「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ファミ劇太陽放送11/8=藤堂チームの孤独な闘い/殿下が巡りあった美女の驚愕なもう一つの顔

2019-11-07 07:03:39 | ファミ劇日誌
11/8のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


11/8(金)
6:30~7:30
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#100
ファミリー劇場HD(CS)


11/8(金)
7:30~8:30
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#101
ファミリー劇場HD(CS)


第100話 49.06.14 燃える男たち (ボス・チーム)

ゲスト:垂水悟郎
 清水紘治
 嘉手納清美 西田健 
 手塚しげお 遠藤征滋 
 上野綾子 石川真知子 久本昇
 鈴木瑞穂 見明凡太朗

脚本:小川英
監督:竹林進

ある日、ボスに警視総監の勅命が下る。
信用金庫総裁である滝川の娘・由利子が美容師・弘子と共に結婚式場から拉致された事件、捜査本部は本庁に設置されているものの、隠密にボスの独断で捜査を行うという困難な指令に一係は困惑する。
唯一の協力者として総監がお膳立てをした捜査本部のキャップ・北見警視はハナから一係を当てにしておらず、横暴な態度をとられる。
一方、犯人グループは大金とデパート爆破の未決囚の釈放を要求してくる。
ただし未決囚は愉快犯ということで組織的な繋がりは見つからず、その線から犯人グループの割り出しは出来なかった。
タレ込みから、犯人グループのアジトと目されるビルが判明、一係はそれらしき人間たちを確認し密かに張り込みを開始する。
地下駐車場の管理室に潜伏していることが確定的になったため、ボスは火災報知器を使った逮捕作戦を決行した。
しかし、北見警視は警官隊を引き連れビルを包囲し、それに気づいた犯人グループは即座に拳銃を抜き、刑事とバレてしまった殿下を狙撃、殿下は腹部に重傷を負い、犯人グループに逃げられてしまう。
北見はボスを非難する。
それに我慢ならなかったジーパンは北見に掴みかかるが、ボスがその彼を突き放しながら、自分を殴れという。
殿下は危篤状態、マスコミは非難、ゴリさんとジーパンは怒りを通り越して意気消沈、そんな中北見は身代金を払ったおかげで人質が戻ったと笑みを浮かべて現れたが・・・。


太陽100回記念作。
警視総監の勅命に、愚直に捜査を進める藤堂一家であるものの、様々な壁やアクシデントでグラグラの状態に陥ります。
事件も一旦解決したと思いきや、また・・・という展開ながら、そこでチームワークの回復を図っていきます。
それと同時に人命第一のボスの信念にもクローズアップされます。
今後のボス主演作のモデルケースともなる話でもあり、藤堂チームが所轄の枠を超えた特別班的な位置づけが決定する話でもあります。



第101話 49.06.21 愛の殺意 (殿下)

SPゲスト:酒井和歌子

ゲスト:村井国夫
 田利之
 佐々木敬子 五月晴子

脚本:鎌田敏夫
監督:竹林進

殿下は典子という若い女性と道でぶつかってしまい、買い物袋が破れ、中の夏みかんが転がり出てしまう。
このままでは典子一人では運べない為、殿下は典子の住むマンションまで同行した。
笑顔の爽やかな典子に何となくまんざらでもない殿下。
翌日、典子の兄である誠行の婚約者・美也子の遺体が発見される。
誠行は容疑者として拘束され殿下は典子に事情を訊きに行くが、典子は兄の犯行を激しく否定し、さらに事件当日は美也子と会食の約束をしていたが現れず、誠行も仕事場に電話をかけたが誰も出なかったと証言した。
さらに誠行と典子は一家心中の生き残りであることを殿下に話す。
誠行の仕事場の浴槽から美也子の毛髪が発見され、いよいよ誠行の犯行の線が濃厚になった中で、典子が一係に弁当持参で現れ是が非でも兄に会いたいと懇願し、誠行が犯行を強く否定していることから何か進展があるかと期待したボスは面会を許可する。
典子に会った後誠行は今まで犯行を否定していたのを突如翻し犯行を認める。
その様子にさすがに違和感をおぼえる山さん、典子のハンドバックの中身を偶然見て違和感をおぼえる久美、さらに典子に無条件で同情的だった殿下も、典子をマンションに送り届けた玄関先である違和感を憶える・・・・。


100回記念の一環で、酒井和歌子さんをSPゲストに迎え、冒頭からその酒井さんの演じる典子のサイコパスな行動を描いていきます。
殿下の久々のロマンスかと冒頭で思わせておきながら、既にそのすぐ後で期待が裏切られます(^_^;)
鎌田さん執筆作らしい単純に思われて結構複雑な展開、更に酒井さんの熱演、そして殿下が徐々にその典子の異常さに気付き、その典子を何とかしようと思いながら迎えるクライマックスの悲劇。

太陽作品の中でも色々な意味で異色作になっています。

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