TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

戦争の余波

2001-10-16 09:08:40 | インポート
TABIの散歩に行くと、あちこちの家に星条旗が掲げられているのを見かける。

もともとアメリカ人も多く住んでいるので、そういうお宅では以前から
星条旗を掲げてあったが、ここのところ急増したのは当然のことながら
戦争が始ったからだ。

アメリカを支援する活動は、先月の「テロ事件」以来カナダも活発に
行われている。民間だけでなく、もちろん軍事的な支援もしかりだ。

知人の6歳になる男の子は、まあ家庭的にいろいろあって幼いながらも
いろいろとつらい思いを続けてきた。やっとパパ・ママ一緒に暮らせるように
なって喜んでいた。ところが、軍人である父親がこのたび戦地へ赴くことに
なった。
水曜日に船が出る。この子が再び父親に会える日が来るのかどうか、誰にも
わからない。

私は正直言って、9月11日以来のアメリカの報道に胡散臭いものを感じている
ものの一人である。もっとズバリ言うと、ブッシュはあらかじめ知っていた
に違いないと思っている。被害者のふりをして、卑怯なテロリストを打ち砕く
という大義名分をかかげて、戦争を正当化していると思っている。
私が何故そう思うか、を語りだすと本が一冊書けてしまうので(笑)、
黙っているが。

とにかく、この戦争は正しくない。
それでもいやおうなく一般人はまきこまれていく。


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