~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

桜を求め・・・ひとり鉄旅 ~part1~

2018年03月25日 | 鉄旅
晴天の土曜日
再び負のスパイラルに突入し出不精になったオジサンを残し
人吉方面へ一人鉄旅に出掛けてきました
毎度のことですが(笑)撮った写真の数も多く
長い旅レポをこれから3回ほどに分けUPしたいと思います。

まだ日の出前6:03八代行きは土曜日のためガラガラです。
6:57 八代駅に到着
今回利用する「九州満喫きっぷ」を改札で検印してもらい肥薩線へ乗り換えます。
まだ7時前と言うのに人吉行き一両編成の普通列車は
地元の人や鉄ちゃんで半分以上席が埋まっています。
座席に座りホッとしたところでリュックに挟んだ帽子がないことに気が付き
慌てて熊本へ折り返しのため停車中の車両を探すもののありません
諦め列車に戻るとボックス席にはすでに人が座っていて仕方なくベンチシートへ
しかし、これが素敵な出逢いにつながるのですが・・・

6:57予定通り八代駅を出発
球磨川にかかる鉄橋(おれんじ鉄道)

雲一つない空が朝日で薄っすらピンク色

球磨川沿いを走る肥薩線は何度も乗りましたが今朝の冷え込みで霧

前回、乗車した時には荒瀬ダムの撤去作業中でしたが工事完了し
以前の球磨川の流れが戻ったと今朝の新聞で知りましたが
何処にダムがあったかも気が付かないほどでした。
坂本駅を過ぎた頃・・

私が最後尾ドア付近で写真を撮る様子を見ていのか
自転車を持ち込んだ60代ぐらいの男性から声をかけられました。

話をすると私と同じく湯前駅まで輪行だそうで・・・
「まるで火野正平のこころ旅みたいですネ!」と言うと
「僕達は手紙は読みませんけどネ」と笑っていました。

球磨川沿いの桜はちょうど見頃でした

山桜も・・・

山霧によって幻想的な雰囲気

車窓から写真なので上手く撮れませんでしたが実際はもっと美しく
早朝だからこその景色に早起きの甲斐があったというものです。

濃いピンクの桜?



バックの淡いソメイヨシノがいい感じのわき役に・・・

人吉駅のすぐ手前に今日午後のお楽しみ転車台が・・・

2時前にSL人吉の方向転換を見るのも今日の目的のひとつです

8:11 人吉着 

1時間20分ほどの乗車時間も私にとってはあっという間でした(笑)

ここから「くまがわ鉄道」に乗り換え湯前へ向かいます。

人吉駅の周りも桜が満開です。

8:22人吉温泉駅出発
輪行の男性二人も一緒です。

一両編成の車内は地元の人でほぼ満席

球磨川と川辺川の合流する鉄橋でも深い霧


徐々に霧が晴れ、同時に乗客も少しづつ減り・・・
いつの間にかほぼ貸切の車内になりました。

つり革の一つがハートになってるのが解りますか?

あさぎり駅では引退したKUMA1号が展示されていました。


車窓には桜



ビデオ撮影している撮り鉄さんの邪魔にならないよう
気を使いながらも写真を撮りました。
どうやら多良木駅で下車した撮り鉄さんのお目当ては・・・
このブルートレインを使った宿泊施設でしょうか?
昼間は車両内を見学できまます。(私も経験済みです)

輪行の男性に教えると、何度も乗ったことがあるらしく懐かしそう
「眠ってるうちに目的地に着けるのにネ~」と・・・
私も全く同感だと意気投合し寝台特急の話に盛り上がるのでした(笑)

田園風景を眺めながらゆっくり走るくまがわ鉄道の終点
9:08湯前駅到着

誰もいなくなった駅の柱にこんな鐘が・・・
 
以前来た時には気が付かなかったけどなぁ~?
この秋予定日の次男のお嫁ちゃんの安産祈願に鐘を鳴らすと
思った以上に大きな音にビックリするのでした(笑)

ここから市房山登山口行きのバスに乗り換えですが
この寂しい駅で1時間ほど時間をつぶさないといけません。


駅前で自転車の準備をされる二人を見学して・・・
 
ここから市房ダムの桜を眺め市房キャンプ場を目指し
その後はあさぎり町の遠山桜を人吉まで自転車で戻り
夕方の列車で熊本へと帰られるそうです。

「お気をつけて~」と別れを告げて、まだバスの時間まで30分
さて、どうやって時間をつぶしましょうか?

次回へ続く・・・