『保育所の認可基準』

2008年07月23日 | Weblog
  ◎認可保育所には、設立にあたり厚労省における面積基準というものが全国一律で設けられています。

  この基準が制定されたのは、1948年で一度も改正される事なく今に至っているそうです。

  2歳未満の子供を対象とする「ほふく室」は一人3.3平方メートル以上、2歳以上を対象とする「遊戯室」は1.98平方メートル以上といった規制があります。

  現在の待機児童数試算は、保育所に入れないために働けない方の人数は入っていないので、潜在的には待機児童数は100万人いると言われています。

  今…60年ぶりに緩和措置の方針が固まりつつあります。

  新基準を設け都道府県の判断に委ねられる方向です。
  認可保育所は現在の面積でも受け入れ数を増やせますし、無認可保育所は認可を得て補助金を得やすくなります。

  公明党は『待機児童ゼロ作戦』を推奨しています。

  これにより具体的に、今後10年間で保育サービスを受ける子供数を100万人増やす事を目標としてもいます。

  まさに…少子高齢社会の中で、スピードある現場感覚の改善が一番大事な時代になりました。