団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老化とは失うことかもしれないが

2022年08月11日 | 老後の生き方

人は誰でも齢を重ねると身体は確実に衰えてくる、実際病気に

なると自信を失い気持ちは内へ内へと向かっていく、あちこち

の具合が悪くなってきて、しかも一つが治らないうちに別のと

ころが悪くなるといった感じで心身の衰えがいやがおうでも進

行する。

 

老いて病気になったら、そう簡単には治らないことが多い、だ

から、痛みに苦しんだ時は治ることより痛みを伴わないで死ぬ

ときまで続いてくれたらありがたいと思うことがある、ただ現

の世界で重病で苦しんで痛みに耐えてる人、がんで闘病生活

送ってる友人を見舞ったとき等、自分の病気など大したこと

ないんだと実感するものである。

 

老化とは失うことかもしれない、知能も体力もおちることは間

違いない、それでも今の体力で生きることに集中すればいい、

失望することはないと自分に言い聞かせている。


あるブロガーの盗用記事を追いかけて②

2022年08月10日 | ブログ

私のブログの記事が盗用されて2ヵ月、10件と思われたがそ

の後調べたら45日間で15件あった、3日に1回のペースと

まさに書き手の思いを踏みにじる行為だった、盗用されてるこ

とを発信してから彼からのアクセスは止まった、コメント欄は

閉じられてる、何かを感じたのだろう、それでもブログの中で

謝罪も弁解もなし、何事もなかったように更新を続けている。

 

リアルな社会では盗んだものは返すべきだろう、ブログの世界

なら、その記事を削除することだ、それなのにいまだに消えて

ない、盗用記事について発信してから彼のフォロアーは50人

ほど減った、それでも400人余りの人がフォローしている、

彼は「自分の思ったことや感じたことを素直に表現できるよう

なブログを書き続けたい」とブログへの思いを書いている、

の人たちの期待を裏切らないで欲しいものだ。

 

■昨年5月12日に私が投稿した「一人で生きるは重要なテー

マ」比較していただきたい。

 

「一人で生きる」は重要なテーマ - お兄ちゃん日記

 

「ひとりで生きる」は重要なテーマ - 団塊シニアのひとりごと (goo.ne.jp)


老後は自分の心の声を大切に

2022年08月09日 | 老後の生き方

いい人と思われたくて他人の目を気にする、人間関係を優先しよ

うとするため自分の気持ちに目をつぶってしまう、人間、誰もが

経験のあることである。

 

つながりを作ることが大切でも合わない人と連絡を取り、無理に

知り合いの数を増やそうとするのは無駄なこと、人間には一人で

いることで最高の安らぎを感じる人もいる。

 

また、二人でいることで安らぐ人もいる、大勢の中に身を置くこ

とで安らぎを覚える人もいるだろう、だから自分の価値観を信じ

て、自分の心の声に忠実に納得のいく生き方をするのが老後は大

切だと思っている。


迷ったらいやなことはしない

2022年08月08日 | 老後の生き方

今まで素晴らしいと思ってたことが色褪せてみえたり、これまで

大切だと思ってたことが、別にどうでもいいと思ったり、齢を重

ねると過去を見る自分の眼に変化が生まれることがある。

 

それは人であったり、物であったり過去の思い出だったりするけ

どある意味冷静に自分を客観視できるのが老年期のような気がす

る、他人の評価を気にしていた若い頃、必要以上によく思われよ

うと無理してた自分、本音の自分と違って少なからず自己嫌悪に

陥ったこともあったものだ。

 

今はそんな必要もなくなった、自分の心の声を聞き自分がどうあ

りたいかで判断する、迷ったらいやなことはしない、そのことが

大切だと思っている。


80歳男性要介護状態で夫婦12万円の年金生活

2022年08月07日 | 年金生活

雑誌プレジデントの特集「介護とお金の大問題」の中で80歳

男性の生活についての記事に注目した、男性は元自営で建材店

を営んでいた、現在75歳の妻と二人暮らしである、収入源は

年金であるが二人とも国民年金のみで12万円、支出は13万

8千円、毎月1万8千円の赤字である。

 

8年前に事故で骨折して要介護3の状態のため介助が必要で訪

問サービスを受けている、公的介護の自己負担が2万円、介護

保険外の自己負担が1万円(通院時のタクシー代)週2回の入

浴介助をうけてるがそれ以上の出費は厳しい、食費は二人で月

4万円、衣料品は数年買ったことがないというほど切り詰めた

活を送っている。

 

預金が800万円あったが毎月取り崩しており在宅介護が無理

になったら介護施設を検討せざるを得ない、やはり国民年金し

かない年金生活、さらに介護状態になったことで暗転、綱渡り

の家計で不安を抱えた日々、私たち高齢者にとって介護とお金

の問題は決して対岸の火事ではない。

 


老年期は一期一会のつもりで

2022年08月06日 | 老後の生き方

齢を重ねるとなぜか人に対しての懐かしが希薄になる感じがす

る、会えば懐かしいかもしれないがその当時の輝きが色褪せて

しまうことだってある、かえって会わないで思い出の宝を大切

にしたほうがよかったと後悔することが何度かあった。

 

本当はコロナ禍であってもワクチンを接種して、マスクをして、

手洗い、うがいを励行して感染対策さえしっかりしたら問題は

ないはずだ、それでも会おうとしないのは、そこまでして会う

気がお互いないからかもしれない。

 

疎遠になった理由は環境が変わったことや長い間会ってなかっ

ことや共通であった関心事が違ってきたことである、私自身

人間は好きだけど嫌いでもある、そんな矛盾を抱えながら老年

期を生きている、だから今は一期一会のつもりで会った人とは

今日が期と思いその瞬間を大切にするよう心掛けてる。


刑務所が介護施設化している!?

