安物買いの

銭失いで済めばいいけど。

アメリカで、中国産の乾式壁材が原因の健康被害が問題になってから数年。
住宅ブームがきっかけで安い中国産建材が広く使われるようになったが、住民から卵の腐ったようなニオイや配管・配線の腐食、喘息をはじめとする健康被害などの報告が相次いだ。調べてみると、乾式壁材に高濃度の硫黄が含まれていることがわかった。

とにかく、金属製品が真っ黒になるくらいの高濃度だそうだ。家族が病気になり、よそへ避難する人々も出た。こうなると、たとえ新築の家でも建て直すか、引っ越すしか道はない。莫大な損失である。

このニュースに対してカナダ政府は当初、「カナダは中国産乾式壁材を輸入していない。被害も出ていない」と答えていた。カナダでは乾式壁材の原料が採掘できるので、自国産を使っているから安全だとか言ってた。

ところがその後、カナダでも同様な住民による被害報告が出て来て、やっぱり中国産乾式壁材を使ってたことがバレた。全く、すぐバレるようなウソをよくつくよね。どこの国も、それは同じ。

アメリカもカナダも、2005年から2008年までに建てた家はヤバイらしい。うちも2007年築である。カナダの建築業者なんていいかげんなのばっかだから、信用できない。まあ今のところ、シルバーの指輪とかは黒くなってないけどね（笑）