団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人の心をつかむ上司とは

2022年10月21日 | 仕事

好感度のいい高い上司とは、どんな人だろうか、精神科医の斎

藤茂太氏が著書で興味深いことを書いていた、例えば自分に甘

く他人に厳しい人、こういう上司は他人には注意するけれど自

分はなにもしない、一番嫌われるタイプである。

 

自分にも甘く他人にも甘い人、どちらかというと嫌われはしな

いかもしれない、自分も大して仕事をしてないから他人にも厳

しいことはいわない、そして自分にも厳しく他人にも厳しい人、

こういう上司であれば統率力がり尊敬されるだろう、しかし近

寄りがたい存在でもある。

 

最期に自分に厳しく他人には寛容な人、他人にはうるさく言わ

ずその人の能力やペースを大切に指導する、さらに分け隔てな

く接する、聞き上手、決断力がある、約束事を守るなどの条件

が揃えば信頼感は増すだろうし、好感度の高い人の心をつかむ

上司と言えるかもしれない、しかしそんな完璧な人はめったに

いないものである。

 


生きる意味を見つけたくて

2022年10月20日 | 老後の生き方

人生は決して楽しいだけのもではない、そんなことは誰でも知

っている、正直悲しいこと、苦しいこと、色褪せたこと、魅力

のないことの連続、しかしその味気ない人生のなかにも必ず生

きる意味が見つかるときがくるものである。

 

自分は何のために生きているのか、何をしたいのか、何をして

生きていくべきなのか自分自身と向き合い自分に問いかけなが

ら人生を学んでひとりの人間としての自立を目指して私自身生

きて来た。

 

実際人生は考え方で大きく変わることがある、人生なるように

なると腹をすえて与えられた条件のなかで最善を尽くしていれ

ば迷うことはない、人生は楽しいだけのものではないけれど、

人生を楽しくするのもつまらなくするのもすべては自分次第で

あることは間違いないような気がする。

 

 


働く50代女性にとって仕事以外の悩みとは

2022年10月19日 | シニア女性の悩み

婦人公論の特集50代からはじまる女の「定年後」、年金や健

康、介護などについての不安が襲うなかどう準備をはじめ、ど

う生きのがよいか、働く50代が抱く危機感、50代になっ

てからの仕事以外の悩みの本音が読者アンケートから聞こえて

きた、この悩みは50代に限らず60代にも共通した悩みだと

感じた。

 

1位 健康

2位 老親

3位 お金

4位 夫

5位 子ども

 

■ 孫3人の世話と自分の仕事で体力が限界の毎日です

(54歳・研究所勤務パート)

 

■80歳の母親と同居、母は自分でできることでもやろうとしな

い、注意すると反発され、イライラとストレスが募る

55歳・運送事務パート)

 

■認知症の母を自宅に抱えながら仕事に行く、毎日必死で闘って

いる57歳・清掃パート)

 

■家のローンがまだ数年残っているのが負担

(59歳・厨房パート)

 

■夫が事業に失敗し自己破産したので貯金はなくなってしまった

56歳・販売パート)


きょうだいは他人の始まり?

2022年10月18日 | きょうだい

きょうだいは他人の始まり?これは評論家の樋口恵子さんが連載

してる雑誌での言葉である、最近老いてきょうだい仲の悪さが目

立つ、さらにふつうの仲だったきょうだい仲が険悪になる理由は

親の介護と相続問題と指摘している。

 

現在のような長寿社会、親子の時間も長くなったように、きょう

だいの時間も長くなった、それでも、きょうだい一緒の時間より

配偶者を得て別な家庭を営む時間のほうがはるかに長い。

 

そして昔どんなに仲がよかったきょうだいでも違う人生を歩むう

ちに物の見方や考え方、収入や金銭感覚も違ってくる、特に老親

の介護に直面したときが問題である、誰が面倒を見るか、在宅介

護か、それとも介護施設か、特にこじれやすいのが介護にかかる

お金である、実際深刻なトラブルに発展したケースもあるだけに

事前にきょうだい間でコミュニケーションをとることが相続のこ

とも含め私の経験では大切だと思っている。

 


幸せな老後の人生とは?

2022年10月17日 | 幸福

何が幸福で何が不幸か、それを測るものさしというものが、あ

るのかどうか、あいまいで漠然としている、だから何を基準に

するかというと他人である、他人と比較して自分の幸、不幸を

決めやすいものだ。

 

本当は他人との比較ではなく幸せかどうかは、本人がそう思え

る気持ちの問題のような気がする、今をある程度、満足で幸せ

だと謙虚な気持ちで思える人はいくつになってもそう思えるは

ずである。

 

老後は特別でなく人生はつながっている、地味で単調で、なに

より忍耐が必要なのが人生の後半といわれる老後かもしれない、

それでも平凡な一瞬一瞬に幸せを感じることができれば恵まれ

た人生だと私は思っている。


結婚生活は人生そのものかもしれない

2022年10月16日 | 夫婦

夫婦とは不思議なもので感情がまたたく間に伝染する、どちら

かが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害してしまう、それ

だけ結婚生活は綺麗ごとだけではすまない、まさに生活そのも

のである。

 

