「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送11/14=ボス、究極の選択と苦悩

2021-11-14 08:46:31 | 放送予定

もう11月の中旬なのに、赤とんぼが頑張って飛んでいたり、北海道の秋が異常に長くなったことを感じるけぶでございます<(_ _)>
氷の世界になってもおかしくはないので。
昨日から脳を休めているのですが、気が付くとテレビではマツコ氏が現在のテレビ(エンタメ)に対して憂いて泣いていたり、目が覚めると、初代・白鸚先生の堪らない演技が急に眼中に入ってきたり。つけっぱなしにして面白い発見があるのがテレビなんですよね。
YouTubeは能動的な面が強いので、一方的な視聴になるんだけど、そこがテレビのいいところなんだと思う、今日この頃です(^_^;)

で、本日は無印太陽終了から35年。
うむぅぅぅぅぅ・・・・よく生きてきたよなぁ、、、俺。
いや、特に35年前ごろというのは、小職としては本当に嫌な時代で、学校崩壊寸前だったり、結構サバイバルな生活で、その中でもオアシスと精神安定剤が太陽だったわけで、そうりゃ放したくないよなぁ。
なので、太陽の1986年というのは、そのオアシスの崩壊を観てしまったというショックが結構きつい状況で、かなり精神的なダメージは強かったんですよね。なので、依存度大の太陽に対して、小生はマニアではなく中毒と名乗っているのはそんなところです。
マニアじゃないんだよなぁ。。。

と、とりとめのないことを思いながら、
奈良富士子さんとアキタケ監督ツーショット写真を見ながら、
あぁ・・・羨ましいぞダン監督・・・・「マザー・グース」でも観るか。。。。

前置きが長くなりましたが、11月14日の太陽放送。
問題作で名作で、ボスを知るには欠かすことのできない#86。
山さんや長さんのボスへの意識も明確になる、というか、太陽が好きであれば避けては通れない作品でもあるかと思います。


【地上波】サンテレビ・ジーパン編

11/14(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第30話)
サンテレビ1(地上波)

第86話 49.03.08 勇気ある賭け (ボス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎


      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子(欠場)

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美
セミレギュラー:平田昭彦

ゲスト:宇佐美淳
 加賀邦男 鈴木瑞穂
 綾川香 大下正司 高森玄
 鈴木和夫 三上定良 久本昇 林靖子

脚本:長野洋

監督:山本迪夫

ボスとの深い因縁のある海外逃亡していた拳銃ブローカーで殺人犯・青木が日本に戻ってくるとの情報を得た。
船での入国なので所轄警察に「内諾」の上、非公式にジーパンを潜入させ情報をつかむが、現場には青木は現れなかった。
捜査は明るみになってしまい、署長には捜査中止を要請されるが、ボスはジーパンの粘りもあって、独断で捜査を継続する。
そのうち山さんの調べで、青木を密航させている組織には政財界の黒幕が絡んいることが判明、さらに青木の密航してきた船の乗員から天然痘患者が出たため、青木も感染している可能性が出てきた。警察上層部はボスに青木を24時間内にボスの責任で見つけ出し、入院隔離させるように内示した。
ボスははぐらかされるのも承知で黒幕に青木を渡すよう直談判に及ぶが、黒幕は交換条件にボス側のスパイ=ジーパンの情報を要求してくる・・・。


政財界の黒幕「箱根の人(老人)」の初登場。
覆面車のゴールド・カリーナの登場。

唯一と言っていい「ヤサぐれるボス」が見られるという所が見どころですが、太陽史上ボスの非情さと情の深さが同時に出る貴重な作品・・というか、ボス自身の究極の選択に対し、自分自身をも賭す覚悟のボスに対する、各メンバーの思いも解ります。
それに、長さんも山さんもボスを本当に慕っているというのがハッキリしますし、長さんに弱い部分を見せるボスもなかなか愛おしいし、そのボスの為に身体を張って、腹を撃たれる山さんも愛おしいですし。
ただ、この話で一番男を上げたのはジーパンでしょう。太陽シリーズの中でボスが唯一「裏切った」のがジーパン。皆も訊かないで理解しているし。


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