「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送7.11=ジーパンが拳銃を握るとき

2021-07-11 11:06:48 | 放送予定
殿下の命日ですか…。

PC故障中のけぶでございます<(_ _)>
スマホでの更新となっていますが、老眼が悲鳴をあげています、、。

ところで、サンテレビ太陽放送・・・。
#71が高飛びしてしまって#72。
やっぱり#71の地上波放送は難しいのか・・・・。
山さんの髪がどんどん伸びていくではないか…。

とりあえず、モヤモヤさまへのメモを。

#71……平凡な主婦が突然病院に入院していた報道で話題の人物に襲いかかり自殺しようとしたが止められた。主婦を襲いかかった事実については記憶があるがその前後についての記憶はなく、動機に関してはなぜか本人には全く身に覚えがないと言う。
この摩訶不思議な事件に関し、山さんが解き明かす。


さて、ジーパン編は次の段階に進みます。

【地上波】サンテレビ・ジーパン編

7/11(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第16話)
サンテレビ1(地上波)


第72話 48.11.30 海を撃て!!ジーパン (ジーパン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美


セミレギュラー:有吉ひとみ


ゲスト:山西道広
 トニー・セトラ 石山克己
 和田文夫 夏川圭 築地博 今井和雄 三戸悦子 高橋美知子 金子美智代

脚本:鎌田敏夫
監督:竹林進

東京へ修学旅行に来ていた九州の女子高生が自由行動中に行方不明になり、翌日、多摩川の河原で絞殺死体となって発見された。
現場近くに落ちていた封筒から、自動車修理工場に勤めるペンフレンドの加納修が有力容疑者として浮かび上がった。
しかし加納は被害者と会う約束はしていたが、約束の時間に現れず、会うことが出来なかったと主張、また現場付近で背の高い外人を見かけたと証言した。
確実な決め手がないままに釈放となった加納は、外人バー街で拳銃を奪い姿をくらませた。
そんな時、一係に加納らしい男を多摩川のボート小屋でみかけたという電話が入った。
ジーパンとシンコが現場に急行することとなったが、ジーパンは相変わらず拳銃を持とうとせず、丸腰で現場へ向かった。
ボート小屋へ忍び寄る2人だったが、突然銃声が響き、シンコは腹部を押さえて倒れ込んだ!
血相が変わったジーパンは体当たりでボート小屋に飛び込んだが、既に加納は自殺していた。
しかし、現場検証により死体の状況などから加納は既に何者かによって殺されいて、シンコを撃ったのもその犯人であることが明らかとなる。
そして、死んだ加納のアパートを捜索した山さんたちは、そこにあった週刊誌に載っている外人で体の大きいバイヤーのジョン・スミス(初期設定ジョン・ケラーマン)に目を付けた。
さらに聞き込みを進めたところ、女子高生が殺された日に現場付近でスミスらしき姿を目撃したという証言を得たが、スミスには事件当日、日本の商社との会議に出席していたというアリバイがあったが・・・・・。
登場編から2クールを迎えようとして、どちらかというと「自分らしさ」をキープしてきたジーパンが、彼のポリシーである「拳銃を持たない」という事に正面から向き合い、刑事としてそのポリシーは返上しなければならなくなる事態が発生してしまう、ジーパン編のハイライト作品の一つ。
それがシンコが銃撃され重傷を負うという最悪な事態であり、かつその犯人がなんとも水を得た魚のように、純朴なカップルを自分の欲望と保身のために続けて殺していくという残酷さが、さすがジーパン登場編を執筆なさった鎌田さんのホン所以だし、クールながらも熱い竹林監督の演出という部分も相まり、さらにクライマックスのジーパンの「激走→射撃」、ボスの拳銃哲学など、見どころ満載の名作です。

山西道広さんの本格ゲスト主演というポイントもありがならも、冷静に考えても、事件自体が凶悪でもあり、緊張感漲る作品です。


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