栃木県那須町のスキー場で高校生ら8人が死亡した雪崩事故に関して、次のようなニュースが有りました。
引用開始 2件 (一部抜粋)
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-170401X191.html
雪山登山、中止相次ぐ=独自の安全基準検討も―栃木雪崩事故受け
04:42時事通信
栃木県那須町で8人が死亡した雪崩事故を受け、高校生による雪山登山の中止が1日までに各地で相次いでいる。スポーツ庁は冬山登山を原則行わないよう求める緊急通知を出したが、噴火災害などを含めた県独自の安全管理基準の策定に向け、検討を始めたところもある。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1704010006.html
【栃木スキー場雪崩】雪崩発生は予見できたか 残る3つの謎…県教委も検証作業へ
産経新聞
栃木県那須町のスキー場で高校生ら8人が死亡した雪崩事故は、県警の捜査が本格化した。業務上過失致死容疑での立件に向け、今後の捜査でポイントとなるのは、講習会の責任者らが雪崩をどの程度予期できたかという「予見可能性」だ。その解明に向けては、いくつかの謎が残されている。県教委も第三者による検証委員会を設置、4月上旬にも検証作業を開始する。
引用終了
当ブログの1/26、1/27の記事ではイタリアの雪崩に関連して書きましたが、今回の那須での雪崩事故に関しては特に地震がトリガーとなったと言う話は聞きませんが、微小振動や歩行時の振動、風などがどれだけ影響したかは今となってはわかりません。
一般論ですが、「無感地震程度の地震や、場合によっては音響などであっても無いよりは有る方が雪崩は起きやすい」、そして「有感地震であれば尚更に雪崩は起きやすい」、「震度が大きい方が震度が小さいよりは雪崩は起きやすい、がそれは地震波の方向や波形にもよる」。
そして「積雪の状況がその時点でどの程度雪崩になる直前の状況なのかはわからない」。
更に「無感地震は当然、有感地震でも震度3前後程度などでも日本のどこでいつ発生するかなど当然わからない」。
「雪崩は有る程度の地形ならばどこでいつ発生するかはわからない。有る程度の地形かどうか、その線引きは現状では困難」。
積雪シーズン以外では落石も似た面が有ります。
ただ殆どのあらゆる物事に多少共リスクが存在するものであり、100%の安全を言ったら殆ど何も出来なくなってしまう事が多いのですが、あまりにもリスク無視の場合はやはり問題になるかどうか、と言うところでしょうか。
その境界は果たしてどこなのか? そしてリスク状況をどの程度まで本人や保護者に告知するのか? と言う点も含めて今後の推移を見守ると言った所かも知れません。
ところで雪崩発生は地震発生と似た面が有るように筆者には思えます。
それは「最後の僅かな一押しで大規模な破壊が発生する一歩手前なのかどうか」と言う点です。
引用開始 2件 (一部抜粋)
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-170401X191.html
雪山登山、中止相次ぐ=独自の安全基準検討も―栃木雪崩事故受け
04:42時事通信
栃木県那須町で8人が死亡した雪崩事故を受け、高校生による雪山登山の中止が1日までに各地で相次いでいる。スポーツ庁は冬山登山を原則行わないよう求める緊急通知を出したが、噴火災害などを含めた県独自の安全管理基準の策定に向け、検討を始めたところもある。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1704010006.html
【栃木スキー場雪崩】雪崩発生は予見できたか 残る3つの謎…県教委も検証作業へ
産経新聞
栃木県那須町のスキー場で高校生ら8人が死亡した雪崩事故は、県警の捜査が本格化した。業務上過失致死容疑での立件に向け、今後の捜査でポイントとなるのは、講習会の責任者らが雪崩をどの程度予期できたかという「予見可能性」だ。その解明に向けては、いくつかの謎が残されている。県教委も第三者による検証委員会を設置、4月上旬にも検証作業を開始する。
引用終了
当ブログの1/26、1/27の記事ではイタリアの雪崩に関連して書きましたが、今回の那須での雪崩事故に関しては特に地震がトリガーとなったと言う話は聞きませんが、微小振動や歩行時の振動、風などがどれだけ影響したかは今となってはわかりません。
一般論ですが、「無感地震程度の地震や、場合によっては音響などであっても無いよりは有る方が雪崩は起きやすい」、そして「有感地震であれば尚更に雪崩は起きやすい」、「震度が大きい方が震度が小さいよりは雪崩は起きやすい、がそれは地震波の方向や波形にもよる」。
そして「積雪の状況がその時点でどの程度雪崩になる直前の状況なのかはわからない」。
更に「無感地震は当然、有感地震でも震度3前後程度などでも日本のどこでいつ発生するかなど当然わからない」。
「雪崩は有る程度の地形ならばどこでいつ発生するかはわからない。有る程度の地形かどうか、その線引きは現状では困難」。
積雪シーズン以外では落石も似た面が有ります。
ただ殆どのあらゆる物事に多少共リスクが存在するものであり、100%の安全を言ったら殆ど何も出来なくなってしまう事が多いのですが、あまりにもリスク無視の場合はやはり問題になるかどうか、と言うところでしょうか。
その境界は果たしてどこなのか? そしてリスク状況をどの程度まで本人や保護者に告知するのか? と言う点も含めて今後の推移を見守ると言った所かも知れません。
ところで雪崩発生は地震発生と似た面が有るように筆者には思えます。
それは「最後の僅かな一押しで大規模な破壊が発生する一歩手前なのかどうか」と言う点です。