TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

そのとき犬は

2010-12-04 15:34:39 | インポート
犬を車に乗せて交通事故にあったらどうなるか、っていう実験。
http://www.youtube.com/watch?v=Ts4sMQA4zqA

後部座席の二頭のうち、シートベルトなしの犬は弾丸となってフロントガラス
に激突、実際の事故ならガラスを破って外に投げ出されているだろう。
あるいは、犬の大きさにもよるがバウンスして運転者かその隣の人に激突し
人間ともどもお陀仏かも。シートベルトした犬は、ふりまわされるものの
吹っ飛ばないで済んでいる。ま、ペット用ベルトの会社の実験なんで、
「ベルトが役に立ちますよ」っていうオチなのだが。

しかしよく見ると、ベルトした犬も随分転げまくっており、全身打撲は
まぬがれなさそうだ。犬の大きさやベルトのくいこむ位置によっては、前に
つんのめった瞬間に首絞め状態となり窒息の危険も。これはしかし、後部座席
をパッセンジャーシートとして使っている場合。うちはステーションワゴン
の後部の席を倒しカーゴにしており、犬用シートベルトを人間用シートベルト
に接続している。従って、この犬のように転げまくることはないはず。

アジリティのリストで時々話題になるのが、「シートベルトがいいか、それとも
クレートが安全か」というテーマである。うちはベルト派だが、事故の内容
と規模によってはどちらとも言えないと思っている。航空会社が認めるバリケン
クレートだって、衝突の衝撃が大きければ木っ端微塵に破壊される。
http://www.youtube.com/watch?v=jYms1d6oyz8&NR=1

クレートから放り出された猫、ちゃんと着地してるよ!でも顔面打ってるね。
ハスキーのベルトは伸びすぎ。だから前のめりになって運転席に激突している。

ワゴンだとよく、カーゴに金属のグレートをとりつけてその向こうに犬を
乗せている人が多い。これだと犬は運転席に身を乗り出してジャマしたり、
荷物を踏んだり食材を盗み食いしてりできないからだ。しかし、この状態で
後ろから追突されたら、あっという間に犬パンケーキである。

う?ん。
現在のところ、車に乗るペットの安全について真面目に研究している政府の
団体というのが一つもない。いろんなメーカーが独自にテストをしているだけ。
犬飼いとしては、できるだけの配慮をするしか方法はないんだよねえ。


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