さて、向う一週間の太陽放送です。
ファミ劇は通常通り放送。
HD初放送分は、10年前の誘拐事件と同じ少年が誘拐された。トシさんが事件を仕切ることになるが聞いていたより少年の家族たちの刺々しい雰囲気が気になる、やがて少年が誘拐当時のことを今でも忘れずにいることをしるが・・・少年・家族の現在と過去、トシさんがその家族たちの変化と少年の心理に迫る#593、巧みなドライビングテクニックを駆使する「逃がし屋」にA級ライセンスを持つマミーが拘りを持ちながら捜査に当たりますが・・・・クライマックスの壮絶なカーアクションが話題の#595を放送。
地上波は久々にフルラインナップ(?)です(^_^;)
テレ玉・テキサス&ボン編は、テキサスの旧友に強盗容疑がかかるが、旧友を信じるテキサスはボスの進言で旧友の周辺を捜査すると、逆に疑惑が深まっていく・・・・テキサスの辛い捜査と結末、テキサスの新人刑事卒業試験的な#208を放送。と
チバテレ・ボン&ロッキー編は、殺人事件発生、犯人の車を交通係が取締りを行っていたのではないかと考えたボンとロッキーは、交通係の早瀬令子に協力を仰ぐが、交通ベースで捜査を行う令子に2人は振り回されてしまう・・・初登場の令子のじゃじゃ馬ぶりと危機を描く#275を放送。
ちぎテレビ・テキサス&ボン編は久々に放送、ゴリさんに本庁狙撃チーム配属の話が本格化しそうになった頃、立て籠り事件発生、ボスはゴリさんに射殺命令を下すが・・・・ゴリさん究極の苦悩編のひとつ、さらに太陽という番組を語る上で観ておくべき作品のひとつである#173を放送。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編
第594話 59.03.16 十年目の誘拐 (トシさん)赤座美代子 睦五郎 根岸一正
10年前七曲署管内で扱った幼児誘拐事件、子供は無事だったが犯人はわからずじまいだった。
しかし、今回本庁に導入された指紋識別システムによって、平田という男が容疑者であることが判明、平田逮捕に向けて再捜査が開始される。
その矢先、10年前に誘拐された稲村健太がまた誘拐されるという事件が発生、トシさんは稲村家に張り付いた。健太と同じ年頃の娘を持つトシさんにとっては他人事ではない。
稲村家は半年前から両親が別居、健太は母・敏子と二人暮らしだった。呼び寄せられた父親・健作と敏子は健太の事は心配しているのだが、互いの事をなりじあうばかりでとげとげしい雰囲気。
七曲署では平田が再び健太を誘拐したものと考え。必死でその足取りを追う。
しかし、稲村家にかかってくる犯人の脅迫電話は声の特徴を消しており、平田だという確証はなかった。
その最中、トシさんは健太が自分の机に10年前の自分が救出された記事が載ったグラビア誌を保存していることを知る。
そのグラビアの中では今はいがみ合っている稲村夫婦が涙を流しながら健太を抱いている写真があり、現状を考えると酷く胸が痛かったが・・・。
10年前と言いますから、ジーパン時代の一係未解決事件を新しい一係メンバーで解決する話ですが、あくまでも今回はトシさんが十年前と今とでは違った家族の在り方になってしまった誘拐被害者家族と自分の家族とを重ねて絡んでいく話になっています。
なので、実際10年前の事件で活躍した山さんは殆ど今回は活躍しません・・・が、長さんとゴリさんの話題が出るなどのサービスはあります。
第595話 59.03.23 マミー激走! (マミー・ボギー)古城裕章 奥野匡 真田健一郎
犯人は違うものの、犯人を乗せて逃走した車の運転テクニックがずば抜けて凄く、パトカーの追跡を振り切って逃走するという銀行強盗事件は相次き発生、現場検証したマミーはタイヤ痕からプロのドライバーが「逃し屋」を引き受けていると判断し、サーキット場中心に洗い出しを始める。
怪しい男は何人かいたものの空振り、しかし捜査を進めていくうちに結城という男が浮かんでくる。
彼は外国のレースに出場する為に親からの財産などを整理したりして準備を進めているらしい。
結城に接触するマミーだったが、A級ライセンスを持つマミーを見事に振り切り、何処かへ行ってしまう。
しかし、そのことで結城が逃し屋と同一人物であることを確信する。
その直後またしても銀行強盗が発生したが、時間を守ることが出来なかった犯人を見捨てて車は逃走、捕まった犯人の証言で、「逃し屋」が強盗の主犯で、サラ金に苦しむ人間に連絡し、銀行強盗をさせて奪った金の半分を取っているという。さらに、サラ金業者からは確実に金を回収する「取り立て屋」として知られていた。ボギーは囮になることをボスに志願、結城はボギーに接触してきたが、チャンスを見つけボギーは結城に手錠をかけようとするものの、走行する車から振り落とされ失敗、結城は逃走してしまう。
その結城を追うマミーの乗る車は特別仕様の覆面車、果たして、プロのドライバー同士の壮絶な追跡劇が開始される・・・・。
今までは、未亡人として子を持つシングルマザーとして描かれてきたマミーですが、ここで長谷直美さんご本人の得意分野を持ってきてマミー自身に新味を・・・という枠から相当はみ出た、結構泥臭い(泥まみれになるわけではないですが・・・)、石原プロ系とは一味違った壮絶なカーアクションが繰り広げられます。長谷さんご自身が実際にハンドルを握りキレのある運転を魅せるシーンも多く、生き生きとしたマミーと併せて、見どころの多い作品になっています。
さらにいつもは何かとマミーと対立した関係性であるボギーがマミーのサポーターとして活躍するところも見逃せません。
ということで、車両の在庫整理が始まります・・・(^_^;)
12/9(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#592 空白0.5秒
ファミリー劇場HD(CS)
12/9(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#593 ジプシー再び
ファミリー劇場HD(CS)
12/9(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#594 十年目の誘拐
ファミリー劇場HD(CS)
12/9(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#595 マミー激走!
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス&ボン編
第208話 51.07.09 ひとり立ち (テキサス)潮哲也 木下清 柳生博
宝石強盗事件が発生し容疑者は2人の男に絞られるが、一方の男はテキサスの高校時代の親友・土屋であった。
自分はどうしても土屋に肩入れしてしまうだろうと考えたテキサスは、ボスに捜査から外れたいと申し出たが、刑事の使命として捜査を続けるように進言される。
捜査を続けるうちに土屋には借金があることがわかったり、アリバイを証明することができなかったり焦るテキサス。
そのうち、土屋の持ち物から宝石が発見され、彼は連行されてしまう・・・・。
親友が事件に絡んでテキサスが苦悩する話は「八木編」が有名ですが、この作品はもっと厳しい視点から描いています。
何より、明朗さが目立つテキサス自身の暗い過去が、今回の土屋との関係に確実に繋がって、厚い信頼関係に冷水を浴びせる結果になってしまいます。
今回の事件は、三上順というひとりの男に容赦なく社会人として刑事としての立場を示す感じになっています。
それにテキサスフェチ唱歌「ひとり立ち」が響きます・・・。
テキサスのほろ苦い物語は、テキサス自身の衣替えや覆面車・スプリンターLBの登場でグッと殉職編寄りになっていく導入口になっています。
いよいよ、カウントダウンが始まるのか・・・・。
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
第275話 52.11.04 迷路 (ボン・ロッキー・令子)☆令子初登場 平松慎吾 上田忠好 梶哲也
