「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

日誌+サンテレビ太陽放送10/22 ボンは疑惑のラグビーチームに潜入するが・・・・

2023-10-22 09:33:18 | 放送予定

腰痛継続中のけぶでございます<(_ _)>
あとは坐骨神経痛の根っこぐらいになりました(^_^;)

谷村新司さん、財津一郎さんご逝去はつらいですね。
谷村さんの楽曲は声が合うのでカラオケでよく歌ってましたし、財津さんはもうずっと現役的な感じで、悪役も平気でこなすエンターティナー。
非常に寂しい・・・・・ご冥福をお祈り申し上げます。


さて、10/21サンテレビ・太陽放送。
#175は、非行少年のラグビーチーム「スーパーキングス」を私財を投じて作っていた大原が殺され、チームのメンバーに容疑がかかります。
少年たちは一係と顔なじみ。一人面識のないボンは独断で「スーパーキングス」に潜入してしまいます。
誰が殺した→犯人を庇う、大原自体に持ちあがる疑惑などで、疑心暗鬼になっていくチームメンバーと親身になって彼らと接するボンとの対立と友情が描かれます。
ボンとしても独り立ちした感のある初めての作品で、石橋正次さんをSPゲストに迎え、青春ドラマらしい熱い展開が繰り広げられます。
って、個人的にはクライマックスのゴリさんも嫌いじゃないです(^_^;)


山村「釈放する前にこれだけは言っておく。
   確かにお前たちのことを本当に理解できたのは、大原ひとりだったかもしれん。
    だがな、ここにもひとり、お前たちのことを一所懸命わかろうしようとしているヤツがいる。
           ・・・・・それだけは忘れるな。」


【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

10/21(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第8話)
サンテレビ1(地上波)

第175話 50.11.21 偶像 (ボン)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵
 
SPゲスト:石橋正次

ゲスト:山田政直 森大河
 小原秀明 藤田漸 志村信行
 南賢治 楠見尚己 新木実 
 五藤雅博 辻村真人 八代駿 今村原兵  

脚本:杉村のぼる 小川英

監督:山本迪夫

私財を投じて、非行少年の更生や交通安全に尽力し署から表彰されたことのある税務事務所所長の大原が自宅で殺された。
目撃者の話では赤いジャンパー姿の犯人らしき若い男が走り去ったという。
その赤いジャンパーは大原が身元を引き受けた非行少年たちのラグビーチームのユニホームだった。
彼らの一人が何らかの逆恨みを大原に向けたと睨んだボンはチームに潜入し、リーダーの正吾らの身辺を調べる。
そんな折、山さんは大原が税理を担当していた病院長を脱税で恐喝していた新事実を掴んできた・・・・。

善行善人が実は・・・というところからどうしても「許せない」・・・そして殺人。
怪しいのは確かですが、結構安易に潜入してしまったボンは、そのラグビーチームの結束の固さと正吾のリーダーシップに感化されていきますが、逆に殺人事件後のチーム内はどんどん疑心暗鬼風が漂い分裂の危機を迎えますが・・・。
石橋正次さんを迎え、青春ドラマ+サスペンスが展開されます。
ラストのラグビープレイに参加できないゴリさんにも注目?(^_^;)

云わば「ボン独り立ち編」。
(ボンは衣装も変更)
そこにスペシャルゲスト(クレジットセンター)石橋正次さんを迎え、不良だった少年たちの更生との葛藤と団結力にボンが真っ正面からぶつかっていくという、当時多少斜光がさしていた「青春もの」のテイストをとっぷりと取り入れながら、その少年たちが世間に理解されるか否かという部分と、その中で不幸にも起きてしまった殺人の不条理さが太陽らしいですが・・・・。
ラグビーに興じるボンたちを見て、ボンのおかげで刑事さんになった沖縄出身のお兄さんの事がポッと頭に浮かんだのは私だけじゃないはず(^_^;)

七曲署管内では慈善家として通り、不良少年の為にラグビーチームを立ち上げた男性が殺され、その容疑者としてラグビーチームのメンバーに疑いがかかり、ボンは単独でチームに潜入しますが・・・。
顔を知られていないから潜入捜査を行うという新人刑事にありがちな思想ですが、ボンについては2回目、それも連続。
前回のリベンジ的な感覚だったかもしれませんが、危うさは変わらない訳で。
ただ、今回ボスがそれを許可したのは恐らくそのリベンジを次のステップに繋げようとした賭けだったように思います。

正吾の石橋さん、渋くカッコよく、活発に動く、更生チームのリーダーとしても理想的ですが、自らの信じる道を真っ向から進んでいこうという姿と、堂々とした風格が魅力ですね。

ボンのひとり立ち。
七曲署に転属してからは、自信があった部分が結構脆く崩れ去って、身体ごとぶつかっていく根性だけがその刑事生活を支えていた感じのボンが、今回は自分自身を十分理解しつつ、刑事として人間として両方の立場からチームにぶつかっていきます。それに、正吾が犯人を庇う図式に自分自身を重ねた部分があったから、正吾たちの世間的な立場をボンは理解するのに必死だったものと・・・。
そのボンの姿に正吾たちも共感した部分があったというのは、別な観点からすればそういうボンのやり方が周囲に認められた証だったと思います。
しかし、丁寧だなぁ・・・ボンの描き方。


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