人は誰でも齢を重ねると身体は確実に衰えてくる、実際病気に
なると自信を失い気持ちは内へ内へと向かっていく、あちこち
の具合が悪くなってきて、しかも一つが治らないうちに別のと
ころが悪くなるといった感じで心身の衰えがいやがおうでも進
行する。
老いて病気になったら、そう簡単には治らないことが多い、だ
から、痛みに苦しんだ時は治ることより痛みを伴わないで死ぬ
ときまで続いてくれたらありがたいと思うことがある、ただ現
実の世界で重病で苦しんで痛みに耐えてる人、がんで闘病生活
を送ってる友人を見舞ったとき等、自分の病気など大したこと
ないんだと実感するものである。
老化とは失うことかもしれない、知能も体力もおちることは間
違いない、それでも今の体力で生きることに集中すればいい、
失望することはないと自分に言い聞かせている。