あるマンションで殺人事件が発生、犯行当時にマンションそばの路上で駐車違反の取り締まりが行われていたことに気付いたボンとロッキーは、犯人の車が駐車していた可能性を探る為、交通課に出向き、その取締り担当だった早瀬令子に話を訊いた。
出頭していない残りの5台を調査するといい、ボンとロッキーが令子の運転する交通課のミニパトに乗り同行するものの、殺人事件の捜査を優先しようとする一係組と交通違反の調査を優先しようとする令子とウマが合わない。さらに逆上したドライバーのダンプに襲われ、3人の乗るミニパトは横転してしまう。
散々調べた挙句、殺人の容疑者は浮かばなかった。
しかし令子は取り締まった車の他に、もう一台あった事を想い出し、単独でその車を捜索したが・・・・。
前作のスコッチに続き「俺たちの朝」終了後の長谷さんを迎えて、久々の婦警登場と相成り、さらにセミレギュラーとして今後の太陽には無くてはならない重要なキャラクターになっていく令子のじゃじゃ馬的活躍を描きます。
というか、令子初登場です。
今、日テレ方面をご覧の方で令子の独身時代を目撃していない方には必見です。
というよりは、ロッキーと令子の出会いです。
対立はあくまでもボンと令子(^_^;)、この二人は終始何ともけん制し合っている感じ。
家族としてはロッキーなのですが、けん制相手としてボンやボギーは令子にとって格好の相手となります。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
第173話 50.11.07 一発で射殺せよ! (ゴリさん)内田朝雄 樋浦勉 中条静夫 ☆アッコ登場
一係に「マスコットガール」の矢島明子が配属されて、男くさい刑事部屋に花が咲いたころ・・・。
本庁に凶悪犯罪の為の狙撃チームが組織され、七曲署からゴリさんが推薦されることになった。
様々な思惑で自信を持って署長にゴリさんを推薦したボスだったが、ゴリさん本人の顔色は曇る。
一係部屋でも、ゴリさんの性格を考えて手放しでは喜べない状況になった。
そんな折、深夜のスナックで遊んでいた戸川組のチンピラが竜神会の立川に襲われ、2名即死、1名軽傷を負う事件が発生した。
恋人の昌子が戸川組のチンピラに心変わりをしたことを知り、怒った立川が報復したのだった。
逃走した立川は昌子を人質に工事小屋に立てこもった。ダイナマイトで無理心中をするつもりの立川に手が出せない地元警察に七曲署に応援要請が入り、悩めるゴリさんにボスは「一発で射殺せよ」と命令を下す。
ゴリさんは複雑な心境で現場に向かったが・・・・。
これから3年活躍するアッコの登場もトピックスながら、そのマスコットガールの先代・チャコが登場した回にゴリさんは旧友を射殺してしまい、今回もその回想も交え、ゴリさんの「射殺」がクローズアップされます。
狙撃チームにゴリさんを推薦したボスは決してゴリさんの射撃の腕だけではなく、ゴリさんの「人を撃ちたくない」という根本的な性格を評価した上での考えであるため、ゴリさん自体も真っ正直に断るわけにもいかず、苦悩します。
恋人との会話にも、飲み屋で出会ったトラックの運ちゃんにも、そして立てこもり現場に向かう道中に出会った産気付いた妊婦にも、「射殺、人を殺す、それを自分がやる」というのが頭の中でグルグル回っているゴリさんが痛ましい感じに映ります。
そういう人柄を十分熟知している山さんやテキサス、そしてボンが立てこもり現場でゴリさんに撃たせまいと、山さんはいつになく熱く立川を説得し、テキサスたちは何とか立川の隙を突こうと危険な接近戦に挑んだりします。
果たしてゴリさんは・・・。
太陽の基本理念を作品化した指折りの作品であります。
ゲストも何気に豪華で、セミレギュラーを含めるとゲスト主演級の俳優さんが目白押しです。
12/8(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「一発で射殺せよ!」
12/9(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第265話 #275 迷路
