『♯710 殺意との対決・橘警部』
主演:渡哲也(橘兵庫)
出演:神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)西山浩司(太宰準)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広
新橋耐子(居留地ママ)佐々木勝彦(安部武史)久富惟晴(大竹フード専務)水沢有美(夏目絵里子)早坂直家(大竹貢)三角八郎(岸部)平野稔(島本弁護士)中庸助(三沢)山河連滉 神谷恵美
プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:小川英 尾西兼一
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House
監督:手錢弘喜
制作:東宝株式会社
覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)クラウン(99-11)クラウン(43-35)
橘警部・・・
それまでは渡さんイコールとして考えていましたが、どうやらここで橘兵庫というキャラクターとして再び見直す機会が来た作品が本作でした。
それも3年前に警部が扱った麻布の刺殺事件にまつわる遺恨。
その時の被害者の父であり夫である安部が警部を狙撃し、容疑者の御曹司・大竹の弁護人を殺し、さらにその大竹を襲撃、真犯人として出頭し裁判が行われる前に病死した夏目の妻子をつけ狙う。
「真実」の真犯人は大竹なのは明白にもかかわらず、物証等の決定的証拠で夏目を犯人としなければならなかった警察。
それでも警部は最後まで大竹の犯人たる証拠を捜すも見つからず・・・。
太陽では身代わり自首は殆ど成功しないのですが、優秀な橘が手を引かざる負えなかったのは、橘の周囲に首を賭けてまで真犯人を逮捕しようという豪傑が居なかったのかもしれません。
それに大竹財閥の裏工作もかなり周到に網を張り巡らせたようなので、警部一人では対抗できなかったものと。
安部の爆発は再捜査のきっかけになりますが、夏目の妻に「贈られた」金についても、死んだ弁護士から金融業者経由で渡されたものなので、直接大竹が絡んでいるわけではない。
「何度でも恥をかく」という警部に勝算はあるのか・・・・。
その後が気になりましたよ。
安部の復讐心と、警部の気合と、
大竹がこれに負けるかどうか・・・。
でも、元々エリートの警部がここまで言うには、よほどの覚悟があるのと同時に、やっぱりずっと気にしてはいたんでしょうね。
この辺りの橘の描き方は意表を突いていました。
本来であれば渡さんの「団長」イメージを継承すれば簡単だったのですが、太陽はそうはしなかった。
多分、渡さんの希望でもあったと思います。
安部逮捕時も安部のライフル握って拳一発ですから、相当「団長」とは違います。
それにボスとも違います。
ボスであれば妥協を許さないので大竹の容疑をどんな手を使っても証明したでしょうが、橘は少なくとも組織から逸脱するかどうかのギリギリのラインでせめぎ合っていたという感じがします。
ただ、七曲署の着任には何か裏事情がありそうなので、そのラインを飛び出したいという部分もあったような気がします。
しかし、警部には「SUNRISE」がよく似あいます。
=警部のパーソナルデータ=
姓名 橘兵庫
生年月日 昭和16年12月28日
階級 警部
出身地 兵庫県
家族 父 泰義 昭和41年8月死亡(南明石駅にて幼児ホームより転落の際、救出し殉職)※国鉄職員
母 茂子 昭和23年2月病死
経歴 昭和38年 東都大学法学部卒業
同年 公務員上級試験合格
昭和39年 新井署警ら課配属
昭和42年 新井署捜査二係勤務
昭和46年 城北署捜査一係配属
昭和50年 江南署捜査一係配属
昭和57年 警視庁捜査一課配属
昭和61年 七曲署捜査一係配属
警視総監賞 9回 署長賞 14回 射撃成績抜群 管理能力良好
(間違いがあるかもしれません・・・新井署ってどこ?)
ということは、多分ボスとの接点は昭和46年ということになると。
ボスには七曲署出戻り疑惑があるので城北署でなにかあったのかもしれません。
それに、鮫やんが現役時代は同僚だったということになり、一係が絡む一連の事件の時には城北署に勤務していたことに。
もしかすると殿下を取り調べたかも?
=今回の一係=
*無精ヒゲブル、単なる無精ではなく、DJとの差別化のような気がします。
ロッキー的に?
*警部の「誤認逮捕」に信じられないと云う感じの一係。
確かに一係であればあり得ない(^_^;)
=ゲスト=
*大竹演じる早坂氏・・・御曹司(ドラムスコ)といえば早坂氏な太陽ですが(^_^;)
*久富氏演じる専務・・・部下の鏡みたいな人です。ライフル持った安部に怯まず飛びかかる根性は凄いです。
大竹は仕事は出来たのかもしれません(^_^;)
*寺島進氏?ブルに警察手帳でペシ!
=クルマネタ=
*洒落たマンションに住む橘
ほぼトヨタ車ばかりの駐車場に初代クレスタ3台・・・ビスタ店の社宅?
*またジャパンスカイライン2台登場・・・安部はスカイライン好き?
*折角覆面車に昇格したクラウン(99-11)もフロントガラス破損で退場・・・。
=ロケ地=
島本のマンションは#706の響組幹部のマンションと同じ。
新宿副都心
新宿2丁目
新宿駅近辺
居留地は#691以来。
新宿区立若葉小学校は、岩城家のすぐそば(^_^;)
フラワーショップは世田谷区喜多見?
