「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロッキーの死

2016-02-27 06:56:35 | 当直室日記
この件は、これまで散々書き散らかしてきたので・・・。

というか、カナダ編(#519、520)なんて、もう3桁は乗るぐらい観ているんじゃないだろうか・・・。

それでも号泣してしまった・・・年々、涙もろさ増々好調であります。

5年2ヶ月在籍、ファミ劇HD初放送でも2年半、活躍期間が長いためにキャラとしてもじっくり成長してきた感じもあり、確かに新人刑事として登場したキャラとしては長寿過ぎたという人もいるけれども、それでもロッキー自体は傑出したキャラクターだと思っております。

私が物心ついて、はっきり身近に感じたキャラクターの元祖でもあります。
ボンやスコッチまではまだ先輩的な部分はあったりして。

新人刑事としてトラウマとの対決(拳銃恐怖症)、ボンとの同居生活からのボン・ロッキー(ボケとツッコミ)コンビの人気+太陽人気頂点、ボン殉職後のスニーカーの先輩としての在り方、恩人スコッチ復帰からの従僕感、令子との絶体絶命を乗り越えての結婚、ドックとのコンビ技復活・・・。
太陽のキャラクターの中で、一番成長(あるいは翻弄)したのがロッキーでした。

当初は新人刑事として登場し、在籍中にその役割を終え、家族を持ち、若手の長さん的ポジションに落ち着いての殉職は、その殉職話がどうこうという事ではなく、その事柄自体が非常に悲しい結末でありました。
当時も今も、「殺すことは無かったんじゃないか?」という意見を聞きますが、木之元さんの番組卒業という意味あいでは仕方がない部分はあったと思います。
木之元さんご自身も、本当はボンの後の殉職劇が自分の順番だと思いながら延命していった経緯もあったのか、太陽「卒業生」の中では劣等生であるとお話しになっており、しかしながら私個人的には半面は本当は卒業したくなかったのではないかという印象も受けたりして、他の殉職(降板)メンバーの自ら降板を申し出た方が圧倒的に多い傾向とはちょっと離れています。長さんの勇退にも同じことが云え、これは10周年を迎えた番組のリニューアルがもたらしたものであるので、正直、なお悲しいというか・・・。

さらに、ロッキーのキャラクター自体が誠実で男としてもバランスの取れた、スーパーマンでもなければ、平々凡々でもないという、観る側に近い存在、確かに他のメンバーと比べると平坦な印象はありますが、いざという時に個性を発揮する、それがロッキーの魅力であると思っています。

山の掟で、自分の目の前で友人を亡くし、自分自身も一旦心停止に陥り、そして山を守るために生命を落とした、愛すべきロッキー。

あぁ・・・

何が言いたいんだか(^_^;)

今回の放送で残念なのは、予告編が無いこと。

小林恭治さんのハイテンションで温かいナレーション、
長さんの激走と修羅と化した表情と、惜別の言葉。

本放送時は「杜丘憎し」で#520放送の一週間、興奮状態でしたから・・・。




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