太陽に直接関係はありませんが、前進番組『東京バイパス指令』での「ポロ」のママ、刑事モノファンとしては、『特捜最前線』の冷泉教授・・・というより、二谷英明さんの奥方。
ついこの間までお元気に活躍なさっていた印象がある、
白川由美さんが14日、心不全でご逝去・・・・79歳。
この人ほど「女史」という形容詞がお似合いになる女優さんは思い当たりませんし、かと思うと老女役なども精力的に演じられたリ、幅広い演技を披露なさっておられた方だと思います。
なので、つい最近までドラマにご出演だったというのも当然ではあったと思います。
特に二谷さんが亡くなられた後の方が様々な作品にご出演だったという印象があります。
もう、あの早口気味で凛とした白川さんのセリフまわしを聴くことができないというのは、本当に残念でなりません・・・・。
ご冥福をお祈りいたします・・・。
さて、向う一週間の太陽放送です。
ファミ劇では殉職編特集の再放送2週目、今回はボン、殿下、スコッチです。
地上波ではテレ玉がお休み。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
テキサス存命主演最終作は、また切ない刑事として友人としての狭間で揺れ動く「順」を描き、一方は刑事志望の婦警とゴリさんの厳しいながらも「師弟」関係を築いていく佳作、どちらも太陽らしい作品です。
第208話 51.07.09 ひとり立ち (テキサス)潮哲也 木下清 柳生博
宝石強盗事件が発生し容疑者は2人の男に絞られるが、一方の男はテキサスの高校時代の親友・土屋であった。
自分はどうしても土屋に肩入れしてしまうだろうと考えたテキサスは、ボスに捜査から外れたいと申し出たが、刑事の使命として捜査を続けるように進言される。
捜査を続けるうちに土屋には借金があることがわかったり、アリバイを証明することができなかったり焦るテキサス。
そのうち、土屋の持ち物から宝石が発見され、彼は連行されてしまう・・・・。
親友が事件に絡んでテキサスが苦悩する話は「八木編」が有名ですが、この作品はもっと厳しい視点から描いています。
何より、明朗さが目立つテキサス自身の暗い過去が、今回の土屋との関係に確実に繋がって、厚い信頼関係に冷水を浴びせる結果になってしまいます。
今回の事件は、三上順というひとりの男に容赦なく社会人として刑事としての立場を示す感じになっています。
それにテキサスフェチ唱歌「ひとり立ち」が響きます・・・。
自動車事業部諸兄には、これまで2台配置していたスプリンタークーペが、スコッチ前期でおなじみのスプリンター・リフトバックに統合される記念すべき話でもあります(^_^;)
第209話 51.07.16 働くものの顔 (ゴリさん)服部妙子 池田和歌子 伊吹徹
ゴリさんを尊敬する交通係の松原婦警は積極的に射撃練習を行っていたが、松原は署長に一係入りを直訴し、刑事見習いとしてゴリさんの指導を受けることになる。
ゴリさんの指導は厳しかったが、その試練に食らいつく松原。
しかし、そもそも彼女は刑事になることを反対していたゴリさんなので、ゴリさんの厳しさは松原も周囲も彼女に諦めさせるためのものと思っていた。
ゴリさんは松原の婚約者である水族館の神田を訪問するが、今現在婚約は解消状態だと聞いてしまう。
その件をやんわりと松原に確認すると、実は平凡な生活よりも刑事としての職業への憧れの思いが強いことがわかる。
その最中、拳銃強盗事件が発生し、偶然強盗計画を聞いたスナックのウエイトレスを松原がガードすることになるが・・・・。
#38のリメイク的作品ではあるものの、ゴリさんのあくまでも刑事としてとコーチとしての紳士的な姿勢と、松原婦警の憧れに対する前向きな姿勢が前面に押し出され爽やかですが、メンタルな面での刑事としての姿勢を問う、まるで登場編のフォーマットをそのまま使ったような面白い作品になっています。
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 マミー登場編
やはり子供を子ども扱いしない太陽らしい、甘さと厳しさが入り交じったラガー編、ボギ子ちゃんが腹下し・・・もとい、孤独を噛みしめるボギーと彼に食生活を気にする・・・もとい、そんなボギーを口論しながらもサポートするマミーを描くコンビ編。
第548話 58.03.18 金曜日に会いましょう (ラガー)井上高志 椎谷建治 吉野広昭 監物房子
轢き逃げされた女性の身元が判らず奔走するラガーだったが、その女性が土曜日の発売される人気サッカー漫画の内容を、毎週金曜日に公園で子供たちに話をしていることが判る。
彼女は交通事故に遭ったサッカー好きの弟の為に、彼を想定して活躍をさせたその原作を漫画家に売っていたのだが・・・・。
弟の再起を信じ、真心こめて原作を紡いでいた彼女を殺した犯人に対し、怒りが爆発するラガー。
試練期間(^_^;)を終了した後のラガー主演作。
少年との交流を絡めながらラガー自体の少年との融和性というあまり今まで描かれなかった部分も取り上げていきます。
漫画が絡んだ話なので、本放送当時は妙に大人ぶっていた私はちょっと違うかなぁ・・・と思っていましたが、大人になってなぜか結構楽しめている自分に気付いたりします(^_^;)
被害者の女性を演じるのは、「あぶ刑事」の監物さんです。
第549話 58.03.25 ボギーとマミー (ボギー・マミー)永島暎子 吉沢健 藤江リカ
殺人を目撃したと思われる女性は目撃証言を「関わりたくないから」と拒否する。
女性を調査するボギーとマミーは彼女は孤独に耐えきれず、見知らぬ男と関わり合い強姦されていたことが判る。
そんな中、自宅で一人食あたりに一夜苦しむことになったボギーは自分も孤独である事を思い知る。
ボギーとマミーは彼女を説得するものの、犯人は彼女にも魔手を向けることになる・・・・。
女性に対し昔ながらの考え方を持つボギー、当時の女性としては結構進んだ生活スタイルを維持しようとしているマミー、その二人が初めてコンビを組み、閉鎖的になっている女性から目撃証言を得ようとします。
ボギーも口では色々言いながら実はけっこう女性を理解することができるいい男だというのは、谷山美沙の件で証明されていますが、それがもっとはっきり解るストーリーであります。
太陽の話の軸の一つである「孤独」を久々に描きます。
しかし・・・レタスで食あたりか・・・(^_^;)
6/16(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#208 ひとり立ち
ファミリー劇場HD(CS)
6/16(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#209 働くものの顔
ファミリー劇場HD(CS)
6/17(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#546 マミー刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)
6/17(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#547 ドックの恋愛術
ファミリー劇場HD(CS)
6/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#548 金曜日に会いましょう
ファミリー劇場HD(CS)
6/17(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#549 ボギーとマミー
ファミリー劇場HD(CS)
6/19(日)
25:50~26:45
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ボン(宮内淳)編】#363 13日金曜日・ボン最期の日
ファミリー劇場HD(CS)
6/19(日)
26:45~27:40
太陽にほえろ!HD版【殉職刑事SP・殿下(小野寺昭)編】#414 島刑事よ永遠に
ファミリー劇場HD(CS)
6/19(日)
27:40~28:35
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・スコッチ(沖雅也)編】#493 スコッチよ静かに眠れ
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス編
残念ながら、お休みです。
▼チバテレ・ボン単独編
昇進試験を控えたゴリさんと、横浜のサラリーマン的考え方の刑事が対立・・・しそうでしないような微妙な感じで同じ事件を追う、
第253話 52.05.27 生きがい (ゴリさん)寺尾聰 中島ゆたか 入江正徳
昇進試験の準備に勤しんでいたゴリさんの前に現れた、横浜港署刑事・西本。同僚の津上刑事がチンピラに撃たれた事件で使用された拳銃が七曲署管内でカタログ販売で購入したと自供、一緒に捜査することになった。
売人については顔も見ておらず、特徴的なブーツだけが目当てだった。また、売られたルガーについてはエーゲ海で購入できることから、エーゲ海ツアーに参加し、前科のある宮沢を西本はマークしていた。
