今年もあと1時間です。
今年はコロナに始まりコロナで終わった、そんな感じでしょうか。
コロナ禍で政府の決断力のなさに思い知らされた年でもありました。
国民の命を守るにはどうすればいいのか、真剣に考えてくれているのでしょうか。
もう国民に「お願い」する時期は過ぎています。
そして国民の自主性に任せるのはもう無理です。
日本はよくやっている。
これだけ罰則もなく、強制力もないのに欧米に比べて感染者を抑えられている。
そんな声を聞きます。
本当にそうでしょうか。
なぜもっと欲を出さないのか、なぜ感染者をもっと減らそうと思わないのか。。。。
欧米より「マシ」でしょうが、台湾よりも全然だめです。
それはなぜか。
単純ではないでしょうが、台湾には厳しい罰則があります。
ちょっとの違反でも驚く罰金が科されます。
もう日本は国民の自主性に任せる時期はとうに過ぎています。
今日は東京の新規感染者数は過去最多の1337人、国内の新規感染者は4519人。
夏以前よりも軽症者や無症状者の検査が増えています。
会社単位や帰省の為の検査も増えていると聞きます。
以前は数字に表れなかった無症状者や軽症者が増えたのかもわかりません。
しかし、重症者は増え死者も増えているのは確かです。
そして医療現場の混乱と逼迫も聞こえてきます。
折角のCOCOA登録は増えず、各自治体制定の「感染防止宣言ステッカー」も形だけ。
ステッカー付与の審査も緩く、定期的の検査もせず、何の為のステッカーかわかりません。
ステッカー許可基準を厳格にし、違反した店は営業停止命令をするべきです。
そしたらもっと感染を抑えられ、とうに今までの生活に戻れたのです。
時短を要請されれば、生活が成り立たないと従わず、営業しても客も来ず。。。。
悪循環です。
経営者は自分の首を自分で絞めている事に気付いて欲しいです。
政治家は正月休みをしている場合ではありません。
なぜ年末でも正月でも緊急に国会を開き、緊急の議論をし法整備をしないのでしょう。
国会議員が年末で地元に帰っている時も医療現場は慌ただしく動き、
飲食店は明日の生活に悩み、来年は店を閉めるかどうか悩んでいるところもあるのです。
とはいえ、各業界はもっと厳しく管理していたら、違った結果になっていたでしょう
武漢コロナで政治家への信頼度が落ちました。
政治家の決断力のなさに愕然としました。
それでも自民党は運がいいです。
野党の体たらくに助けられ、こんな事でも政権交代の心配がありません。
とは言え、政権与党としての責務を自認して欲しいです。
ワクチン頼りで何とかなる。そんな気持ちでは困ります。
ワクチンが国民全員に行き渡るまでに多くの人が苦しみ命が失われます。
多くの命を助け、生活を守らなければならないとの使命を忘れず、
今こそ政治家としての責務を果たしてもらいたいです。
最後の最後まで文句ばかりで暗い年末が更に暗くなったら申し訳ないです。
しかし来年もこの調子で文句ばかり垂れるブログになりそうです。
文句を言わないで済む社会になる事を祈りつつ、今年の拙ブログを閉じさせて頂きます。
そして皆様、ありがとうございました。
では、よいお年をお迎えください。