TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

TABI、サッカー場に乱入

2001-10-10 11:58:11 | インポート
いつもの学校にTABIを連れて散歩に行く。

ここは、日本でいうと幼稚園と小学校をあわせたPrimaryの校舎と校庭、
そしてその向こうに中学校と高校をあわせたHigh School の校舎と校庭が
続く公立学校だ。校庭はふかふかの芝生なので、よく犬連れが犬を遊ばせている。

今日は、低学年の校庭には子供たちがたくさん、わいわい遊んでいたので、
TABIはウキウキ、尻尾ふりふり、顔を上げてつま先立ち歩き。
高校の校庭では、中学生の男の子がサッカーの練習をしていた。

いつもはTABIをグランドで走らせるが、今日は練習の邪魔にならないように
オフリードだが私のそばについて歩かせた。
時々ちら、とサッカー場に目を向けながら、ついて歩くTABI。
と、TABIのすぐ横へサッカーボールが飛んできた!
ボールをくわえて、反対方向のゴールへ弾丸のように走っていくTABI。

全員「ああっ、犬が!」

ゴールキーパー以外の男の子たちが、一斉に追いかけた。ゴールキーパーが言った。
「ありゃボーダーコリーだよ、追いつけっこないよ」
私は男の子たちに、
「ダメダメ、追いかけると喜んで逃げるから」
と言い、TABIを呼び、しゃがんでハンドサインを出した。

TABIは、ボールをくわえたまま立ち止まってつまらなそうな目を向けたが、
やがてトボトボとこちらへ戻ってきた。
「出せ」と言うと、唾液でべとべとになったボールをポトンと落した。
空気がやや抜けてたので、ボールをくわえやすかったみたいだ。

私は男の子にボールを返し、TABIにリードをつけた。
TABIは、男の子たちになでなでしてもらい、尻尾を振っている。

ボールに目のないTABI。今回はオフリードにした私の失敗。
でも、一緒に遊びたかったんだよね、TABIは。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする