1月26日のサンテレビ太陽放送はお休み・・・・。
なので、小職もどっかりと寝てしまいました(^_^;)
この前の『相棒23』に久々な山口粧太さん。
年始の『ジャングル』一気視聴の小職には非常に奇遇で。
山口さんも60歳。やっぱり月日が流れるのは早いです。
ところで、どっかり寝ている夢の中で。。。。「ジャック・プロダクション」と「魔久平」がカラカラ廻っていました。。。<糸車
幼いころは、まひさへいって誰?ジャック・プロダクションって得体の知れない秘密結社か?と勘ぐっていました(^_^;)
多分、令和の現在、マニアックな見方をなさっていない方はこのキーワードに震えあがっているのかも・・・・。
●魔 久平(ま くべい)
原作(#29はノンクレジット、#30まで)⇒企画(#31から#297まで、その後は「原案 小川英」#310より脚本枠から協力枠へ)として表示されていた「氏名」。
プロデューサーの岡田晋吉さんと梅浦洋一さん、そしてメインライターである小川英さんの共同ペンネームで、太陽の企画時リスペクトした作品の一つ、「87分署シリーズ」の原作者・エド・マクベインをもじったもの。
前、銀色のピエロさんが、ショーケンさんも「企画」という意味では「魔久平」のおひとりであるというお話があり、確かにそうだと思ったことがあります。
ちなみにノベライズ編著者の新樹瞳志氏は日本テレビ系ドラマノベライズには欠かせないお名前。日テレ関係の方かと思いきや、同姓同名の著者が日テレとは関係の無さそうな書物にも関わっていることから、編著を生業とした方(会社?)のペンネームである可能性はあります。
●ジャック・プロダクション
要するに、小川英さんが発起人のおひとりとして設立された会社さん。
詳細を下記します。
株式会社 ジャック・プロダクション
昭和45年(昭和46年説もある)設立
映像制作プロダクション 主な業務は各種台本の作成 資本金200万円
東京都渋谷区東
代表取締役 田波靖男さん
小川英さん 坪島孝さん 岩内克己さん が発起し設立。
太陽には脚本として小川さんと田波さん、小川さんの弟子筋の方々がご参加、ノベライズや写真集の企画も請け負っていたようです。
そして、そのバックアップを受け、小川さんがシナリオ倶楽部『英(はなぶさ)塾』を1984年4月開講、毎年30人ほどの塾生を募り、才能発掘に取り組まれており、受け皿のメインはやはり太陽で、脚本料はテレビドラマ1時間30万円。
太陽の作品に限れば、
一期生は#665他の蔵元三四郎さんの他、鬼塚幸一さん「感謝状」「恐ろしい」、丸岡ひさしさん「ヒーローになれなかった刑事」「二度泣いた男」、山中茉莉さん「いい加減な女」
二期生は長田澄江さん「教室」、北川哲史さん「あなたを告訴する」、山田喜美子さんの「揺れる生命」。
そのほか、1986年に放送予定とされていた、(映像化されていないようなので作者名は伏せます)「黒い羊」「結婚退職」「冬の公園で」「マインドゲーム」等があり、興味深いです。
それにしても20代の方が多いし、太陽はそのあたりの方の題材を求めていた部分もあったりし、かつ太陽のシナリオ募集もこの時期は行っていなかったというか、入れ替わりのような活動だったと思います。
ただ、太陽という受け皿が無くなったせいか、1988年で終了した形跡が確認できます。