快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 貞観地震と十和田湖噴火

2016-01-11 20:08:50 | 地震 津波
 先ほど15時26分ごろ 青森県三八上北地方 M4.5 最大震度5弱 から始まった、何度か発生している三八上北地方の地震ですが、十和田湖が近いので気になって調べました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sendai/volcanosn.html
十和田    西暦915年
鳴子     西暦837年

引用終了

 東北地方でわかっている火山のうち、西暦869年の貞観地震前後100年で噴火したのはこの二つだけのようです。
 よく富士山を貞観地震と関連させている見方がありますが、富士山は貞観地震前にも噴火、後も何度も噴火してます。
 
引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1
 延暦19年 - 21年(800年 - 802年)に延暦噴火、貞観6年(864年)に青木が原溶岩を噴出した貞観大噴火。最後に富士山が噴火したのは宝永4年(1707年)の宝永大噴火

1331年の元弘地震 に伴い発生[17]。
1891年濃尾地震 に伴い発生[18]。

引用終了

 「貞観地震だけとコラボ」が疑われるのは、(無論、火山噴火も多くの要因の合算なのでこの関連性と関係しない場合もありますが) 相対的には富士山より十和田と見られます。
 前回の例と仮に同じならばの話ですが、まだ数十年はあるので体制を敷く時間は十分にあるかと思われます。
 富士山や雲仙岳、その他と同レベルの観測網が望まるようになるのでしょうか。
 今後の状況次第かも知れません。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 雲仙岳 地震計の振幅計測値と動向 その3

2016-01-11 12:01:18 | 地震 津波
 現在、雲仙岳における地震計の振幅計測値は上昇中ですが、レベル自体は中くらいよりやや上、と言う所です。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html

引用終了

 傾向から見て、福岡北西方沖地震だけでなく、薩摩半島~雲仙岳~福岡県~中国地方を結ぶ地震多発帯より内帯側で地震が少ない時には、横ずれ断層型地震を起こす歪みが貯まっている時に、雲仙岳で地震計の振幅計測値が上昇中する傾向があると考えてます。
 範囲はどこまでかはまだはっきりとは分かりません。
 距離が遠くても、大き目の地震や多発する地震で発散されたストレスが大きければストレスは減るから雲仙岳で地震計の振幅計測値は減少する事もあると見てます。

 ここ24期間は上記エリアでの地震は少ないようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

引用終了

 前回のみ霧島山でもタイムラグを伴ってやや連動している事がありましたが、今回はそのような傾向はありません。
 おそらく他の要素による発生で偶然だったのかも知れません。
 そもそも霧島山は外帯、雲仙岳は内帯とする見方が一般ですから、地殻のグループが違いうと思われます。