TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

全粥

2016-08-02 06:59:12 | 腎不全/膵臓炎
昨日の夕食から、重湯の量を小さじ1杯半に増やした。

さらに今日の朝食から、重湯に七分粥をピュレ(米つぶが残らないように、バーミックスで完全にクリーム状にする)にしたものを加え始めた。

最初はピュレ小さじ半分に重湯小さじ一杯。その三時間後にはピュレ小さじ1杯に重湯小さじ半分。その後は、ピュレだけを小さじ1杯半。このようにして濃さを徐々に増しながら、様子を観察する。吐き気やおなかのゴロゴロ、下痢やくさいオナラが出ないようなら、これを続ける。量は、変えない。

調子がいいので、今日のお昼からは全粥(米1に対し水5倍)のピュレを加え始めた。これも、ピュレは小さじ半分から始めて重湯の量を減らしてゆく。


全粥の残りは、私のお昼


全粥のピュレ


本来の膵臓炎のプロトコールでは、まだ当分の間重湯が続く。しかし、TABIの場合は吐き気がないし食欲は旺盛だし(プロトコールは、吐き気が強くて食欲がない小型犬用にデザインされている)、あまり水分ばかりではどうかと思う。いろいろ調べていたら、人間の赤ちゃんのおなかの不調に関する情報を見つけた。それによれば、基本的にウンチと同じかたさの食べ物をあげるのだそうだ。つまり、水のような下痢のときはスープやうすい重湯で水分を補給する。マッシュポテトのような軟便になってきたら、お粥やゆでたじゃがいもをピュレにしてあげる、といった具合。

これはわかりやすい。TABIのウンチは全粥のピュレよりずっとかたいけど、とりあえずこのくらいのピュレから始めてみようと思う。

Famotadine(胃酸分泌抑制薬)も、今日からは20mgを一日二回から10mgを一日二回に減らした。胸のむかつきは減ったみたいで食欲旺盛だし、胃酸分泌抑制薬の最大量をずっと続けて飲むのも消化力を落としたり栄養素の吸収を悪くするからだ。

ちなみに、今回はLグルタミンや乳酸菌(プロバイオティクス)などのサプリメントは一切止めた。とくに乳酸菌は、膵臓炎の場合、命取りになることがあるそうなので避けるよう言われている。

今日はウンチは出なかったが、明日は健康なウンチと再会できますように。


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