その宮沢はあさってまたエーゲ海に飛ぶという。ボスは西本のパートナーにゴリさんを組ませることにするが、ゴリさんは西本の合理的で直接的なやり方にハナからそりが合わず、宮沢に対してシロと見るゴリさんと黒とみる西本には徹底的に対立することになる。
さらにそのサラリーマン的合理主義は徹底しており、定時に帰っていったが、偶然ゴリさんと会い、迎えに来ていた西本の美人妻と食事をしないかと誘われる・・・・。
港署の西本には寺尾聰さん。ケンメリスカイラインで迎えに来る妻に中島ゆたかさん、どちらも太陽初登場です。
あまり話題に上らない話ですが、『いろはの”い”』終了直後でまだその面影を残している寺尾さんが、サラリーマン刑事を好演しますし、後の次郎やリキとは一味ちがい、太陽PART2のオサムさんに通じる飄々としたところを思う存分披露します。
それに付き合う・・・というか付き合わされるゴリさんのリアクションもかなり見ものです。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
立場という括りでは厳しいテキサスならではの悲劇です。
第196話 51.04.16 言葉の波紋 (テキサス)佐々木勝彦 木内みどり 遠藤征慈
警察学校時代の先輩・落合巡査に久々に再会したテキサス。
落合は4月から七曲署管内の派出所に着任したということだった。
それから間もなく、強盗たちを追っている落合に加勢したテキサスだったが、落合が追いつめた犯人を彼が射殺してしまう。
テキサスは正当防衛を主張するものの、落合は自宅謹慎処分になってしまう。
残りの犯人を追う一係だったが、落合が独自に捜査をしているのが目撃され、一係内と先輩警官の狭間で苦境に立ってしまうテキサス・・・。
そもそもの「落合の暴走」を招いた、テキサスの言葉「の波紋」がなかなか意味が深い感じで響きます。
テキサスの立場で観るのと、落合の立場で観るのとでは別な味わいがあります。
どっちの気持ちも解るんですけどね。
6/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第243話 #253 生きがい
6/19(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第196話 言葉の波紋
とちぎテレビ(地上波)
ついこの間までお元気に活躍なさっていた印象がある、
白川由美さんが14日、心不全でご逝去・・・・79歳。
この人ほど「女史」という形容詞がお似合いになる女優さんは思い当たりませんし、かと思うと老女役なども精力的に演じられたリ、幅広い演技を披露なさっておられた方だと思います。
なので、つい最近までドラマにご出演だったというのも当然ではあったと思います。
特に二谷さんが亡くなられた後の方が様々な作品にご出演だったという印象があります。
もう、あの早口気味で凛とした白川さんのセリフまわしを聴くことができないというのは、本当に残念でなりません・・・・。
ご冥福をお祈りいたします・・・。
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さて、向う一週間の太陽放送です。
ファミ劇では殉職編特集の再放送2週目、今回はボン、殿下、スコッチです。
地上波ではテレ玉がお休み。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ テキサス&ボン編 再放送
テキサス存命主演最終作は、また切ない刑事として友人としての狭間で揺れ動く「順」を描き、一方は刑事志望の婦警とゴリさんの厳しいながらも「師弟」関係を築いていく佳作、どちらも太陽らしい作品です。
第208話 51.07.09 ひとり立ち (テキサス)潮哲也 木下清 柳生博
宝石強盗事件が発生し容疑者は2人の男に絞られるが、一方の男はテキサスの高校時代の親友・土屋であった。
自分はどうしても土屋に肩入れしてしまうだろうと考えたテキサスは、ボスに捜査から外れたいと申し出たが、刑事の使命として捜査を続けるように進言される。
捜査を続けるうちに土屋には借金があることがわかったり、アリバイを証明することができなかったり焦るテキサス。
そのうち、土屋の持ち物から宝石が発見され、彼は連行されてしまう・・・・。
親友が事件に絡んでテキサスが苦悩する話は「八木編」が有名ですが、この作品はもっと厳しい視点から描いています。
何より、明朗さが目立つテキサス自身の暗い過去が、今回の土屋との関係に確実に繋がって、厚い信頼関係に冷水を浴びせる結果になってしまいます。
今回の事件は、三上順というひとりの男に容赦なく社会人として刑事としての立場を示す感じになっています。
それにテキサスフェチ唱歌「ひとり立ち」が響きます・・・。
