「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送6/16=山村刑事の人生最大の喪失、そして慟哭

2024-06-14 23:10:36 | 放送予定

社畜継続中のけぶでございます<(_ _)>
たまたま録れていた無印あぶ刑事。いやぁ・・・きれいな画像だぁ・・・。
本放送だってここまではきれいじゃなかった。
勇次のストライプスーツの柄が良く見える。
ただこうやって改めて見ると、二人ともはち切れんばかりのフレッシュさ。
ところで、帰りあぶの興行も好調なようで、何より何より。


さて、6/16サンテレビ・太陽放送。
#206は、ある強盗事件の目撃者をガードする山さん、一方、山さんの妻・高子は突発的な出来事で心臓病が悪化し瀕死の状態に・・・・山さんの捜査スタンスと家族への愛情が爆発する慟哭編。

建設会社の経理課長が銀行帰りに三人組の男におそわれ、現金を奪われたうえ殺された。ただ一人の目撃者である宮田佳子は、犯人たちに脅迫されているのか何もしゃべろうとはしない。そんな佳子を山さんが、彼女の証言から三人組の一人で顔見知りの曾根隆が逮捕される。

露口茂さんの渾身の演技は必見ながら、ファンにとっては非常に辛い回となります。
露口さんは捜査が進むに従て食事を控え、ほほがこけるように努力する一方で、照明マンの松田清孝さんと綿密に相談し、いつもより鼻の横のすじがくっきりと出て、顔がよりきつくなるようにしたという裏話もあり、かつ山さんの慟哭は露口さんの演技を超えた慟哭です。

ファンとしては、殉職編より辛い一編、覚悟して観るべき作品です。

 

山村「・・・・ボス・・・・明日、休ませていただけますか・・・・・」

 

藤堂「・・・(何か言おうとしても、何も言い出せず、息をのむ)」


【地上波】サンテレビ・テキサス&ボン編

6/16(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第38話)
サンテレビ1(地上波)

第206話 51.06.25 刑事の妻が死んだ日 (山さん夫婦)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
        田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

      山村高子
        町田祥子

ゲスト:新海百合子 柴田昌(昌宏)
   高木門 福井友信 高橋英三郎
   入江正徳 矢野宏 片山滉 石橋幸 小沢マユミ 工藤美智子
   小椋基広(ノンクレジット)
 協力 新宿ルミネ TAKA-Q新宿ルミネ店

脚本 鴨井達比古 小川英

監督 竹林進

赤子だった山さんの養子もすくすく育っていたころ、強盗事件が発生しその場を女性が目撃していた。
 山さんたちはその女性をガードするが、犯人から女性に脅迫電話がかかってくる。
 一方、買い物帰りの山さんの妻・高子は赤子の乗ったベビーカーを押して坂道を上っていたが、ひょんな出来事からベビーカーが暴走、運よく通りすがりの主婦たちに助けられたものの、走ってしまった高子は持病の心臓発作が激しく出て倒れ、病院に担ぎ込まれる。
その連絡を受けた山さんは一度だけ現場を離れ、高子の病室へ向かったが、すぐに容疑者の確保に向かってしまった後、職務から離れようとはしなかった・・・。

 執拗に目撃者を狙う犯人たちと山さんの攻防と、山さんの職務に対しての姿勢と夫しての愛情、そして高子の刑事の妻としての凛とした心構えが、観ているこっちの身に染みる話であります。

 山さん=露口さんの号泣、高子の最期を看取ったアッコのやるせなさ、ラストのボスと山さんの2ショットの味わいなど、セミレギュラーの降板編としても、太陽史上でも名作に数えられる作品です。

 #11、心臓手術シーンから登場した山さんの奥さん・高子の降板編。
 人質にとられたり、山さんの敵に襲われ流産したり、心臓病を抱えながら懸命に山さんを支えてきた、刑事の妻の鏡のような人物でしたが、とうとうお別れです。
 今後は1回だけ回想シーン(新緑)で登場します。
 高子の死で、山さん自体も次のステップを踏むこととなります。


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