TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

男やもめは泣きっ面に蜂

2002-03-02 14:04:03 | インポート
弥生三月ともなると、さすがに日中は陽射しが暖かで、雪も溶け出した。

こんなうららかな日に、とんでもない出来事が起きた。
夫の部下の一人である若い男性が警察から呼び出しをくらった。
彼の妻は、4歳と3歳の幼児を残して家を出てしまった。(全く、昨年の秋から
この手の「女房に逃げられた亭主」の話を何件聞いたか?)

この国では、12歳未満の子供を家で留守番させると幼児虐待でブタ箱行きだ。
そこで、彼は実家の母親に泣きついて昼間だけ来てもらい子供を見てもらう
ことにした。だが、彼女は風邪薬を飲んで副作用で眠くなり、うっかりソファ
でうたた寝してしまった。その間に、二人の幼児は玄関のドアを開け外へ飛び
出してしまった。3歳の方は、なんとオムツ一つしか身につけていなかった。

雪の残る芝生の庭で、裸に近い格好で幼児がうろうろしてるのを目撃した近所
の人が、警察に電話で通報したのである。
警察は、今回は見逃すがまた同じことが起きたらソーシャルワーカーが子供を
引き取りに来るぞと厳しく説教して行ったらしい。
上司である夫にまず警察から連絡が来たので、夫も何かと奔走して大変だった
らしい。

それにしても、その近所の人ってのがおせっかいすぎやしないか。
事情を知ってるんだから、ちょっと出て子供二人つかまえて、家に連れて帰って
やればよかったじゃないか。何も警察にチクらなくてもすんだはずだ。

まあでも、こういうチクリ魔に限って「私は正しいと思ったことをしたまでだ」
とか胸を張るんだよね。しかもそういう連中が多いんだよ、ここは。


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