関係者のツイッターですでに伝わっていましたが、本日報道されました。
プロデューサー・飯田則子さんがご逝去、77歳。
タレント活動を経て、日本テレビ音楽出版の第一号社員として、 『スター誕生!』関連歌手のレコードプロデュースに続き、太陽の音楽プロデュースが飯田さんの手がけた初期のものだったらしいです。
それまでの刑事ドラマはオーケストラ演奏、裕次郎さんのご所望はジャズ、しかしショーケンさんのPYG推し(ロック推し)をちゃんと会社に通した手腕はまだ30歳にも満たなかった女性とは思えない剛腕ぶりです。
小野寺さんや優作さん、神田さんに徹さんの楽曲も手掛けられています。
それにゴダイゴやSHOWGUNにも深く関わっておられるとか。
1983年日テレ音楽を退社後はデビュー前後の森高千里さんをはじめ、芸能人のマネジメント、映画製作も手掛け、近年は芸能事務所、IT会社の社長などを務め、現役のまま急死されたそうです。
この方が居られなかったら、テレビドラマのBGMなんていうものは商品として世に出るのがかなり遅くなったんじゃないかと。また、ドラマを音楽で楽しむという道筋をつけてくれた方。
ニュース記事にはあまり言及されていませんが、『スター誕生!』関連のレコードプロデュースだけでも偉業ではあると思います。
それに、個人的には『ルパン三世(新)』以後の大野雄二さんに関わられていること、それに鈴木清司さんにも無論関連があったことで、本当に音楽的な恩人のような方です。
それにしても、経歴を拝見してセンスの塊というか、そんな方だったように思います。
現役であったことからも、本当に残念な訃報です。
ご冥福をお祈り申し上げます・・・・。