快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

巨大地震や大津波 その50

2015-05-19 17:35:17 | 地震 津波
 前々回の記事、「巨大地震や大津波 その48」で箱根山の火山性活移動について触れましたが、今日も活動は静穏期のようです。
 記事で新島、神津島の地震が急に減った件ですが、今日、ここで地震がありました。
 2015年5月19日 15時13分ごろ 新島・神津島近海 M3.9 最大震度3
 
は久々です。
 これでプレートの動きは数年前に戻ったのか?だから今朝から箱根山の火山性地震が少ないのか? とは考えたい所ですが、それはわかりません。
 「急に傾向が変わる」、と言う事は、「また急に傾向が戻る」と言う事だからです。
 ところで箱根山の火山性地震のデータですが、多くの方は下記を参考にしていると思います。

引用開始(一部抜粋)
http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/modules/mysection1/item.php?itemid=44
トピックス > 箱根火山の活動 > 【NEW !!】箱根のやや活発な地震活動(4月26日~)【震源分布図は自動更新中】

図1:震源分布図(10分ごとに自動更新中)
最近3日間の震源分布図と地震数の時間変化、および、2015年4月1日からの地震数と深さの時間変化(震源決定したもののみ)。震源分布図(最上段)の赤い丸は最近3日間の震源を、それ以外の薄ピンク色の丸は4月1日から3日前までの震源を示す。マグニチュードは当所による暫定値。

引用終了

 これなのですが、分析する時に注意が必要だと個人的には考えます。
 それはマグニチュード1の→2→3と言うように、各数値で目盛りが等間隔になっているからです。
 マグニチュードは、1 違うとそのエネルギーは約32倍違います。
 だから、エネルギーをベースに等間隔で目盛りを打った図でも表現する必要がある、と思います。
 そうでないと、本当の火山活動の活発化がエネルギー面で見られないかも知れないからです。
 ただ、火山性地震のエネルギーが必ずしも火山活動の活発化と相関関係にある、とは限らない事もあるため、このサイトの図を否定するわけでは有りません。
 熱で地下水が蒸発してなくなり、より高温になれば、火山活動は地震以外で活発でも火山性地震のエネルギーは減少する事も十分にあるからです。
 この点を十分考えて、両者の面から把握できるようにデータがあると助かります。
 それが提供されてないうちは、閲覧者が自分なりにデータを再演算、編集する必要があります。
 実際に火山性地震のエネルギーは減っているのか、増えているのか?
 画像から概算できる噴出する蒸気の総量の推定値は?
 周辺の地殻の温度はどうなのか?
 芦ノ湖の水温、特に湖底付近の温度はどうか?
 月齢と火山性地震のエネルギーの相関はどうか?
 その他、諸々。

 このあたりを集計したデータがあれば、また別の側面もわかるかも知れません。

巨大地震や大津波 その49

2015-05-19 06:37:25 | 地震 津波
 先日から雨天の地域が多く、この月齢としてはやや地震は少なめ、と言ったところでしょうか。
 以前の当ブログ記事で、低気圧や台風の通過後に比較的地震が多い、と言う事の裏付けをかなり体系化しましたが、 先日からの雨天、曇天が過ぎて、晴れになった時が、どちからと言うと地震は起きやすい、と言う事にもなるかも知れません。
 ただこれは「相対的にそれ以外の条件の時よりは地震発生確率が大きい」と言うだけです。
 ただ今回は太陽のCMEが特に多いわけではないようです。
 ところで宇宙から飛んでくるものには、太陽風の他には宇宙線もある、との事です。
 それが地球、および地球の地下内部にどれだけ届き、どれだけ影響があるのか?と言うのは、諸説あり、私も調べてますがまだ実際の影響度はわかりません。
 そもそも宇宙線の測定はデータはあるのでしょうか?
 また宇宙線を遮るものは例えばオゾンとか言う説があるようですが、他にどのようなものがあるのかも確認できていません。
 ただ太陽風や宇宙線の影響が大きくなっているのなら、地球全体に地震が増えるはずなのですが、このところどうもアジアやオセアニアの特に太平洋岸やその比較的近く、それと中南米の太平洋岸に極端に集中しているようように思えます。
 一方、北米西岸の地震が、上記エリアに比べてかなり極端に少ない、と言う現象は何なのでしょうか。
 これは地球規模でプレートの動きが変わって来ているのか? と言う推定に結び付けられるかどうかは今後の動向次第でしょう。