『人口減少社会』

2008年07月08日 | Weblog
  ◎江の島ヨットハーバー:五輪モニュメント(高出清治さん撮影)

 日本の人口推計構造は2005年をピークに人口減少社会に入っています。

 出生数については、第一次ベビーブームといわれる1947~49年の合計特殊出生率は4.32でした。

 人口を維持できる水準は2.07といわれています。

 丙午といわれる年が少なくて1.58。
 第二次ベビーブームと言われた1971年~74年で2.14。

 05年が最低で1.26。06年が少し持ち直して1.32ですが2.07には及びません。

 将来人口推計では、05年の一億2.777万人をピークに人口減少社会に入っています。

 2055年には1年間に生まれる子供が五十万人を下回り、人ロも9000人を下回ると予測されてもいます。

 人口減少社会は、社会保障給付の急速な増大をもたらし、現役世代の過重が心配されています。

 経済に影響を与える労働力など今後の様々な仕組み制度に深刻な投げかけをしているのではないでしょうか。

 こうした未来予測に着実な政策を立案し実行する責任が政治に求められています。