「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

コネタ・ラボラトリー2011.2.28

2011-02-28 22:20:26 | コネタ
【コネタ・ラボラトリー 2011.2.28】
けっして暇ではありませんが、
どうしても書きたくなったコネタを書かせていただく「コネタ・ラボラトリー」。
では、めくるめくコネタの世界にようこそ。。。

=黄色いバジャマの呪縛=

先日書いた「黄色いパジャマ伝説」。
ロッキーで終わりじゃありませんでした・・・・
ハワイロケ編でデュークが入院した際も黄色いパジャマだった・・・。
目立っていなかったのですっかり忘れていました(^_^;)

そうなると、末期までこの伝説が続いたことになり、伝説というよりは呪縛であります。


=今のドラマに欠けているもの=

そうだ・・・良い声の男がいなくなったかも。。。。
裕次郎さんにしても露口さんにしても竜さんも、独特な良い声。
最近の俳優さんはどうも皆同じ声に聞こえる。
低音の魅力っていうのも最近聞かない言葉だし。

草食系男子横行時代ですから。。。

やべぇ・・俺一応声低いっすが、草食化しているかも・・・(^_^;)


=ウルトラセブンでロケ探訪=

フクシン君とペロリンガ星人の話。。。
多摩川堤防にて。
あのトラックは多分、三菱ジュピタだと思いますが、そのトラックに阻まれフクシン君が落ちていく例の二股。
あそこはよく太陽では覆面車が落ちた(^_^;)場所なはず。
「ボスひとり行く」「ボスの誕生日」などでお馴染みの。
恐らく狛江市?東和泉?3丁目であの橋は小田原線だと思うのですが。

ウルトラシリーズでは世田谷方面がふんだんに画面に現れるので、世田谷育ちの方には、40年代はウルトラで50年代は太陽で、地元を確認出来るというかなり羨ましい感じになっていると。


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その灯を消すな!

2011-02-28 01:43:22 | ファミ劇日誌
『♯56 その灯を消すな!』
主演:竜雷太(石塚誠)
助演:松田優作(柴田純)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)露口茂(山村精一)下川辰平(野崎太郎)小野寺昭(島公之)青木英美(永井久美)

美川陽一郎(斎藤)深江章喜(梶田組長)北条清(小西次郎)紅景子(関口京子)渥美国泰(大和田)江幡高志(浮浪者)高城淳一(畠中清)磯野秋雄(横田社長)鈴木和夫(ぼたん店主)岡部正純(梶田組幹部)福崎和宏(土谷実)近松敏夫(商店主)柄沢英二(青田刑事)三上剛(梶田組幹部)山本修平(商店主?) 戸塚孝 及び 吉中正一(※ノンクレジット 梶田組組員)

プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平  脚本:小川英 中野顕彰
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:吉高勝之 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:莟宣次 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐 
協力:国際放映 企画協力:ジャックプロダクション 
監督:山本迪夫
制作:東宝株式会社

覆面車:未出

この作品、私が勝手に名付けている「フーテンのゴリ」シリーズでありまして・・・
七曲署管内以外でゴリさんが一人で活躍する作品を指します。
(亜流)10話「ハマッ子刑事の心意気」
26話「みんな死んでしまった」
42話「知らない街で…」
265話「ゴリ、爆発!」
がそのラインナップになります。
265話については、本作のリメイクという考え方も出来る作品なので造りが似ています。

ワンセットものと同じように、撮影スケジュールの調整上、一人か二人のメンバーのみの活躍で、他のメンバーは冒頭とラストにしか出ないパターンの典型だと思います。
その代わりゲストが豪華絢爛。
七人の刑事の美川さんや常連の深江さん、今回初登場組で・・・ゲスト常連になる北条清嗣さんに福崎さん、ゴリ編常連になる渥美さんに江幡さん、事件記者の高城さん。
他の方も常連ゲストが多い。
三上さんもまだ山田鑑識員になる前です。