結婚生活は人生そのもの、決して楽しいことだけではない、生

まれ、育ち、環境、感覚、違った二人の人間が同じ屋根の下に

住む、恋愛時代には互いに見せなかった素顔が現れるもの、本

当の結婚生活はある意味お互いに対する失意の瞬間からスター

トするのかもしれない。

 

そして夫婦だから言わなくてもわかるというのは違うと思う、

言わなきゃわからないし、気持ちは伝わらない、小さな感謝

とさりげない日常の会話が夫婦の風通しをよくすることは間

違いない、私自身46年間を振り返ると、やはり結婚生活は

人生そのものだと実感する。


ある人気女性ブロガーの言葉

2022年10月15日 | 言葉

社会派ブロガー「ちきりん」さん、今の子供たちに世の中の仕組

みを伝えたいという志を持ってるだけに文章が平易でわかりやす

く説得力がある。

 

関西出身で外資系会社を経て2011年文筆業に入り、ブログア

クセス月間200万を超える超人気ブロガー、彼女のブログの特

徴はデータを見たら「なぜ?」を考え数字の背景を探る、そして

自分で「考える」という行為をする、常に何を書くではなく何を

伝えるかに力点を置いたことがアクセス数が伸びた要因かと思わ

れる。

 

そんな彼女の著書「多眼思考」モノゴトの見方を変える300の

言葉の中で印象に残った言葉を集めてみた。

 

■どんなすごい人からアドバイスをもらっても、それで人生が変わ

ったりはしない、人生変えるのは誰かじゃなくて自分だってわかっ

てるし。

 

■成功した人が俺はこうやって成功したのだ!というのは大半が後

付けの理屈、同じように成功者を見る一般の人が、あの人は能力や

資産、コネなどがあったから成功したのだ、と思い込むのも大半が

後付け。

 

■ネットを見ていると匿名性が高い場所ほど妬みの感情があからさ

まに表されてる、つまり妬みとは実名では見せたくないという感情

ということなんだろう。

 

■自分が納得できる仕事をしている、ということの価値はすごく大

きいよね、人生なんてしょせん自己満足なんだから。

 


生きることは老いること

2022年10月14日 | 老後の生き方

人は老いるという存在の現象をなかなか素直に認めることができ

い、それは先に若さという経験を先にしているから、どうして

も否定的に感じてしまう、だから齢をとると自分の年齢は自分に

ふさわしくない、実年齢よりもっと若いと思いたがるもの、私自

身もそうだ、それは老いることは敗北、若さだけが価値があると

いう風潮がどこかにあるからだろう。

 

「現在〇〇歳、でも気持ちはちっとも変わってない」

日常でもTVでもこういう光景は見かける、そういう人の真意は

「お元気ですね、年齢より若いですよ」という言葉を待ってるの

なんとなくわかる、でも人間は時間とともに老いていくことは

確かである、肉体も知力も衰える。

 

生きるというのは齢をとること以外のなにものでもない、それで

魂が最も活動するのはこの老後のような気がする、だから無理

にアンチエイジングなどしないで老いていく肉体そのものを受け

入れることこそ大切だと私は思っている。


医師の余命宣告と寿命について

2022年10月13日 | 

私の母は晩年、認知症そして末期の大腸がんだった、延命治療

はしないで緩和治療で1ヵ月が経過したとき医師から言われた

言葉を今だに鮮明に覚えてる「痛みもとれ治療もしてないので

退院して欲しい、元気だし、あと1年は大丈夫」かしそれか

ら1週間後に母は亡くなった。

 

「人はどう死ぬのか」の著者である久坂部医師は医師が余命宣

告は家族に短く、仮に余命半年といって4ヵ月で亡くなると、

遺族は半年と言われたのにと嘆いたり怒ったりする、だからあ

えて余命3ヵ月ですという、そうすると半年で亡くなるとよく

張った、先生のおかげですと感謝してもらえるというが、そ

れは残された家族のとらえ方で私には共感できない。

 

データはあくまで参考で、それよりも早く亡くなる人もあれば

長く生き延びる人もいるということだ、私の母のように医師に

余命を宣告されたから寿命がのびるわけではない。


かつての人間関係に執着しない生き方

2022年10月12日 | 老後の生き方

11年前定年退職したとき、OB会の誘いがあった、正直迷った、

同調圧力みんな一緒主義を感じながらも結局入らなかった、しが

らみのない組織はない、だからもう会社の延長戦にある人間関係

から解放されたかった。

 

若いときは考え方が違ってもつきあえるもの、ビジネスの社会で

当然のことだった、ただ退職すると基本的に考え方の違う人と

無理してまでつきあいたくはなかった、他人の評価にふりまわさ

れながら生きてきた現役時代、年齢とともにそれが希薄化してい

く、そして他者の存在も希薄化していく。

 

このコロナ禍で誰かと会って話すこともなくなった、特に会いた

いとも思わなくなった、もうかつての人間関係に執着しない、新

しい生き方を始めるのに遅いことはないと思っている今日この頃

である。