TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Temper Tantrum

2007-01-13 16:06:57 | インポート
台所のシンクが使えなくなって二日目。

皿洗い機で洗えるものは洗っているが、そうでないものや野菜なんかはいちいち
バスルームへ持って行って洗うので、大変面倒である。

ことの起こりは、昨日、お皿をしまおうとした私の手がすべり皿を床に落とし
割ってしまったことだ。それを見た夫が突然激怒、蛇口をなぐりつけて滅茶苦茶
に壊してしまった。別にその皿は夫がとくに気に入っていたものではないし、
高かったわけでもない。それに、しょっちゅうコップや皿を割る粗忽者はむしろ
夫の方である。これまでにも、私が日本から大切に持ってきた高価な和食器を
さんざん割られてしまった。しかし、形あるものはいつかは壊れるということを
私は理解しているので、悲しかったが彼を責めたことはない。

こういう癇癪は、私は相手が犬でも人間でも決して許すことをしない。
割れた皿と粉々になった蛇口を彼に残し、犬を連れて二階の寝室に上がり、
ドアに鍵をかけた。口論するより、一人で頭を冷やさせたほうがいいのだ。

こうした理由のない癇癪は、肉食文化の長い西洋人の間には子供から大人まで
頻繁に観察することができる。頭に血が上ると冷静な判断ができない。
これだから、夫との間に子供をつくらないで本当に良かった、とつくづく思う。
このような粗悪な遺伝子は、地球上から絶滅するべきだ。

今朝は頭が冷えてたようで、新しい蛇口や部品を買いにあちこち奔走したらしいが、
特注シンクなのかHomeDepotとかに行っても合うものが売っていない。
結局ネットで見つけたが、届くのに数週間だ。バカな男。
今更反省しても遅いわよ。つーか、「オレは何も悪いことしてない」だって。
こういう、自分の非を決して認めないのも、西洋人の特徴だ。

とばっちりを受け、こっちは大迷惑だ。シンクが治るまでこれからは全部
店屋物にしてやろうか。


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