自動車事業部諸兄には、これまで2台配置していたスプリンタークーペが、スコッチ前期でおなじみのスプリンター・リフトバックに統合される記念すべき話でもあります(^_^;)
第209話 51.07.16 働くものの顔 (ゴリさん)服部妙子 池田和歌子 伊吹徹
ゴリさんを尊敬する交通係の松原婦警は積極的に射撃練習を行っていたが、松原は署長に一係入りを直訴し、刑事見習いとしてゴリさんの指導を受けることになる。
ゴリさんの指導は厳しかったが、その試練に食らいつく松原。
しかし、そもそも彼女は刑事になることを反対していたゴリさんなので、ゴリさんの厳しさは松原も周囲も彼女に諦めさせるためのものと思っていた。
ゴリさんは松原の婚約者である水族館の神田を訪問するが、今現在婚約は解消状態だと聞いてしまう。
その件をやんわりと松原に確認すると、実は平凡な生活よりも刑事としての職業への憧れの思いが強いことがわかる。
その最中、拳銃強盗事件が発生し、偶然強盗計画を聞いたスナックのウエイトレスを松原がガードすることになるが・・・・。
#38のリメイク的作品ではあるものの、ゴリさんのあくまでも刑事としてとコーチとしての紳士的な姿勢と、松原婦警の憧れに対する前向きな姿勢が前面に押し出され爽やかですが、メンタルな面での刑事としての姿勢を問う、まるで登場編のフォーマットをそのまま使ったような面白い作品になっています。
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 マミー登場編
やはり子供を子ども扱いしない太陽らしい、甘さと厳しさが入り交じったラガー編、ボギ子ちゃんが腹下し・・・もとい、孤独を噛みしめるボギーと彼に食生活を気にする・・・もとい、そんなボギーを口論しながらもサポートするマミーを描くコンビ編。
第548話 58.03.18 金曜日に会いましょう (ラガー)井上高志 椎谷建治 吉野広昭 監物房子
轢き逃げされた女性の身元が判らず奔走するラガーだったが、その女性が土曜日の発売される人気サッカー漫画の内容を、毎週金曜日に公園で子供たちに話をしていることが判る。
彼女は交通事故に遭ったサッカー好きの弟の為に、彼を想定して活躍をさせたその原作を漫画家に売っていたのだが・・・・。
弟の再起を信じ、真心こめて原作を紡いでいた彼女を殺した犯人に対し、怒りが爆発するラガー。
試練期間(^_^;)を終了した後のラガー主演作。
少年との交流を絡めながらラガー自体の少年との融和性というあまり今まで描かれなかった部分も取り上げていきます。
漫画が絡んだ話なので、本放送当時は妙に大人ぶっていた私はちょっと違うかなぁ・・・と思っていましたが、大人になってなぜか結構楽しめている自分に気付いたりします(^_^;)
被害者の女性を演じるのは、「あぶ刑事」の監物さんです。
第549話 58.03.25 ボギーとマミー (ボギー・マミー)永島暎子 吉沢健 藤江リカ
殺人を目撃したと思われる女性は目撃証言を「関わりたくないから」と拒否する。
女性を調査するボギーとマミーは彼女は孤独に耐えきれず、見知らぬ男と関わり合い強姦されていたことが判る。
そんな中、自宅で一人食あたりに一夜苦しむことになったボギーは自分も孤独である事を思い知る。
ボギーとマミーは彼女を説得するものの、犯人は彼女にも魔手を向けることになる・・・・。
女性に対し昔ながらの考え方を持つボギー、当時の女性としては結構進んだ生活スタイルを維持しようとしているマミー、その二人が初めてコンビを組み、閉鎖的になっている女性から目撃証言を得ようとします。
ボギーも口では色々言いながら実はけっこう女性を理解することができるいい男だというのは、谷山美沙の件で証明されていますが、それがもっとはっきり解るストーリーであります。
太陽の話の軸の一つである「孤独」を久々に描きます。
しかし・・・レタスで食あたりか・・・(^_^;)
6/16(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#208 ひとり立ち
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7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#209 働くものの顔
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6/17(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#546 マミー刑事登場!
