横浜市の貴重な史跡  幕末 “神奈川台場”跡

2011年09月18日 | Weblog
                  ◎神奈川の台場は、幕府が伊予松山藩に海防砲台の構築を命じ、勝海舟が設計にあたりました。現在のJR貨物・東高島駅の下とされています。
                         
  
                  JR貨物の東高島駅近くの神奈川台場公園と星野町公園は、幕末の神奈川台場とゆかりのある公園です。

                  お台場とは、幕末に江戸幕府が江戸警護のために松山藩に命じ、勝海舟が設計して作られた、海に突き出た砲台です。

                  万延元(1860)年に完成し、記録では、慶応2(1866)年7月、イタリアからの使節団来訪に伴い礼砲15発が

                  相互に発射されたとの事。戦闘目的での砲撃はされたことはなく、もっぱら外交儀礼に伴う礼砲や祝砲のみに用いられ、

                  明治32(1899)年に廃止されました。

                  その後海岸部の埋立ての際に埋め立てられ、さらに関東大震災でも被災し、現在では東高島貨物駅や中央卸売市場などに

                  石積みの一部が残っています。


                         

                  こうした歴史的財産は、積極的に保存し活用するべきだと考えています。

                  様々な調整が必要ともなりますが、一部公園として整備もされていますが、さらに平和のメモリアルパークとして演出する等…

                  横浜の歴史的や文化を体験する等、多くの魅力はまだまだあるように思います。

                  魅力的な資源は、身近なところにも様々にあります。