視察 “横浜市立みなと赤十字病院” アレルギーセンター

　　　　　　　　　　◎横浜市立みなと赤十字病院のアレルギーセンターへ会派視察に行ってまいりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　横浜市立みなと赤十字病院では、政策的医療として、救急医療、免疫・アレルギー疾患、緩和ケア医療

　　　　　　　　　　等に取り組んでいます。
　　　　
　　　　　　　　　　政策的医療とは、国民の健康を守るため、国をあげて取り組まねばならない疾病を対象とする医療です。

　　　　　　　　　　その一つとして、アレルギーセンターが設置されています。免疫、アレルギー疾患は、国民の３０％以上が

　　　　　　　　　　罹患し、さらに年々増加している傾向が指摘されています。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　免疫・アレルギー疾患に対して、根拠を欠く医療情報や治療法が横行し、不安と混乱を引き起こしている
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　現状もあり、その現状改善の目的でアレルギーセンターが開設されました。


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　アレルギーセンターの活動は、診療部門・教育啓発部門・研究部門の３部門にわたります。

　　　　　　　　　　気管支喘息や花粉症に代表される免疫・アレルギー疾患の症状は黄砂や花粉、気温や気圧などの気象条件に

　　　　　　　　　　左右されることから、屋上には観測装置も設置がされ情報提供がされています。
　　
　　　　　　　　　　これにより、外出のタイミング、マスクの着用、喘息発作予防薬の使用など自己管理のサポートにつながります。

　　　　　　　　　　また、先進的な携帯電話を用いた喘息の遠隔医療についても約80名の患者さんに対応中です。

　　　　　　　　　　免疫・アレルギー疾患の克服に向けた総合的な取組みのみならず、地域がん診療連携拠点や、周産期医療の充実も推進もされ、
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　更なる役割も増していきます。