前々回の記事、「巨大地震や大津波 その48」で箱根山の火山性活移動について触れましたが、今日も活動は静穏期のようです。
記事で新島、神津島の地震が急に減った件ですが、今日、ここで地震がありました。
2015年5月19日 15時13分ごろ 新島・神津島近海 M3.9 最大震度3
は久々です。
これでプレートの動きは数年前に戻ったのか?だから今朝から箱根山の火山性地震が少ないのか? とは考えたい所ですが、それはわかりません。
「急に傾向が変わる」、と言う事は、「また急に傾向が戻る」と言う事だからです。
ところで箱根山の火山性地震のデータですが、多くの方は下記を参考にしていると思います。
引用開始(一部抜粋)
http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/modules/mysection1/item.php?itemid=44
トピックス > 箱根火山の活動 > 【NEW !!】箱根のやや活発な地震活動(4月26日~)【震源分布図は自動更新中】
図1:震源分布図(10分ごとに自動更新中)
最近3日間の震源分布図と地震数の時間変化、および、2015年4月1日からの地震数と深さの時間変化(震源決定したもののみ)。震源分布図(最上段)の赤い丸は最近3日間の震源を、それ以外の薄ピンク色の丸は4月1日から3日前までの震源を示す。マグニチュードは当所による暫定値。
引用終了
これなのですが、分析する時に注意が必要だと個人的には考えます。
それはマグニチュード1の→2→3と言うように、各数値で目盛りが等間隔になっているからです。
マグニチュードは、1 違うとそのエネルギーは約32倍違います。
だから、エネルギーをベースに等間隔で目盛りを打った図でも表現する必要がある、と思います。
そうでないと、本当の火山活動の活発化がエネルギー面で見られないかも知れないからです。
ただ、火山性地震のエネルギーが必ずしも火山活動の活発化と相関関係にある、とは限らない事もあるため、このサイトの図を否定するわけでは有りません。
熱で地下水が蒸発してなくなり、より高温になれば、火山活動は地震以外で活発でも火山性地震のエネルギーは減少する事も十分にあるからです。
この点を十分考えて、両者の面から把握できるようにデータがあると助かります。
それが提供されてないうちは、閲覧者が自分なりにデータを再演算、編集する必要があります。
実際に火山性地震のエネルギーは減っているのか、増えているのか?
画像から概算できる噴出する蒸気の総量の推定値は?
周辺の地殻の温度はどうなのか?
芦ノ湖の水温、特に湖底付近の温度はどうか?
月齢と火山性地震のエネルギーの相関はどうか?
その他、諸々。
このあたりを集計したデータがあれば、また別の側面もわかるかも知れません。
記事で新島、神津島の地震が急に減った件ですが、今日、ここで地震がありました。
2015年5月19日 15時13分ごろ 新島・神津島近海 M3.9 最大震度3
は久々です。
これでプレートの動きは数年前に戻ったのか?だから今朝から箱根山の火山性地震が少ないのか? とは考えたい所ですが、それはわかりません。
「急に傾向が変わる」、と言う事は、「また急に傾向が戻る」と言う事だからです。
ところで箱根山の火山性地震のデータですが、多くの方は下記を参考にしていると思います。
引用開始(一部抜粋)
http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/modules/mysection1/item.php?itemid=44
トピックス > 箱根火山の活動 > 【NEW !!】箱根のやや活発な地震活動(4月26日~)【震源分布図は自動更新中】
図1:震源分布図(10分ごとに自動更新中)
最近3日間の震源分布図と地震数の時間変化、および、2015年4月1日からの地震数と深さの時間変化(震源決定したもののみ)。震源分布図(最上段)の赤い丸は最近3日間の震源を、それ以外の薄ピンク色の丸は4月1日から3日前までの震源を示す。マグニチュードは当所による暫定値。
引用終了
これなのですが、分析する時に注意が必要だと個人的には考えます。
それはマグニチュード1の→2→3と言うように、各数値で目盛りが等間隔になっているからです。
マグニチュードは、1 違うとそのエネルギーは約32倍違います。
だから、エネルギーをベースに等間隔で目盛りを打った図でも表現する必要がある、と思います。
そうでないと、本当の火山活動の活発化がエネルギー面で見られないかも知れないからです。
ただ、火山性地震のエネルギーが必ずしも火山活動の活発化と相関関係にある、とは限らない事もあるため、このサイトの図を否定するわけでは有りません。
熱で地下水が蒸発してなくなり、より高温になれば、火山活動は地震以外で活発でも火山性地震のエネルギーは減少する事も十分にあるからです。
この点を十分考えて、両者の面から把握できるようにデータがあると助かります。
それが提供されてないうちは、閲覧者が自分なりにデータを再演算、編集する必要があります。
実際に火山性地震のエネルギーは減っているのか、増えているのか?
画像から概算できる噴出する蒸気の総量の推定値は?
周辺の地殻の温度はどうなのか?
芦ノ湖の水温、特に湖底付近の温度はどうか?
月齢と火山性地震のエネルギーの相関はどうか?
その他、諸々。
このあたりを集計したデータがあれば、また別の側面もわかるかも知れません。