TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

三歩進んで二歩下がる

2016-08-27 15:26:31 | 腎不全/膵臓炎
裏のお宅から、庭にたわわに実ったリンゴを籠いっぱいいただいた。

で、今日のお昼にキャラメル・アップル・ガレットを焼いた。
家じゅうが甘い香り。でも、TABIは食べちゃダメ。ごめんね。



さて、TABIは重湯から五分粥のピュレに調理した卵白を混ぜたものへ移行。一回に小さじ一杯半、三時間おきに食べさせる。ウンチは小さい豆粒状のものが出た。これを二日ほど続け、ウンチの様子が良ければジャガイモのピュレを混ぜる。

膵臓炎はすっかり回復するまで何か月もかかると言われたが、いやはや、本当に亀のごとき進歩である。本犬は食欲旺盛なのに食べさせてもらえないので、かわいそう。でも、仕方ない。

今日もご飯の支度をしている間、キッチンをウロウロ。
ああやって走り回ってるだけでも、けっこうな運動になりそうだ。が、危ないのでTABIパパがついにキレて「お前はあっちに行ってろ!」とリビングのベッドに連れて行かれてしまった。


「ちぇ、つまんな~い!」

ところで、今日はTABIにとってちょっぴり寂しい出来事が。
いつもTABI連れで買い物に行く先のホームセンターで、TABIが来るのを楽しみにしてくれていた店員さんが今日を最後にお店を去ることになったのだ。突然、レイオフ(といっても、事実上の解雇)を言い渡されたという。「この店が開店してから六年間も務めたのに」と、彼女は涙ぐむ。

マネジメントが変わったのだ。
彼女のような年配のフルタイム店員は一斉に解雇し、安く雇えるパートの学生に全面的に変える。お客に対するサービスの質なんて、どうでもいい。今ではどこも、そうしたビジネスプランになってきている。カナダの民間企業は、ドライだ。

私達は、今日の午後TABIを連れて彼女にお別れをしにお店まで出かけた。そして、「いままでありがとう」のカードとギフトカードを渡して来た。またどこかで会えるといいね、Sandra。


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