快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

巨大地震や大津波 その46

2015-05-16 18:38:54 | 地震 津波
 以前から考えていたのですが、このブログのテーマを自然や自然災害に特化しようと思いましたので、関係ない記事は削除しました。
 それと巨大地震や大津波の第一回目の記事に関しては、自然や自然災害と関係ない内容の部分だけ削除しました。
 他は変更、削除をしていません。
 これからも宜しくお願いします。

巨大地震や大津波 その45

2015-05-16 12:28:38 | 地震 津波
 先程のブログ記事で、カズハゴンドウが打ち上げられた件について再度触れましたが、個人的な分析結果を大体まとめるとこう言う事になります。
 鉾田周辺はもともと通常でも磁場の方向や強さが他のエリアとは異なる。
 更にそれに輪をかけて、利根川、那珂川と言う大河川から流れ込む淡水の影響で、海水の電気伝導度分布が急変する事が多い。
 更に寒流と暖流がぶつかり合い、場合によっては低温流が高温流をかなり囲い込む、或はその逆の両者とも発生する事が多い。
 高温流に乗って慣れない鉾田沖に回遊してきたカズハゴンドウは、知らぬうちに低温流にほぼ囲われ、僅かな脱出ルートしかなかなった。
 それで脱出を試みたが、通常と元々磁場方向が異なるエリアだったため、元来たルートも位置もがわからなくなった。
 それには更にこのエリアの磁場は他の海域に比べて変化しやすい、と言う特徴もあったかもしれない。
 そこでバックアップの方位探知として月を見ようとしたが、当日はあいにく月は見えなかった。(このあたりの状況は以前の当ブログ記事をご覧ください)
 動転したカズハゴンドウは、深い海中からの「深層突破」を試みた。
 が、しかしながら深層でも同様にほぼ低温水に囲われていた、或は深層で様子を見ているうちに表層水が低温になってしまい、呼吸する上で限界になり、パニックになった。
 限界まで深層にいてやむなく急浮上した事により、潜水病か或はそれに近い状態となり、肺は真っ白になった。
 現状、解剖や分析の結果を見ていないので断定はできないが、登山の低体温症と同様、脳への酸素供給に支障が出た事による朦朧状態、或は錯乱状態で陸へ突進と言う奇行に走ったか、或は判断力はある程度の水準を維持していたとしても、苦し紛れに浅瀬にとりあえず避難する道を選んだか、と言う所ではないでしょうか。
 尚、イルカは目は良くない、と言う通説が殆どですが、沿岸に住み着いている種類のイルカ、これらは曲芸などによく使われます。
 確かに目が良くないと輪くぐりなどは出来ない、と想定し、ネットで調べた所、これら種類のイルカは、実はある程度視力が良い、と言うデータがありましたので載せておきます。
 引用開始(一部抜粋)
http://www.asahi.com/articles/ASG1G018NG1FPLBJ002.html

イルカ、視覚も使って探知? 視覚能力チンパンジー並み

鍛治信太郎

2014年1月17日21時57分

 イルカは視力が弱く、音波を頼りにエサや障害物を探知しているとされるが、視覚で図形を見分ける能力を実験で調べたところ、チンパンジーと同じぐらいの能力を持つことがわかった。京都大霊長類研究所や名古屋港水族館のグループが英科学誌サイエンティフィック・リポーツで16日発表した。

 京大霊長研の友永雅己准教授らは、視覚能力を調べるためハンドウイルカ3頭を訓練。まず、○や△や×など9種類の図形のうち1個を見せて覚えさせ、次に別の1個と並べて見せる。先に見せたのと同じ図形を鼻でつつけば正解としてえさを与える。チンパンジー7頭にも同様の実験をして結果を比べた。

 正答率は、イルカが1800回で84%、チンパンジーは720回で92%。大きな差はなかった。また、誤答率が高い図形の組み合わせの傾向もよく一致していた。この組み合わせは、人間が見てもよく似ていて紛らわしいと感じやすいものだった。

 友永さんは「水中と陸上というまったく異なる環境に適応してきたにもかかわらず、同じような見え方をしている可能性が強まった。イルカも意外に視覚情報を使っているのではないか」と話している。(鍛治信太郎


