TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ゴミと資源

2007-01-26 17:29:17 | インポート
今日は、うちのゴミ出しの日。

日本みたく役所がゴミ収集するのと違って、このあたりでは各家庭が民間の
ゴミ会社と契約して週に一度収集に来てもらう。契約している会社により
収集の日が違うので、近所でもゴミ出しの日がバラバラ。そしてゴミは、自分ち
の前の道路に近い部分にまとめて出す。

ゴミ出しは夫の役目だが、ここのところずっと出し忘れてたのでなんと
三週間ぶりのゴミ出し。それでも、うちのゴミは少ない。よそのアメリカ人は、
一体何でそんな、というくらい毎週ものすごいゴミの量だ。こっちのゴミ箱
(ゴミ会社が提供する)は大人がすっぽり隠れるくらいデカイ。それが満タン、
おまけに業務用みたいなデカイ黒ビニール袋がいくつも、その他の粗大ゴミ
などで山。

このあたりはカリフォルニアみたいに環境にうるさくなく、リサイクルには
全くといっていいほど関心がない。だから分別もしない人がほとんど。
うちでは前に住んでた所が細かく分別してリサイクルしてたので、どうも
再生できるものは捨てる気がせず、いまだに分別している。生ゴミは庭の
コンポストへ、紙やプラスチック、ガラス瓶などはリサイクル箱に分別し、
車で30分ほどのリサイクル工場へ持っていく。返金はされないので、他の
カナダ人には「捨てちゃえば簡単なのに、バカみたい」と言われる。

だけど、分別するおかげでうちのゴミ箱が満タンになったことは数えるくらい。
それより、再生できる資源の量ときたら、すごい。これだけの量がゴミの山に
なると思うと、ちょっと怖い。つーか、無神経に何でもゴミ箱に捨てる人と
いうのが、怖い。天に唾するように、いつか自分に罰として返ってくるとは
考えないのだろうか。

もったいない、という言葉が死語になりそうな現代であり、若い人々は
気にしないのだろう。私や夫は古いタイプの人間なのかも。


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