主演:渡哲也(橘兵庫)
出演:神田正輝(西條昭)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)西山浩司(太宰準)又野誠治(澤村誠)石原良純(水木悠)カー・スタント マエダ・オートクラブ 竹内雅敏 海藤幸広
新橋耐子(居留地ママ)佐々木勝彦(安部武史)久富惟晴(大竹フード専務)水沢有美(夏目絵里子)早坂直家(大竹貢)三角八郎(岸部)平野稔(島本弁護士)中庸助(三沢)山河連滉 神谷恵美
プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ) 梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:小川英 尾西兼一
撮影:内田清美 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:大庭弘
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:鎌田浩 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House
監督:手錢弘喜
制作:東宝株式会社
覆面車:クラウン(62-40)ソアラ(65-62)スープラ(86-02)クラウン(99-11)クラウン(43-35)
橘警部・・・
それまでは渡さんイコールとして考えていましたが、どうやらここで橘兵庫というキャラクターとして再び見直す機会が来た作品が本作でした。
それも3年前に警部が扱った麻布の刺殺事件にまつわる遺恨。
その時の被害者の父であり夫である安部が警部を狙撃し、容疑者の御曹司・大竹の弁護人を殺し、さらにその大竹を襲撃、真犯人として出頭し裁判が行われる前に病死した夏目の妻子をつけ狙う。
「真実」の真犯人は大竹なのは明白にもかかわらず、物証等の決定的証拠で夏目を犯人としなければならなかった警察。
それでも警部は最後まで大竹の犯人たる証拠を捜すも見つからず・・・。
太陽では身代わり自首は殆ど成功しないのですが、優秀な橘が手を引かざる負えなかったのは、橘の周囲に首を賭けてまで真犯人を逮捕しようという豪傑が居なかったのかもしれません。
それに大竹財閥の裏工作もかなり周到に網を張り巡らせたようなので、警部一人では対抗できなかったものと。
安部の爆発は再捜査のきっかけになりますが、夏目の妻に「贈られた」金についても、死んだ弁護士から金融業者経由で渡されたものなので、直接大竹が絡んでいるわけではない。
「何度でも恥をかく」という警部に勝算はあるのか・・・・。
その後が気になりましたよ。
安部の復讐心と、警部の気合と、
大竹がこれに負けるかどうか・・・。
でも、元々エリートの警部がここまで言うには、よほどの覚悟があるのと同時に、やっぱりずっと気にしてはいたんでしょうね。
この辺りの橘の描き方は意表を突いていました。
本来であれば渡さんの「団長」イメージを継承すれば簡単だったのですが、太陽はそうはしなかった。
多分、渡さんの希望でもあったと思います。
安部逮捕時も安部のライフル握って拳一発ですから、相当「団長」とは違います。
それにボスとも違います。
ボスであれば妥協を許さないので大竹の容疑をどんな手を使っても証明したでしょうが、橘は少なくとも組織から逸脱するかどうかのギリギリのラインでせめぎ合っていたという感じがします。
ただ、七曲署の着任には何か裏事情がありそうなので、そのラインを飛び出したいという部分もあったような気がします。
しかし、警部には「SUNRISE」がよく似あいます。
=警部のパーソナルデータ=
姓名 橘兵庫
生年月日 昭和16年12月28日
階級 警部
出身地 兵庫県
家族 父 泰義 昭和41年8月死亡(南明石駅にて幼児ホームより転落の際、救出し殉職)※国鉄職員
母 茂子 昭和23年2月病死
経歴 昭和38年 東都大学法学部卒業
同年 公務員上級試験合格
昭和39年 新井署警ら課配属
昭和42年 新井署捜査二係勤務
昭和46年 城北署捜査一係配属
昭和50年 江南署捜査一係配属
昭和57年 警視庁捜査一課配属
昭和61年 七曲署捜査一係配属
警視総監賞 9回 署長賞 14回 射撃成績抜群 管理能力良好
(間違いがあるかもしれません・・・新井署ってどこ?)
ということは、多分ボスとの接点は昭和46年ということになると。
ボスには七曲署出戻り疑惑があるので城北署でなにかあったのかもしれません。
それに、鮫やんが現役時代は同僚だったということになり、一係が絡む一連の事件の時には城北署に勤務していたことに。
もしかすると殿下を取り調べたかも?
=今回の一係=
*無精ヒゲブル、単なる無精ではなく、DJとの差別化のような気がします。
ロッキー的に?
*警部の「誤認逮捕」に信じられないと云う感じの一係。
確かに一係であればあり得ない(^_^;)
=ゲスト=
*大竹演じる早坂氏・・・御曹司(ドラムスコ)といえば早坂氏な太陽ですが(^_^;)
*久富氏演じる専務・・・部下の鏡みたいな人です。ライフル持った安部に怯まず飛びかかる根性は凄いです。
大竹は仕事は出来たのかもしれません(^_^;)
*寺島進氏?ブルに警察手帳でペシ!
=クルマネタ=
*洒落たマンションに住む橘
ほぼトヨタ車ばかりの駐車場に初代クレスタ3台・・・ビスタ店の社宅?
*またジャパンスカイライン2台登場・・・安部はスカイライン好き?
*折角覆面車に昇格したクラウン(99-11)もフロントガラス破損で退場・・・。
=ロケ地=
島本のマンションは#706の響組幹部のマンションと同じ。
新宿副都心
新宿2丁目
新宿駅近辺
居留地は#691以来。
新宿区立若葉小学校は、岩城家のすぐそば(^_^;)
フラワーショップは世田谷区喜多見?