12/11(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第208話 ひとり立ち
とちぎテレビ1(地上波)
ファミ劇は通常通り放送。
HD初放送分は、10年前の誘拐事件と同じ少年が誘拐された。トシさんが事件を仕切ることになるが聞いていたより少年の家族たちの刺々しい雰囲気が気になる、やがて少年が誘拐当時のことを今でも忘れずにいることをしるが・・・少年・家族の現在と過去、トシさんがその家族たちの変化と少年の心理に迫る#593、巧みなドライビングテクニックを駆使する「逃がし屋」にA級ライセンスを持つマミーが拘りを持ちながら捜査に当たりますが・・・・クライマックスの壮絶なカーアクションが話題の#595を放送。
地上波は久々にフルラインナップ(?)です(^_^;)
テレ玉・テキサス&ボン編は、テキサスの旧友に強盗容疑がかかるが、旧友を信じるテキサスはボスの進言で旧友の周辺を捜査すると、逆に疑惑が深まっていく・・・・テキサスの辛い捜査と結末、テキサスの新人刑事卒業試験的な#208を放送。と
チバテレ・ボン&ロッキー編は、殺人事件発生、犯人の車を交通係が取締りを行っていたのではないかと考えたボンとロッキーは、交通係の早瀬令子に協力を仰ぐが、交通ベースで捜査を行う令子に2人は振り回されてしまう・・・初登場の令子のじゃじゃ馬ぶりと危機を描く#275を放送。
ちぎテレビ・テキサス&ボン編は久々に放送、ゴリさんに本庁狙撃チーム配属の話が本格化しそうになった頃、立て籠り事件発生、ボスはゴリさんに射殺命令を下すが・・・・ゴリさん究極の苦悩編のひとつ、さらに太陽という番組を語る上で観ておくべき作品のひとつである#173を放送。
【CS】
▼ファミ劇HDリマスタ 初放送 ブルース登場編
第594話 59.03.16 十年目の誘拐 (トシさん)赤座美代子 睦五郎 根岸一正
10年前七曲署管内で扱った幼児誘拐事件、子供は無事だったが犯人はわからずじまいだった。
しかし、今回本庁に導入された指紋識別システムによって、平田という男が容疑者であることが判明、平田逮捕に向けて再捜査が開始される。
その矢先、10年前に誘拐された稲村健太がまた誘拐されるという事件が発生、トシさんは稲村家に張り付いた。健太と同じ年頃の娘を持つトシさんにとっては他人事ではない。
稲村家は半年前から両親が別居、健太は母・敏子と二人暮らしだった。呼び寄せられた父親・健作と敏子は健太の事は心配しているのだが、互いの事をなりじあうばかりでとげとげしい雰囲気。
七曲署では平田が再び健太を誘拐したものと考え。必死でその足取りを追う。
しかし、稲村家にかかってくる犯人の脅迫電話は声の特徴を消しており、平田だという確証はなかった。
その最中、トシさんは健太が自分の机に10年前の自分が救出された記事が載ったグラビア誌を保存していることを知る。
そのグラビアの中では今はいがみ合っている稲村夫婦が涙を流しながら健太を抱いている写真があり、現状を考えると酷く胸が痛かったが・・・。
10年前と言いますから、ジーパン時代の一係未解決事件を新しい一係メンバーで解決する話ですが、あくまでも今回はトシさんが十年前と今とでは違った家族の在り方になってしまった誘拐被害者家族と自分の家族とを重ねて絡んでいく話になっています。
なので、実際10年前の事件で活躍した山さんは殆ど今回は活躍しません・・・が、長さんとゴリさんの話題が出るなどのサービスはあります。
第595話 59.03.23 マミー激走! (マミー・ボギー)古城裕章 奥野匡 真田健一郎
犯人は違うものの、犯人を乗せて逃走した車の運転テクニックがずば抜けて凄く、パトカーの追跡を振り切って逃走するという銀行強盗事件は相次き発生、現場検証したマミーはタイヤ痕からプロのドライバーが「逃し屋」を引き受けていると判断し、サーキット場中心に洗い出しを始める。
怪しい男は何人かいたものの空振り、しかし捜査を進めていくうちに結城という男が浮かんでくる。
彼は外国のレースに出場する為に親からの財産などを整理したりして準備を進めているらしい。
