家に篭ってばかりでは駄目だと考え、昨日は久しぶりに自宅近くの里山の散策に出かけました。
いつものコースで往復5Kmくらいの散策ですが、カメラを2台提げて撮影しながら歩いているので、2時間以上のウオーキングになりました。
2017年には4月〜5月にかけてこの散策コースで、3度ほどオオルリに出会うことができましたが、それ以来姿を見ていません。
季節も同じ頃と言う事ですこし期待しながら歩いてましたが、帰りに家内が雑木林にいる鳥を見つけて教えてくれました。
よく見るときれいなブルーの背中、オオルリです。数年ぶりに幸せの青い鳥に出会うことができた午後でした。
先日から4月15日の湖西(高島市)の里山散策の風景を綴っていますが、今回からはビラデスト今津周辺に咲くホンシャクナゲを紹介します。
酒波の集落から続く林道の途中で、山桜やタムシバの風景を撮影しながら、通い慣れた酒波谷線を上っていきます。
4月6日に続きこの日もほとんど人影はありませんでした。
管理事務所でいつものように一人300円を支払います。先週と同じ女性二人の係員さんで、顔なじみといった感じです。
先週撮影した白花イワウチワの話などが出て、詳しい場所も教えておきました。少ない株数ですのでそっと見守っていきたいものです。
その時、先日からホンシャクナゲが見頃を迎ているので、行ってみませんか?と声を掛けていただきました。
パンフレットの地図に場所を書いていただき、ルートを詳しく教えていただきました。
(現在ビラデスト今津は行政からの休業要請により、4月20日から5月6日(予定)まで臨時休業しています)
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この石楠花は相当な樹齢なんでしょうね。
地を這うように伸びる曲がりくねった幹の様子で、冬の雪の重さに耐えてきたことが分かりますね。
ホンシャクナゲ
近畿の低山帯に多く見られる常緑の低木。花は淡紅色、広い漏斗状で、先は7つに分かれ、雄蕊は14個。
花柄には褐色の軟毛を密生。葉は枝先に車輪状につき、裏面は淡褐色の短い毛で覆われる。
花は平地で4月中旬から下旬頃、山地では4月下旬から5月中旬に見られる。
(ガイドブック「ビラデスト今津 春の自然」より)
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この季節にもビラデスト今津には何度も来ていますが、シャクナゲを撮影したのは今回が初めてです。
冬場に営業されている箱館そば「鴫野」さんで、春にはシャクナゲも咲くので、来ていただいたら場所の案内をしますと聞いてました。
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シャクナゲの群生地は少し奥まった尾根筋にあり、地図で案内してもらわなければ行けなかったと思います。
尾根の片側は深い谷になっていて、注意が必要です。
谷の急斜面には多くのシャクナゲが自生してますが、到底降りていくことは出来ません。
こう言う場所だからこそ、多くのシャクナゲが残ってきたのでしょうね。
比良山系でもシャクナゲが多くみられるようですが、何時間も登山道を歩くことは無理です。
ここは車でのアクセスが良いので、takayanにも楽に行くことができます。
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この石楠花がきれいで何度も撮りました(笑)
よく似た写真になりますが、次回も続けます。
撮影日 2020年4月15日
撮影地 家族旅行村ビラデスト今津 (高島市今津町深清水)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED
AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
32年前に亡くなった父が 自分の一番好きだった山のシャクナゲを 今 見せてくれているような気がしました。 このシャクナゲと 白いドウダンツツジが特に好みで 庭にも植えていました。私が今も野山や野草好きなのは 父からのDNAだと思います。 ヤマノイモ堀りも得意で「山の中の決まった場所がある」と言っていたのを思い出します。