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7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#547 ドックの恋愛術
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6/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#548 金曜日に会いましょう
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6/17(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#549 ボギーとマミー
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6/19(日)
25:50~26:45
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・ボン(宮内淳)編】#363 13日金曜日・ボン最期の日
ファミリー劇場HD(CS)
6/19(日)
26:45~27:40
太陽にほえろ!HD版【殉職刑事SP・殿下(小野寺昭)編】#414 島刑事よ永遠に
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6/19(日)
27:40~28:35
太陽にほえろ!HDリマスター版【殉職刑事SP・スコッチ(沖雅也)編】#493 スコッチよ静かに眠れ
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【地上波】
▼テレ玉 テキサス編
残念ながら、お休みです。
▼チバテレ・ボン単独編
昇進試験を控えたゴリさんと、横浜のサラリーマン的考え方の刑事が対立・・・しそうでしないような微妙な感じで同じ事件を追う、
第253話 52.05.27 生きがい (ゴリさん)寺尾聰 中島ゆたか 入江正徳
昇進試験の準備に勤しんでいたゴリさんの前に現れた、横浜港署刑事・西本。同僚の津上刑事がチンピラに撃たれた事件で使用された拳銃が七曲署管内でカタログ販売で購入したと自供、一緒に捜査することになった。
売人については顔も見ておらず、特徴的なブーツだけが目当てだった。また、売られたルガーについてはエーゲ海で購入できることから、エーゲ海ツアーに参加し、前科のある宮沢を西本はマークしていた。
その宮沢はあさってまたエーゲ海に飛ぶという。ボスは西本のパートナーにゴリさんを組ませることにするが、ゴリさんは西本の合理的で直接的なやり方にハナからそりが合わず、宮沢に対してシロと見るゴリさんと黒とみる西本には徹底的に対立することになる。
さらにそのサラリーマン的合理主義は徹底しており、定時に帰っていったが、偶然ゴリさんと会い、迎えに来ていた西本の美人妻と食事をしないかと誘われる・・・・。
港署の西本には寺尾聰さん。ケンメリスカイラインで迎えに来る妻に中島ゆたかさん、どちらも太陽初登場です。
あまり話題に上らない話ですが、『いろはの”い”』終了直後でまだその面影を残している寺尾さんが、サラリーマン刑事を好演しますし、後の次郎やリキとは一味ちがい、太陽PART2のオサムさんに通じる飄々としたところを思う存分披露します。
それに付き合う・・・というか付き合わされるゴリさんのリアクションもかなり見ものです。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
立場という括りでは厳しいテキサスならではの悲劇です。
第196話 51.04.16 言葉の波紋 (テキサス)佐々木勝彦 木内みどり 遠藤征慈
警察学校時代の先輩・落合巡査に久々に再会したテキサス。
落合は4月から七曲署管内の派出所に着任したということだった。
それから間もなく、強盗たちを追っている落合に加勢したテキサスだったが、落合が追いつめた犯人を彼が射殺してしまう。
テキサスは正当防衛を主張するものの、落合は自宅謹慎処分になってしまう。
残りの犯人を追う一係だったが、落合が独自に捜査をしているのが目撃され、一係内と先輩警官の狭間で苦境に立ってしまうテキサス・・・。
そもそもの「落合の暴走」を招いた、テキサスの言葉「の波紋」がなかなか意味が深い感じで響きます。
テキサスの立場で観るのと、落合の立場で観るのとでは別な味わいがあります。
どっちの気持ちも解るんですけどね。
6/17(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第243話 #253 生きがい
6/19(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第196話 言葉の波紋
とちぎテレビ(地上波)