結城に接触するマミーだったが、A級ライセンスを持つマミーを見事に振り切り、何処かへ行ってしまう。
しかし、そのことで結城が逃し屋と同一人物であることを確信する。
その直後またしても銀行強盗が発生したが、時間を守ることが出来なかった犯人を見捨てて車は逃走、捕まった犯人の証言で、「逃し屋」が強盗の主犯で、サラ金に苦しむ人間に連絡し、銀行強盗をさせて奪った金の半分を取っているという。さらに、サラ金業者からは確実に金を回収する「取り立て屋」として知られていた。ボギーは囮になることをボスに志願、結城はボギーに接触してきたが、チャンスを見つけボギーは結城に手錠をかけようとするものの、走行する車から振り落とされ失敗、結城は逃走してしまう。
その結城を追うマミーの乗る車は特別仕様の覆面車、果たして、プロのドライバー同士の壮絶な追跡劇が開始される・・・・。
今までは、未亡人として子を持つシングルマザーとして描かれてきたマミーですが、ここで長谷直美さんご本人の得意分野を持ってきてマミー自身に新味を・・・という枠から相当はみ出た、結構泥臭い(泥まみれになるわけではないですが・・・)、石原プロ系とは一味違った壮絶なカーアクションが繰り広げられます。長谷さんご自身が実際にハンドルを握りキレのある運転を魅せるシーンも多く、生き生きとしたマミーと併せて、見どころの多い作品になっています。
さらにいつもは何かとマミーと対立した関係性であるボギーがマミーのサポーターとして活躍するところも見逃せません。
ということで、車両の在庫整理が始まります・・・(^_^;)
12/9(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#592 空白0.5秒
ファミリー劇場HD(CS)
12/9(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#593 ジプシー再び
ファミリー劇場HD(CS)
12/9(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#594 十年目の誘拐
ファミリー劇場HD(CS)
12/9(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#595 マミー激走!
ファミリー劇場HD(CS)
【地上波】
▼テレ玉 テキサス&ボン編
第208話 51.07.09 ひとり立ち (テキサス)潮哲也 木下清 柳生博
宝石強盗事件が発生し容疑者は2人の男に絞られるが、一方の男はテキサスの高校時代の親友・土屋であった。
自分はどうしても土屋に肩入れしてしまうだろうと考えたテキサスは、ボスに捜査から外れたいと申し出たが、刑事の使命として捜査を続けるように進言される。
捜査を続けるうちに土屋には借金があることがわかったり、アリバイを証明することができなかったり焦るテキサス。
そのうち、土屋の持ち物から宝石が発見され、彼は連行されてしまう・・・・。
親友が事件に絡んでテキサスが苦悩する話は「八木編」が有名ですが、この作品はもっと厳しい視点から描いています。
何より、明朗さが目立つテキサス自身の暗い過去が、今回の土屋との関係に確実に繋がって、厚い信頼関係に冷水を浴びせる結果になってしまいます。
今回の事件は、三上順というひとりの男に容赦なく社会人として刑事としての立場を示す感じになっています。
それにテキサスフェチ唱歌「ひとり立ち」が響きます・・・。
テキサスのほろ苦い物語は、テキサス自身の衣替えや覆面車・スプリンターLBの登場でグッと殉職編寄りになっていく導入口になっています。
いよいよ、カウントダウンが始まるのか・・・・。
▼チバテレ・ボン&ロッキー編
第275話 52.11.04 迷路 (ボン・ロッキー・令子)☆令子初登場 平松慎吾 上田忠好 梶哲也
あるマンションで殺人事件が発生、犯行当時にマンションそばの路上で駐車違反の取り締まりが行われていたことに気付いたボンとロッキーは、犯人の車が駐車していた可能性を探る為、交通課に出向き、その取締り担当だった早瀬令子に話を訊いた。