引用終了


 曲芸する種類のイルカは、以前の当ブログ記事で想定したように実は結構、目が良いようなのです。
 磁界や超音波や音波だけでなく、沿岸型のは月や陸地(明かりなども含めて)や海底の風景などでも、かなり方向探知や位置の参考確定データとしていると見られます。
 だから座礁は殆どない、仮に湾内に迷い込んでも、シャチなどに追い込まれでもしない限り、浅瀬に来て打ち上げられることは殆どない、と言う過去のデータと一致する、と言う事になります。
 外洋性のカズハゴンドウは、低温水が高温水をあのような短時間でほぼ囲い込み、僅かな逃避ルートしかない、と言う状況は、外洋では殆どないと想定していたのではないか、と言う事と、曲芸イルカなどの沿岸性イルカのように視力が良くないので、あのような悲劇になってしまう事が多いのではないでしょうか。

巨大地震や大津波 その44

2015-05-16 08:05:37 | 地震 津波
 前々回の記事で、台風や低気圧の通過後に地震が起きやすい事の要因について、当ブログなりのロジックをご紹介しましたが、要因となるものは更にまだ有ると考えていますので、ここで展開したいと思います。
 このようなロジックのまとまりで地震のトリガーとなる要因を体系化するのは、このブログが最初なのかは、今後の調べてみようかとも思います。
 現状、私の簡易な検索ではググれてないです。

 それでは順に述べていきます。
 1.雨が多く降った場合は、ネパールの大地震同様、地下水の量や温度が大きく変化し、地殻の温度勾配が変化するから、と言う点。
 これはかなりの雨量である事、或は、低気圧程度では地殻の浅い部分しかそう言う温度変化の影響を受けない、と言う事が殆どのため、地震誘発のトリガーへの寄与度は小さいケースが多いのではないか? とは思える。
 しかしネパールの大地震についてのこのブログ記事でご紹介したように、雪融け水と言う低温のものが、多量に短時間で地中に浸み込んだ場合は、やはり地震誘発の寄与度は相対的には大きくなると思われる。
 更に大きな河川、宮城沿岸で言えば北上川、阿武隈川、名取川などがあり、そうした所で陸地で集められた大量のほぼ淡水が短期間に海に流れ込む。
 また浅い地盤での歪の増大状況がある場合などは、地表近くのこうした変化も影響する寄与度は大きくなって来るはず。
 銚子沖で地震が頻発するケースが多いのはこれもあるのではないか。
2.雨水(雪も)は淡水なので、比重が軽い。
 その為、他の海域や海中より比重が小さい水と、大きい水の分布がそれまで異なって来るため、バランスを通常に戻そうとして水の移動が起きる。
 それは水平方向で有る場合、垂直方向である場合、それらの合成の斜めでる場合など、とにかく通常とは異なる。
 海底地盤はその影響を受ける。
3.雨や雪がは海水と温度が異なる。
 これも比重が海水と異なる要因になる。
 それ以降は上記に同じ。
4.地表にしても、海水にしても、淡水がそれまでとは異なる量になり、電気伝導度が変化する。
 それまで通常に流れていた地殻の微弱電流の大きさ、方向、分布がが変化し、それにより磁場も変化し、そしてそれまでにない力(量、方向、分布)が働く(フレミングの左手の法則)ので、それまで歪を溜め増し続けていた地殻が、強度限界に達する、所謂「地震のトリガー」に寄与する量は増える。
 鉾田でのカズハゴンドウの大量座礁も、利根川の流込み変化による磁場が変化しやすかった場所柄もあったかもしれない。
5.これは以前にも多少触れましたが、雨水が地層に沿って浸み込んで行き、地殻のまとまりの境界、地層の境界で「滑りやすくなる」。
 ただこれは地下深くまで行くには相当に時間がかかるかも知れないのが、地下水脈が独特なものであったりした場合は、結構な影響度があったりする。
 長期にわたる降雨だと当然に影響度、寄与度は大きくなる。
 他の要因で地殻の温度勾配バランスが従来と異なって来ていると、水が浸み込みやすくなる場所が、やはり従来とは異なるものになり、そこがまた「滑りやすさ」を従来とは異なるものにする。

 以上。
 「です・ます」調と「だ・である」調の混在文章でしたが、なるべく短文にしたかったので悪しからず。