ほぼ初期から、ゴリさんがこういう単独主演話が多かったというのはありますが、竜さんご自身はスタッフに近い立場だったので、撮影的にスムーズに行ったんじゃないかと思います。
そういう意味でも意義があった作品だったと思いますが、
それまでの巻き込まれ風「フーテンゴリシリーズ」とはちょっと違うのが、ゴリさん自身の固い意志を持って、その地に赴くという部分。


5年前のボスとゴリさんの約束。
ゴリさんが1968年に神奈川県警の湊署から転属になったという根拠になっていますが、本来他府県からの転勤というのは警察内では無いことだそうで。
あったとしても、一端退職して警視庁に入り直すという手なんだそうですが。
太陽の場合は、殿下も神奈川県警・加賀町署から警視庁管内に転属してきた前歴があったり、元一係長の小谷警部が鹿児島県警に転勤したりという設定が登場しますので、その辺りの私の納得材料として、トレード転勤というのを妄想しています。
ただ、ゴリさんと殿下はあまりそれにあてはまらないかも・・・ならば、ボスが引っ張ってきた?
ボスとゴリさんの関係性とその着任時の約束から見ると、ボスが半ばヘッドハンティングしてきた感じもしますが、殿下はどうだろう・・・。
少々強引だとは自分でも思いますが(^_^;)

あの当時はまだ暴力団と地元商店街との均等を計るというのは、暗黙の了解的な部分があったと思います。
その辺りはバブルがはじける辺りまで続いたとも聞きますが、七曲署管内では善悪がハッキリ分れていますが、この街はダークゾーンがその善悪の間に存在しています。
果たして、そのダークゾーンを打破できるかが、この物語のテーマでしたが・・・。
梶田が出所してくることによって、一端正義的に固まった街も一気に崩壊していきます。
それの人身御供とされたのが、次郎とゴリさん。
ただ、最終的には立ちあがる街の人々でしたが、次郎にしてみれば気持ちは解るけれども裏切られた気持ちが上回り、街を出ることになった訳ですが・・・。

ゴリさんにしてもいつもの勢いがどんどん削がれていきます。
そもそも、湊署の体制自体がどうにもならない状況・・・とてもゴリさんの前任署とは思えないやる気の無さ。
もしかすると、ゴリさんは5年前に「弾かれて」しまったのかもしれません。
神奈川県警に居られなくなったゴリさんをボスが拾ったのかも。

一人で奮闘するゴリさん。
ジーパンにしても助っ人しているとはいえ、他署管内なので動き辛かったでしょうし、斉藤老人にしてもあれ以上の協力は体力的にも立場的にも難しかったと思います。
あそこまで満身創痍になり、かつ追いつめられるゴリさんも太陽全体から見ると珍しいと思いますが、
そういうクールな面があったからこそ、それこそがこの作品の見どころになっていたと思います。

自分自身を賭けて事件に挑むゴリさんの姿は、後に太陽の見せ場の一つになりますが、それが本格化したのがこの作品。
ゴリ編としても重要な位置を占めています。

確かにリアルな後味の悪さを残しながら、絶望的な時でも味方は必ずいるというメッセージが込められています。
そこが救いかもしれません。

=セドリック横転=

大和田の車で、梶田が殺人の証拠を消す為に横転させた初代後期のセドリック。
OPダイジェストでは横転NGシーンを採用、その後本編採用の横転NGシーン。
そして恐らく人力で横転させたと思われます。
初代セドリックの頃は重心をヘヴィーに安定させて、悪路走行を実現させていたきらいがあるので、なかなか簡単に横転しなかったでしょうし、なおかつ無人で走行させながら横転させるのは至難の業だったと思います。

=ロケ地=

神奈川県三崎市(現在の三浦市三崎)かなり面影は残っている。
特に三崎公園界隈

まぐろ料理の老舗も建物が現存。

次郎が勤める造船所も現存。

三崎銀座は少々閑散としている。

警察署は本物のようだが、移転した模様。(現在は駐車場)

ラス前の立ち回り時付近の酒屋・薬局は健在。

か、梶田組事務所も現存!

城ケ崎大橋のふもと

「ぼたん」は商売替え?

三崎3丁目付近に駅は無し、徒歩で行けるような駅も無い。

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