考えないといけない、こう見ると絶対安泰ということ

はないのかもしれない。

 

 


実家に帰省したくない娘たち

2022年08月13日 | 

2年前婦人公論の特集「女と実家」の中でもう帰省をやめた娘

ちの声が掲載されてた、昔みたいに居心地がいいわけではな

い、ましてやこの2年はコロナ禍、自然と足が遠のいてる人が

多い、娘たちの声からはそれぞれ遠ざかる理由がありなる

どと思う内容である。

 

■2年前に母が足を悪くしたため大変だろうと兄夫婦が同居、

かし義理の姉は家事が不得手、そのため家中雑然、台所、ト

イレお風呂、洗面所すべて汚く実家は義理の姉に汚染されてし

まった

(自営業51歳)

 

■母は高齢になり以前の様に活動的でない、2階は物置状態で

の臭い、実家に行ってもリビングのせまいスペースに合宿

所のように布団をしきつめて寝なければならない、もう帰りた

くない

(53歳会社員)

 

■実家の部屋の片づけを押し付ける弟の嫁の作戦にへきへき

(会社員56歳)

 

事例を見ると親の高齢化もあるが他人が入り従来の実家のル

ールが変わり居心地が悪くなることが足が遠のくなる要因の

ような気する。


人生案内「母の介護めぐり妹と険悪」

2022年08月12日 | 介護

読売新聞「人生案内」相談者は50代の主婦、同居している80

代の母親を介護している、先日、母が腹を下して大変だった話を

妹に聞かせ、「あんたはこんなことを経験せずに自由でいいね」

といったところ、慰めてくれるどころか「私は頼まれたらそっち

に行って面倒を見ている、その時我が家は犠牲になってるのよ」

と怒鳴られた、頼むなんて年に一度か二度なのに、近所の人は

大変さを理解してるのがせめてもの救いだが心の持ちようを教

えて下さいという内容であった。

 

回答者はきょうだいは他人の始まりというが親の介護がそのき

っかけの一つです、売り言葉に買い言葉どっちもどっちという

のが率直な感想です、第三者ならよくやってると言えるけれど

肉親ゆえに、しかも自分も相応に分担すべきだという認識があ

ると、かえって態度を頑なにしがちです、感謝しないどころか

介護をしている人にあたかも非があるかのような言動をとるな

ど、残念ですがよく聞く話です、ただ介護を受けているお母さ

まが感謝の気持ちを伝えてくれていることが、救われるのはご

自身ではないでしょうかと回答している。

 

確かに親の介護問題は深刻である、今回のケースは介護の問題

を担ってる相談者に感謝の気持ちを表さない妹さんに非がある

ことは言うまでもない、ただ回答者がいうように売り言葉に買

い言葉によって険悪になったことは間違いない、妹さんの言い

分がわからないがお金の問題とか複雑に絡んでる場合もあるだ

けに介護の問題は難しいと言える。