一昨日のKissFM KOBE「辛坊治郎SundayKiss」 で宮沢孝幸氏の「目玉焼き理論」発言がありましたが
何? 目玉焼き理論って? そう思ってしまいました。
宮沢氏のTwitterでは時々出ていたワードです。
でも何となく分かるような分からないような・・・。
で、ラジオ番組での発言は ↓
29:55~ 目玉焼き理論
なんとなく分かりましたが、ラジオ放送では限界があります。
それに1丁目、2丁目?
またまたよく分からないワードです。
でも大丈夫。
昨日テレビ大阪に出演されていました。
これで納得です。
目玉焼き理論については4:30からです。
やっぱりパネルがあればよく分かります。
言葉だけでは理解し難かったですが、これで分かりました。
宮沢さんって、ちょっと変な人だと思っている人もいるでしょう。
反論されると、ついつい感情的になります。
だからでしょうか。
それともテレビに常時出演している専門家?の方達と違う意見もあるからでしょうか。
誤解されやすい方ですが、テレビ大阪の番組で納得しました。
でも残念な事にテレビ大阪はマイナーです。
キー局のテレビ東京の番組の放送が殆どですが、この番組はテレビ大阪独自の番組のようです。
視聴者も少なさそうです。
そこが残念です。
「目玉焼き理論」で大阪の危機を読み解く | やさしいニュース | TVO テレビ大阪 https://t.co/zriGSX53A7
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) December 7, 2020
政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナ感染を疑わせる症状を経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。PCR検査による確定診断とは異なるが、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。
研究チームによると、GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内で初めて。政府は8日に事業延長を盛り込んだ追加経済対策を閣議決定するが、継続の是非が改めて問われそうだ。
調査は約2万8千人を対象に、8月末から9月末にネット上で実施した。
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GoToトラベルで武漢コロナに感染した人が多かったそうです。
東大などの研究チームが発表しました。
対象者は約2万8千人。
時期は8月末から9月末までの1か月間。
なんといっても東京大学ですから信用できます。
でも、共同通信の記事ですからちょっと信用できません。
では東大などの研究チームの発表はどのようなものだったのでしょう。
早速探してみました。
ありました、ありました。
これですね。↓
共同通信の記事では
GoToトラベル利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。
う~ん。。。結論付けているのですね。
本当でしょうか。
以下は共同研究者のひとり津川友介氏の投稿より引用します。
【調査方法などについて】
2020年8月末〜9月末にかけてインターネット調査会社を通じて行われたアンケート形式の質問表調査を用いています。この調査では、人口分布を考慮して全国からランダムに選ばれた15-79歳の28000人に対し、調査時点でのGo To トラベルの利用経験、過去1ヶ月以内の新型コロナを示唆する症状の有無を性・年齢・社会経済状態・健康状態と共に把握しています。
【本研究の限界点】
本研究の限界としては、① Go To トラベルの利用が直接的に新型コロナ症状の増加につながったという因果関係は断定できない、② Go To トラベルの利用と新型コロナ症状の発生率との間の時系列的関係が不明、③ 新型コロナ症状を持つ人が、必ずしも新型コロナに感染しているわけではない、④ 新型コロナ症状を持つ人が、その原因としてGo To トラベルの利用を思い出しやすい可能性(思い出しバイアス)等が挙げられます。
研究者は公平公正な検証し発表しているのか、
主観が入っていないのか。思い込みがないのか。
つまりGoToキャンペーンに否定的な考えの人達ではないのか。と思ってしまいます。
人が動けばウイルスは拡散されるでしょう。
しかし利用者や旅行先の宿泊施設などが消毒等を徹底していたらどうなのでしょう。
旅行先で感染防止策を怠る人は普段の生活でも適当な事をしているでしょう。
つまり旅行に行こうが行かまいが、感染する人は感染します。
東大の偉い先生方の研究に異論を唱えるのはおこがましいですが、
世間一般に知られている武漢コロナの症状が有る人を有症者としていますが、
PCR等の検査結果での陽性者ではありません。
ここでいう有症者は保健所に届け出た陽性者ではありません。
調査し論文として発表するならもっと厳密な調査をしてもらいたいです。
そもそも症状が現れたのは旅行前なのか後なのかわかりません。
旅行で他の人に移したのか、移されたのか。
症状が治まってから旅行に行ったのか、
旅行から帰ってから症状が出たのか。
それによって旅行が起因なのかどうかもわかりません。
【本研究の限界点】を挙げながら、
<研究者のコメント>では
今回の結果は、以下の2通りの解釈が可能です。
① Go To トラベル利用によって新型コロナ感染のリスクが増加した可能性
② 新型コロナの感染リスクの高い人の方がより積極的にGo To トラベルを利用している可能性
と「可能性」と言いいつつ、GoToトラベルに批判的です。
この調査でGoToトラベルを批判するのは拙速だと思います。
私は武漢コロナ陽性者とGoToトラベル利用者との正確な因果関係を知りたいです。
GoToトラベルを利用した後に武漢コロナに感染した人の割合を知りたいです。
武漢コロナのような症状が有った人と、陽性者は違います。
この様な曖昧な調査結果で振り回されたくないです。
記事に値する内容なのか疑問です。
※FNNプライムでは記事の見出しは共同通信と似通っていますが、加藤官房長官の意見として
「著者自らも、GoToトラベルの利用が直接的に新型コロナ症状の増加につながったという因果関係は断定できない」
とまあまあ公正な記事になっていました。