出頭していない残りの5台を調査するといい、ボンとロッキーが令子の運転する交通課のミニパトに乗り同行するものの、殺人事件の捜査を優先しようとする一係組と交通違反の調査を優先しようとする令子とウマが合わない。さらに逆上したドライバーのダンプに襲われ、3人の乗るミニパトは横転してしまう。
散々調べた挙句、殺人の容疑者は浮かばなかった。
しかし令子は取り締まった車の他に、もう一台あった事を想い出し、単独でその車を捜索したが・・・・。
前作のスコッチに続き「俺たちの朝」終了後の長谷さんを迎えて、久々の婦警登場と相成り、さらにセミレギュラーとして今後の太陽には無くてはならない重要なキャラクターになっていく令子のじゃじゃ馬的活躍を描きます。
というか、令子初登場です。
今、日テレ方面をご覧の方で令子の独身時代を目撃していない方には必見です。
というよりは、ロッキーと令子の出会いです。
対立はあくまでもボンと令子(^_^;)、この二人は終始何ともけん制し合っている感じ。
家族としてはロッキーなのですが、けん制相手としてボンやボギーは令子にとって格好の相手となります。
▼とちぎテレビ・テキサス&ボン編
第173話 50.11.07 一発で射殺せよ! (ゴリさん)内田朝雄 樋浦勉 中条静夫 ☆アッコ登場
一係に「マスコットガール」の矢島明子が配属されて、男くさい刑事部屋に花が咲いたころ・・・。
本庁に凶悪犯罪の為の狙撃チームが組織され、七曲署からゴリさんが推薦されることになった。
様々な思惑で自信を持って署長にゴリさんを推薦したボスだったが、ゴリさん本人の顔色は曇る。
一係部屋でも、ゴリさんの性格を考えて手放しでは喜べない状況になった。
そんな折、深夜のスナックで遊んでいた戸川組のチンピラが竜神会の立川に襲われ、2名即死、1名軽傷を負う事件が発生した。
恋人の昌子が戸川組のチンピラに心変わりをしたことを知り、怒った立川が報復したのだった。
逃走した立川は昌子を人質に工事小屋に立てこもった。ダイナマイトで無理心中をするつもりの立川に手が出せない地元警察に七曲署に応援要請が入り、悩めるゴリさんにボスは「一発で射殺せよ」と命令を下す。
ゴリさんは複雑な心境で現場に向かったが・・・・。
これから3年活躍するアッコの登場もトピックスながら、そのマスコットガールの先代・チャコが登場した回にゴリさんは旧友を射殺してしまい、今回もその回想も交え、ゴリさんの「射殺」がクローズアップされます。
狙撃チームにゴリさんを推薦したボスは決してゴリさんの射撃の腕だけではなく、ゴリさんの「人を撃ちたくない」という根本的な性格を評価した上での考えであるため、ゴリさん自体も真っ正直に断るわけにもいかず、苦悩します。
恋人との会話にも、飲み屋で出会ったトラックの運ちゃんにも、そして立てこもり現場に向かう道中に出会った産気付いた妊婦にも、「射殺、人を殺す、それを自分がやる」というのが頭の中でグルグル回っているゴリさんが痛ましい感じに映ります。
そういう人柄を十分熟知している山さんやテキサス、そしてボンが立てこもり現場でゴリさんに撃たせまいと、山さんはいつになく熱く立川を説得し、テキサスたちは何とか立川の隙を突こうと危険な接近戦に挑んだりします。
果たしてゴリさんは・・・。
太陽の基本理念を作品化した指折りの作品であります。
ゲストも何気に豪華で、セミレギュラーを含めるとゲスト主演級の俳優さんが目白押しです。
12/8(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「一発で射殺せよ!」
12/9(金)
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太陽にほえろ!
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第265話 #275 迷路
12/11(日)
21:15~22:10
太陽にほえろ! ボン刑事編 第208話 ひとり立ち
とちぎテレビ1(地上波)