平成7年にオープンしたビラデスト今津、 故郷にありながら 実は 私はまだ訪れたことがないのです(!) オープンしたその年の秋に ビラデスト今津で 第19回全国育樹祭の式典が行われ、当時ご結婚3年めの皇太子ご夫妻 ( 現在の天皇皇后両陛下)がご臨席になったそうで 酒波集落の道をお通りになったそうです。 その年は 計画的に沿道の田んぼに 一面 ソバを植えて お通りになる時に 花が見ごろになるようにしたのだそうですよ。
あのような田舎にご訪問になっていただき 大変光栄なことです。
山中に咲く 優しい色のシャクナゲの後ろに 父の姿を見せていただきました。
ありがとうございました。
酒波の集落からビラデスト今津周辺の里山は、昔とそんなに変わってはいないようですね。
自然豊かな故郷の風景が、今も変わらず残っていることが一番嬉しいことですね。
私がこの里山を訪ねるようになったのは10数年前からです。
ビラデスト今津の少し奥にある、平池の杜若の風景を撮影しに出掛けたのが最初でした。
それ以来何度となくここを訪れていて、今では県内で一番のお気に入りの場所にもなっています。
春から秋にかけて、自然豊かな里山の風景は、何度撮影しても飽きる事はありません。
平成7年には、天皇陛下(当時の皇太子)ご夫妻が、この林道をお通りになられたのですね。
今でも秋には一面に蕎麦の花が咲き、その風景を昨年も撮影にきました。
冬には蕎麦を食べに、毎年箱館蕎麦「鴫野」さんへも通っています。
フォレストリリーさんにとって、この里山の風景は、忘れる事のない故郷の風景であり、お父様との思い出が蘇る場所でもあるのですね。
今回初めて、フォレストリリーさんのお父様がこよなく愛された、この里山に咲くシャクナゲの撮影をさせていただきました。
拙い写真にお父様の姿を重ね合わせて、昔を思い出していただけたなら本当に嬉しい事です。
長い年月を経ても、変わる事のない故郷の風景を、思い出していただける一助になったのなら本当に光栄なことです。
これからもこの里山には、何度となくお邪魔すると思いますが、いつまでもこの自然が守られていく事を願っております。
次回もよく似た写真ですが、シャクナゲを続けて紹介しようと思っています。
また覗いていただければ嬉しいです。
コメントありがとうございます。
ひっそりとした里山の中に、
ひときわ際立って咲く、ホンシャクナゲの色が鮮やかに見えますね。
自然は、どんな時でも、人の目を楽しませ、癒しを与えてくれますね。
それなのに、人は、観光地や自然に対してゴミをそのままにして帰ったり、ひどい仕打ちをしています。
本当に、自然を楽しんでいる人のやることでしょうかね。残念ですよね。
楽しんだ後は、綺麗にして帰る、、、
それが、自然に対してのお礼ですよね。
先日も、ニュースでありましたが、
駐車場を封鎖したら、今度は路駐していました。
こういう事がないように、祈っています。
この連休は、ステイホームの一週間になりそうですが、
ストレスを溜めない程度に
息抜きもしてくださいね。(#^.^#)
何度ともなく通っっているこの里山で、シャクナゲの撮影をしたのは今回が初めてでした。
係りの方に道順を教えていただいたおかげで、見頃のシャクナゲを見ることができました。
ここならコロナの影響もなく自然の中に身を委ねることができて、本当に良いところですが、ここも現在は臨時休業となりました。
でもそうすることが今一番良い対策だと理解をしております。
祝日の今日も最高のお天気となり、自宅近くの里山には多くの方が来ているのでは?と思います。
これからも皆んなが自然を楽しめるように、マナーを守っていただけたらと、いつも通るたびに思っております。
新型コロナの影響でこんな状況ですので、今年だけは我慢をして、自宅で過ごしていただくことが、自分の命を守ることになる事を自覚してステイホームに徹していただければと強く望むところです。
お天気の良い日は、自宅近くの散歩などで気晴らししたいと考えております。
いつもの道端でもまた新しい発見もできるでしょうね。
いつもありがとうございます。