2022年08月05日 | 介護

先日読売新聞の朝刊に「刑務所になくて社会にあるもの」とい

う記事が掲載された、刑務所も高齢化するのは日本社会と無縁

はなく府中刑務所(東京)ではこの20年で倍増した、6人

に1人が65歳以上で最高齢は90歳、罪名では窃盗が全体の3

割強を占めるという。

 

そしてそんな高齢者がお手玉を投げたり、介護福祉士に見守ら

れ脳トレに励む人もいるという、まさに介護施設のリハビリ、

違いがあるとすれば私語が禁じられていることである、だが塀

のなかで手厚い処遇を受けても塀の外に仕事や住む場所がなけ

れば再犯して逆戻りしてる、65歳以上の5人に1人は2年以

内に再入所してる。

 

一時は5万人の受刑者が現在は4万人程度に減少しているそれ

でも再犯した人が「刑務所に戻りたかった」という声を聞く、そ

れは刑務所では良くも悪くも受刑者は見張られている、だが社会

に出れば誰からも心配してもらえない、孤立しがちになる、居場

所がなく三食も約束されてないとなると再犯してしまう、しかし

受刑者一人にかかる費用は280万円とも言われてる、それは税

金で賄われてる、だから国は出所後の支援体制に力を入れて再犯

防止に努めることを急ぐべきだろう、しかし難題であることは間

違いない。


ひとり暮らしの高齢者が貧しいというのは本当だろうか?

2022年08月04日 | 老後のお金

現在一人暮らしの高齢者は630万人(男性230万人、女性4

00万人)と5人に1人が一人暮らしである、また高齢の一人暮

らしの相対的貧困率(収入から税・社会保険料を引いた手取り額

が10万円以下)が男性230万人のうち38%、女性400万

人の52%と非常に高い、さらに生活保護受給の162万世帯の

約半分が高齢世帯である。

 

実際高齢者の無年金者は90万人、低年金者も含めると600万

人と言われてる、そのなかで女性のひとり暮らしの3割の人の年

金受給額が月3万~4万円である、昔は国民年金しかない自営業、

特に農家世帯が高く低年金、無年金の人が多かった。

 

夫が亡くなれば国民年金しか加入してないので遺族年金もでない、

本人が年金未加入だと無年金で困窮してしまう、しかし一人暮ら

しの高齢者の資産状況がわからない、実際年金が月3万円でも預

貯金が5千万円もあり有料老人ホームに入居してる高齢者もいる

だけに必ずしもデータだけでは判断できない、だから一人暮らし

の高齢者が貧しいとうのは本当だろうか?と思ったりする。


人生を変えるのは誰かではない

2022年08月03日 | 生き方

人生なんて考え方ひとつで変わるもの、自分を高めるのも人生

を楽しくするのもつまらなくするのも自分次第のような気がす

る、だから毎日の小さな日常に喜びを見つけて今日を楽しむ、

日々の暮らしを愛しそれを楽しむ、それが生きるうえで大切な

ことだ。

 

悩みがあったら人に相談するのもいいだろう、また本を読んで

たくさんの人生を知るのもいいだろう、ただそれで人生が変わ

るわことはめったにないものだ、人生を変えるのは誰かではな

く、やっぱり自分の考え方ひとつだというのが74歳の実感で

ある。


認知症で苦しんだ両親のこと

2022年08月02日 | 認知症

昔は認知症が発症する前に亡くなっていたものだが今は長生き

になり死ぬ前に多くの人が認知症になるようになった、私の両

親は二人とも幻覚症状の出るレビー小体型認知症だった、父は

12年前の86歳のとき、母は4年前の94歳のときだった。

 

認知症になったら何もわからなくなるから本人は苦しまないの

ではと思ってたものだった、しかし父が亡くなって遺品の整理

をしてたときに見つけたメモ書き「何でこんな認知症なんかに

なったんだ、苦しい、つらい」本人が一番異変に気づいて傷つ

いて言い知れぬ不安を抱えてたことを知った。

 

母もそうだった、明日がどうなるかわからない苦しみ、高齢者

施設に入り、家に帰りたいのに帰れない苦しみ、さらに老いて

弱くなっていく情けない自分との闘い、過去と未来がつながら

ない不安な状態、自分のことで精一杯だった両親の姿が今でも

裏に焼きついている。